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フィリピンでMILFが和平合意のもと武装解除へ


50年近くに渡り、フィリピンではミンダナオ島を中心に、政府とイスラム系住民の戦いが繰り広げられてきました。

去年はマラウィ市でテロ組織と政府軍の紛争があり、多数の犠牲者が出たことは記憶に新しいと思います。

 

そんな中、反政府武装勢力の中でも最大と言われている「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」が武装解除することになり、その式典が7日ミンダナオ島で行われました。

MILFは2014年に包括和平に合意しており、2018年にはそれに基づく自治政府の樹立も法律で認められました。

現在はその設立を進めているところです。

 

■武器を捨てる兵士たち

MILFの兵士たち4万人は、政府との包括和平合意に基づいて、2022年までに武器をすべて手放し、兵士を引退します。

今回の式典には1,000人以上の兵士が参加し、1,000丁以上の銃火器が提出されました。

中には10代のうちから武器を手にしてきたと語る元兵士もおり、和平に向けてそれらを手放せたことを喜んでいます。

ドゥテルテ大統領も、「豊かな市民生活が送れるよう政府が支援する」と呼びかけました。

 

■7,000もの武器が回収へ

MILF全体では7,000ほどの武器を所持しているそうで、3回に分けて全てを解除させる予定です。

スケジュールとしては、2020年4月までに12,000人、同じく2020年中に14,000人、そして2022年5月までにさらに14,000人が武器を捨て、解除を完了します。

 

■日本も関わっている

MILFとフィリピン政府の和平合意については、実は日本もJICA(国際協力機構)を通じて農業技術を教えるなど、深く関わってきました。

また、今回の式典でも、フィリピン警察・軍とMILFの合同治安部隊に駐屯地宿舎10棟、車両25台、バイク40台を提供すると発表しています。

 

■市民生活に武器はいらない

MILFの新しい自治政府で指揮をとる予定となっているムラド議長は、今回の武装解除について、「兵士が市民に戻る最初の一歩」だとコメントし、和平合意をさらに前進させる姿勢を示しました。

また、大統領顧問のガルベス氏も「新たな生活に武器は不要だと元兵士に実感してほしい」と語りました。

フィリピン政府も、退役した元兵士たちに100万ペソ(約205万円)かけて就業支援などを行い、水や食料の供給にも協力する予定です。

 

■平和な世界へ向けての第一歩

イスラム武装勢力には数多くの団体が存在しており、フィリピン政府とフィリピンのムスリムが完全に和解したわけではなく、今後も特にミンダナオ島では警戒が必要な状況は続くと見られます。

しかし、今回の和平合意はフィリピンのみならず近隣諸国や世界にとっても大きな一歩であったと言えるでしょう。

1日でも早くフィリピンから紛争がなくなり、平和で安心して暮らせる国になると良いですね。


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