来年も明るい見通しのフィリピン経済成長率
順調に経済が成長しているフィリピン。
IMF(国際通貨基金)が11月18日に発表したデータによれば、来年のフィリピンの経済成長率の見通しは6.3%とのこと。
10月には6.2%としていましたが、上方修正されました。
ちなみに今年の見通しは5.7%。
また、7月〜9月の成長率は前期5.5%だったのに対し6.2%に伸びています。
来年はまた飛躍的な経済発展が望めるようです。
加えて、インフレ率は今年の予想が1.6%、来年3.0%となっており、前回の予想から低下しています。
先月中国の景気が減速しているという発表もありましたが、フィリピン経済への打撃はないと予想されています。
さらに、1月〜9月の投資も前年同期比の2倍に増えて7,647億ペソ(約1兆6,000億円)となっており、特に海外からの投資が2,339億ペソと7.14倍に増加しました。
国別の内訳では、シンガポール1,700億ペソ、韓国341億ペソ、オランダ92億ペソ、タイ86億ペソ、日本60億ペソ、アメリカ24億ペソとなっています。
全体として好調な景気となっており、ますますフィリピンへの投資に注目が集まりそうです。