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ダバオのサラ市長「コロナ感染を抑えた地域にジョリビーのチキン1万食配布」!


ミンダナオ島のダバオで市長を務めるドゥテルテ大統領の娘、サラ・ドゥテルテ氏。
 
ダバオ市もルソン島やセブと同様に新型コロナウイルス感染防止策でロックダウンを行ってきましたが、4月26日から移動・外出制限を緩和すると発表しています。
 
公共交通機関が再開し、労働者も会社へ出勤できるようになる予定です。
 
 
そんな中、サラ市長はとてもユニークな提案も行なっています。
 
それは、「新型コロナウイルス感染を抑えた地域にはジョリビーのチキンジョイ1万食&ソフトドリンク1万本をプレゼントする」というもの。
 
 

■サラ・ドゥテルテってどんな人?

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏は、ドゥテルテ大統領とともに大変人気のある政治家の1人です。
 
政治家になる前は弁護士でした。
 
男性顔負けの強気な性格でダバオ市を統制し、父親譲りの強い正義感を持っていることでも知られています。
 
2011年には地裁職員を殴った事件もあり、日本のメディアではしばしば「じゃじゃ馬娘」と表現されていることも。
 
支持者も多く、もしかしたら2022年に次期大統領にもなるかも・・?とも言われており、存在感は抜群です。
 
 
■サラ市長の新型コロナウイルス対策
サラ市長は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策でも積極的に動いています。
 
ルソン島と同様にロックダウンを行ってきたほか、最近は、市内のすべてのお祭りを延期することに同意しています。
 
2021年の1月までダバオ市のイベントは行われません。
 
あらゆるお祝いごと、パーティ、記念日、お祭りはキャンセルされ、重要な祝典などに関しても短く済ませることになっています。
 
 

■みんな大好きなジョリビーのチキンを配布する!

そんなサラ市長が打ち出したアイディアが、ダバオ市内を6つのエリアに分け、5月31日までに新型コロナウイルス感染が最も少なかったエリアに、ジョリビーのチキンジョイ1万食と、ソフトドリンク1万本を配布するというもの。
 
ジョリビーといえば、フィリピンの国民食としても知られるファストフード。
 
かわいい(?)ハチのキャラクターが印象的で、フィリピンでは圧倒的な店舗数を誇ります。
 
世界を制するマクドナルドですら、フィリピンではジョリビーに勝てないくらいで、チキンジョイは特に人気のメニューの1つ。
 
フライドチキンと一緒に白いご飯を食べるのがフィリピンスタイルで、彼らの主食でもあります。
 
現在はロックダウンのため店内では食べられませんが、デリバリーサービスは行っています。
 
 

■「市民にとってもエンタメになるはず」

サラ市長はこのアイディアに関して、「地域同士が感染を防ぐために競うのは何も悪いことではない。むしろ市民はウイルスのパンデミックのことを一旦忘れ、エンタメとして楽しむことも出来るはず。」とコメントしています。
 
また、現在も新たに新型コロナウイルス感染は確認されているため、街中を不用意に歩き回るのはやめるよう呼びかけました。
 
さて、この取り組みはどんな結果をもたらすのでしょうか?
 
元が明るく楽しいことが大好きなフィリピン人なので、チキンジョイのために自主隔離を頑張るかもしれませんね。