肉を骨ごとじっくり煮込んだスープが美味しいフィリピンの伝統料理「ポチェロ」
スープが美味しいことでも知られているフィリピン料理。フィリピンのスープといえばシニガンが有名ですが、数あるスープ料理の中でも特に人気なのが「ポチェロ」というフィリピンの伝統料理。牛肉や豚肉を煮込んだシチューのようなこのスープは、ほとんどのフィリピン料理店で注文することができます。あっさり味で栄養満点のポチェロをぜひ本場フィリピンで味わってみましょう。
フィリピンの伝統料理「ポチェロ」ってどんな料理？
「ポチェロ」は骨付牛肉と野菜から取った出汁にホロホロのお肉とキャベツや白菜、トウモロコシと一緒に煮込んだスープ。フィリピンでは昔から食べられている伝統的な料理で、歯牛の骨髄のコラーゲンたっぷりであっさりとした味付けなので好き嫌いが分かれない一品です。首都マニラなどでは「ニラガ」とも呼ばれており、焼肉屋や韓国料理でお馴染みのテールスープのようなスープであっさりとした味で日本人も食べやすいのが特徴です。レストランによってはポチェロ一品で4〜5人前分のボリュームがあり、何人かでシェアして食べるスタイルもあります。お店にもよりますが値段は300ペソほどです。
癖のない味で誰でも食べやすいフィリピン料理
牛肉、またはの豚肉の骨付き肉と野菜を塩味のスープで煮込んだポチェロは、スープがとても飲みやすく美味しいことが特徴。さっぱりとした口当たりで小腹が空いたときや夜食などにも最適です。フィリピンでは特にセブでよく作られており、セブ島にはポチェロが有名なフィリピン料理のお店が多数あり、本場の本格ポチェロが味わえます。セブやマニラなど地域によって少しずつ食べ方が異なるのも魅力のひとつ。フィリピンへ訪れたらぜひ一度ポチェロを味わってみてください。
