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ダバオ市が4月26日から移動・外出制限を緩和


フィリピンの地元メディア「ラップラー」によれば、ミンダナオ島のダバオ市では、4月26日からロックダウンによる外出禁止令を緩和することを発表したそうです。
 
現在は「強化されたコミュニティ隔離措置(Enhanced Community Quarantine)」が実施されていますが、26日以降は「修正されたコミュニティ隔離措置(Modified Community Quarantine)」になるとしています。
 
「ECQ」から「MCQ」になるのですね。
 
 

■全てが元通りになるわけではない

ダバオの市長を務めるドゥテルテ大統領の娘、サラ・ドゥテルテ氏によれば、彼女はずっと疫学の専門家と市内の状況について話し合ってきており、その結果、規制を緩めても良いのではないかという結論に至ったそうです。
 
ただし、市民に対しては「すべてが元通りになるわけではない」と注意喚起しています。
 
 

■「修正されたコミュニティ隔離措置(MCQ)」の概要

ジープニーやバスなど公共交通機関は動くようになるそうですが、数は限られるとのこと。
 
また、労働者の出勤も許可されるそうですが、ロックダウン時と同様に、ソーシャル・ディスタンシング(社交距離)を確保するために人数は限定することとしています。
 
さらに、必要不可欠ではない労働に関しても許可するとしていますが、これに関しても出勤人数は必要最低限とし、営業時間の短縮も継続するようにと呼びかけています。
 
「修正されたコミュニティ隔離措置」ではありますが、厳しいガイドラインを適用する方針です。
 
その他、MCQの期間も、宗教的なイベントや会議など、大人数での集会は禁止されます。
 
まとめると、以下のような規制となります。
 
■公共交通機関は本数を減らして運行
■労働者は出勤OKだが、人数制限と時間短縮は継続すること
■宗教的なイベントなど、大人数での集会は依然として禁止
■飛行機や船による旅行は禁止
■外出時、マスクの着用はこれまで通り義務付けられる
■食料や薬など、生活必需品を買う時以外は外出禁止
■近所にしか出かけてはいけない
■買い出しへ行く際は、これまで通り「Quarantine Pass(外出許可証)」を
携行する
 
規制緩和するといっても、これを見る限りかなり限定的ですね。
 
ただ、スーパーや薬局など必要最低限のサービスでなくとも労働者が出勤できるようになること、そして公共交通機関が再開することが大きな違いとなりそうです。
 
 

■ダバオ市の感染者は99人

ダバオ市における新型コロナウイルスの感染者は99人、死者は16人となっていますが、48人が回復しています。
 
まだ感染が完全になくなったわけではありませんが、マニラ首都圏やセブと比べればかなり低い数字です。
 
なお、フィリピン国内全体の感染者数は4月27日時点で7,777人、死者は511人、回復者932人となっています。
 
 

■2つ目の検査施設も準備中

サラ市長によれば、ダバオ市では現在メトロパシフィック・レッド・ダバオ・ドクターズ・ホスピタルに、新型コロナウイルスの2つ目の検査施設を作っているところだそう。
 
今ミンダナオ島にある検査施設はサウザン・フィリピン・メディカルセンター1つだけなので、もう1つ増える形になります。
 
マニラ首都圏を含むルソン島では依然として深刻な状態が続いていますが、このように少しずつでも状況が改善されてきているのは非常に良いニュースですね。