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ドゥマゲテは隠れた穴場の観光・留学スポット!


フィリピンのポピュラーな留学先といえばまずセブを思い浮かべると思いますが、ここ数年で地方都市の人気も高まってきています。

「ドゥマゲテ」もその1つ。

フィリピンについてあまり知らない方は聞いたこともない地名かもしれませんが、実は語学学校もあり、観光名所もたくさん存在する穴場なんです。

今回は、ドゥマゲテの魅力についてお伝えしたいと思います!

 

■ドゥマゲテってどんなとこ?

ドゥマゲテは、フィリピン中部のビサヤ地方に属すネグロス・オリエンタル州の州都で、市内にシリマン大学、フォンデーション大学、セントポール大学、ノース大学など数々の大きな大学があるのが特徴です。

特にシリマン大学はフィリピンでは珍しいプロテスタント系の学校で、アメリカ式教育でアジア最古の大学でもあります。

とにかく学校が多いことでフィリピン屈指の学園都市とも言われており、エネルギー満ち溢れる優秀な若者がたくさん住んでいる街です。

プライベートスクールもたくさんあるので、欧米式の教育を取り入れたい親たちにも人気。

街のサイズは小さくコンパクトで、マニラやセブほど娯楽があるわけではありませんが、街の雰囲気はのんびりとしていて、ヨーロッパからの移住者も多くなっています。

 

■治安が良い!

ドゥマゲテが留学生や移住者に人気の理由として、治安の良さが挙げられます。

物乞いやストリートチルドレンはほとんど見かけません。

マニラやセブと比べればその差は歴然で、安全指標数では日本とほとんど変わらないというデータもあります。

また、紛失したiPhoneや財布がちゃんと拾われて戻ってきた、なんていうフィリピンではありえないようなことも、この街では普通にあるようです。

この街にはマニラやセブのように夜の歓楽街も存在せず、非常に健全です。

もしかすると、東京の比較的治安の悪い場所(歌舞伎町など)よりも、ドゥマゲテの方が安全かもしれません。

 

■便利で物価も安い

ドゥマゲテには、特に娯楽はなくとも大きなショッピングモールがあるため、生活に必要なものはちゃんと揃います。

しかも、中のスーパーでは新鮮な野菜が安価で買えます。

フィリピンはその気候からあまり美味しい野菜が採れない地方も多いですが、ドゥマゲテの隣にはバレンシアという高山地帯があり、農作物も手に入りやすいのです。

また、市場では野菜だけでなく肉や魚も安く買うことができるため、自炊したい人にも暮らしやすい街です。

さらに、海岸沿いには多国籍のレストランやカフェもたくさんあり、外食する場所にも困りません。

 

■移住したい街5位!

上記のような理由から、ドゥマゲテはアメリカのフォーブス誌で「リタイア後に移住したいベストプレイス」の5位に選ばれました。

安全で静かで自然もあり環境もよく、さらに物価も安いとなれば、ここに永住したいと考えるのも頷けます。

 

■観光名所

ドゥマゲテ自体には目立った観光スポットはないものの、近くにはぜひ訪れたい名所がたくさん集まっています。

■ボホール島
世界最小のお猿さん「ターシャ」に出会える島

■アポ島
ダイビングでウミガメと泳げる聖地

■シキホール島
黒魔術師から惚れ薬が買えるというファンタジーな島

■オスロブ
ジンベエザメと泳げるフィリピンで最も有名な観光名所の1つ

これらの観光スポットまでは、マニラやセブからよりもドゥマゲテからの方がアクセスしやすくなっています。

週末にちょっと足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。

ダイビングスポットがたくさんあるので、ダイバーにはたまらない場所でもあります。

 

■フレンドリーで優しい人々

フィリピン人は基本的にみんな優しくてフレンドリーですが、マニラやセブには悪質な客引きや詐欺師なども残念ながら存在しています。

ドゥマゲテは観光客が少ないせいもあってか、そのようなフィリピン人は非常に少なく、ほとんど見かけません。

代わりに、困っていたら助けてくれるような親切な人たちが多いです。

人々の対応が良いことから、ドゥマゲテは「City of Gentelleman(紳士の街)」とも呼ばれているそう。

また、欧米人の観光客や移住者が多いせいか、ローカルなフィリピン人たちも英語を話すことが多いそう。

トライシクル(3輪バイクタクシー)でも、英語で会話が始まることがあり、地元の人々との交流も楽しめます。

 

■大自然が満喫できるタリネス山

近隣ではマリンスポーツが盛んなドゥマゲテですが、山のスポットもあります。

標高1,862mのタリネス山の麓にはツインレイク、バレンシアの滝、マビナイの鍾乳洞など自然の神秘を感じられる場所が数々存在し、海より山派!という人も大満足できます。

 

■シリマン・ズー

ドゥマゲテには動物園もあり、ここではネグロス島の絶滅危惧種を見ることができます。

特に奇妙な形のイノシシはここにしかいない固有種で、その姿はまるでもののけ姫に出てくる山の主のよう。

動物園自体の規模は大きくありませんが、珍しい生き物がたくさんいて楽しいです。

 

■おしゃれな海沿いストリート「ボリバード」

ドゥマゲテの海沿いの通り「ボリバード」には、おしゃれなカフェやレストラン、バーなどが並んでいます。

基本的に田舎の街ですが、ここはちょっと洗練されており、日本でいうところの鎌倉といったところでしょうか。

テラス席のある飲食店も多いので、夜風を浴びながら1杯飲む、なんてのも良いですね。

 

■親子留学がさかん

ドゥマゲテには日本人経営の語学学校が多いです。

英語力ゼロの超初心者でも入校できますし、親子留学もさかんなのが特徴です。

治安が良いので、子供も連れて行って一緒に学べるのは嬉しいですね。

<ドゥマゲテの語学学校>

■Aspire Learn English Institute
授業料がリーズナブルで質も良い

■Starting Point English Academy
大学生向けのカリキュラムが特徴的

■DETi
コミュニケーション重視の語学学校

■Brand New Discovery English School
リーズナブルな授業料でマンツーマンレッスンを提供

■We’ll English Academy
オリジナル教材を使った会話重視のカリキュラム

 

■ドゥマゲテへのアクセス

日本からドゥマゲテへの直行便はありませんので、マニラのニノイ・アキノ国際空港もしくはセブのマクタン国際空港から国内線で向かいます。

所要時間は1時間ほどです。

セブからは船もしくは長距離バスも出ており、5〜7時間ほどでアクセス可能。

なお、ドゥマゲテ現地での移動手段はバス、トライシクル、ジプニーとなっており、タクシーはほとんど走っていません。

街自体が小さいので、どこへ行くにも空港や船乗り場、バス停が近いです。

 

■すべてのバランスがとれた街!

いかがですか?

治安面、物価、自然環境、利便性などどれをとっても非常にバランスの良い街がフィリピンのドゥマゲテです。

日本人にはまだあまり知られていないからこそ、ぜひこの穏やかな学園都市を訪れてみてほしいと思います。