フィリピン、セブから3月27日に日本へのチャーター便
現在フィリピンでは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ルソン島全域が閉鎖されています。
病院や薬局、スーパーなど生活に必要な施設を除き、街中のあらゆるサービスが停止中です。
■フィリピン航空は4月14日まで全便運休
航空会社も同様で、フィリピン航空では4月14日まで国内線・国際線ともに全便を運休すると発表しました。
4月14日以降も外国人の入国禁止が継続される場合、運休も続く可能性があるとのことです。
■セブ・日本人会がチャーター便手配
ただ、英語留学先として人気のセブには、日本人留学生や旅行者の中には、まだ日本へ帰れずに残されている人たちもおり、セブ・日本人会がフィリピン航空機をチャーターして臨時便を飛ばす手配をしているそう。
もともとは24日にも1便飛ぶ予定でしたがキャンセルとなり、次回の出発は3月27日8時。
チケットは26日にフィリピン航空ゴロルドチケットオフィスのみで発売されるとのこと。
搭乗を希望する人は、セブ・日本人会のFacebookページから搭乗希望リストに必要事項を入力する必要があります。
座席数が限られているので、早めに登録した方が良さそうです。
■セブでは高齢者と子供は外出禁止
フィリピン国内での新型コロナウイルスの感染者はこれまでに462人、死者は33人となっています。
セブシティ、マクタン島を含め、セブ州では現在全域で、65歳以上の高齢者、学生、子供の外出が無期限で禁止されており、その他の市民も不要不急の外出はできない状況です。
また、企業に対しては労働者の勤務時間短縮や在宅勤務が求められている他、各自アルコール消毒や検温、人との距離の確保をするなどのガイドラインが打ち出されています。
さらに、通常は12月に渡される予定の冬のボーナスを、前倒しにして早く支給するよう要請されているそうです。