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フィリピン、インフラ整備にはコロナウイルスの影響なし


新型コロナウイルスの感染防止策でロックダウンが続いているフィリピンですが、その裏側では都市の発展に向けてインフラ整備が進められているようです。
 
フィリピン建設大手のメガワイド・コンストラクションによれば、クラーク国際空港の新ターミナルの建設工事が96%完成したそう。
 
 

■クラーク国際空港のハブ化

クラーク国際空港は、ルソン島パンパンガ州にある国際空港です。
 
もともとはアメリカ空軍の基地だった場所で、現在マニラのニノイ・アキノ国際空港に次いで2020年中にハブ空港とする計画が進められています。
 
ニノイ・アキノ国際空港は、利用者と施設のキャパシティが見合っておらず、近い将来処理能力が限界を超えることが予想されているためです。
 
滑走路を増やし、新ターミナルを増設する計画ですが、工事は順調に進んでいるとのこと。
 
メガワイドによれば、ルソン島全域のロックダウンが始まる前は、予定より早いペースで進んでいたそうで、上屋はほぼ完成しています。
 
現在は機械の搬入や電気・配管工事、消火設備の据え付けなどを最終段階に入っているそうです。
 
ただ、ルソン島の閉鎖期間が4月30日まで延長されたことで、引き渡しは予定されていた7月末よりも先になるかもしれないとのこと。
 
また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月3日からクラーク国際空港は旅客便の発着を一時的に停止しています。
 
 

■地下鉄工事も進む

インフラ整備全般には新型コロナウイルスの影響はそれほど大きく出ていないようです。
 
トゥガデ運輸相によれば、マニラ首都圏の地下鉄敷設工事も、予定通りに進められるとのこと。
 
マニラの地下鉄建設には、清水建設、フジタ、竹中土木など日本の企業も多く関わっています。
 
ケソン市〜ニノイ・アキノ国際空港などマニラ中心部を15駅30kmで結ぶ予定です。
 
ドゥテルテ大統領の任期が終わる2022年6月までに第1期工事を完成させたいとしており、2025年に全線開通を目指しています。
 
ただ、クラーク国際空港と違ってすでに当初の予定から遅れているため、計画通りの時期に完成させるのは難しいと、日本の建設会社からは言われています。
 
 

■現在も続く「ビルド、ビルド、ビルド」

コロナ騒動が起こる前までは、ドゥテルテ大統領の大規模なインフラ計画「ビルド、ビルド、ビルド」が積極的に進められ、フィリピンは日々目に見えて発展を続けていました。
 
今や国がロックダウンされ外出禁止となった市民としては、それどころではない状況となってしまいましたが、このように現在もインフラ整備を進めてくれている人々がいます。
 
新型コロナウイルスの終息まではまだもう少し時間がかかりそうですが、空港や地下鉄が整備されマニラがより発展した街として生まれ変わる時を楽しみに待ちたいものです。