新型コロナでフィリピンの水道水も入手困難?
フィリピンでは水道水は飲めないため、多くの家庭でろ過水を大きなボトルで購入しています。
なくなれば業者を呼んで空のボトルを回収してもらい、新しいろ過水を補充してもらう仕組みです。
しかし、新型コロナウイルス対策でロックダウン(都市封鎖)が始まってからは、飲料水も入手困難になってきているようです。
水事態がなくなっているのではなく、公共交通機関がストップし運搬するためのジプニーやトライシクルが走っていないため、家庭に届けられないのです。
また、ウォーターステーションに勤務するスタッフも数が減らされており、配達する人員がいないと言います。
フィリピンのウォーターステーションはいくつも存在しているため、どこかしらの販売店から買うことは出来るようですが、営業しているところを探すだけでも大変です。
お金がなく業者を呼ぶための電話もかけられないため、水道水を煮沸して飲んでいる貧困家庭もあるようです。
食料品は今のところ問題なく手に入るフィリピンですが、飲み水が買えなくなるというのは恐ろしいですね・・。
こればかりは、なくなる前にある程度備蓄しておきたいところです。