フィリピンのカジノ産業収益が過去最高を達成
年々飛躍的な伸びを見せているフィリピンのカジノ産業。
ゲーミング規制当局PAGCORの発表によれば、2019年7〜9月のカジノからの粗収益は553.4億ペソ(約1,178億円)となり、過去最高を記録したとのことです。
昨年の同時期からは20.8%伸びているほか、今年の第2四半期からは5.8%プラスとなりました。
今回の収益の大半は、
■ソレア・リゾート&カジノ
■オカダ・マニラ
■シティ・オブ・ドリームズ・マニラ
■リゾート・ワールド・マニラ
といった大型カジノリゾートからのものだということです。
フィリピンのゲーミング市場からの収益は421.9億ペソに上り、23.5%増加しています。
また、クラークのカジノ産業も成長しており、前年比55.8%増、前四半期比51.3%、収益33.1億ペソという数字を叩き出しています。
民間所有の公認カジノは、特にVIP収益が大幅に伸びており、124.3億ペソと50.4%の増加を記録しました。
そして、カジノで使われているゲーム機の収益も同様に21.2%増加して、142.8億ペソに達しました。
PAGCORによれば、現在全国に合計2,378台のテーブル、21,173台のスロットマシンがあるということです。
フィリピンにおけるカジノ産業は、純粋に国の収益となっているだけでなく、雇用創出も促進されるなど、さまざまな面でフィリピン経済を支えています。
今後もフィリピンが発展するにあたって、なくてはならないものとなるでしょう。