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理解不能?!フィリピン人の家族への思い


日本とは異なる文化や習慣をたくさん持つフィリピン人。
 
時間にルーズ、お金にもルーズ、超マイペースといったユニークな特徴は良くも悪くも日本人を驚かせてくれますが、中でも「家族への思い」は日本人には到底理解しがたいものがあります。
 
フィリピンにおいて、家族との結びつきや絆というのは、社会や経済の基盤を形成しているといっても過言ではないのです。
 
 

■死ぬまで家族と住み続ける

日本では、子供は学校を卒業して仕事を始めたら、実家を出て一人暮らしを始めるのは一般的ですよね。
 
そしてやがて結婚して、子供が生まれて・・と、核家族を形成するのが現代のスタイルだと思います。
 
しかし、フィリピンにはこのような習慣は特になく、結婚して子供が生まれても、ずーーっと実家で暮らすのは当たり前。
 
だからみんな大家族なんです。
 
両親、祖父母、子供、孫はもちろん、いとこやはとこまで一緒に住むのも珍しいことではなく、狭い家にわいわいと暮らしています。
 
もちろん両親も、「いい大人なんだからそろそろ独立しなさい」なんて言いません。
 
子供はいつまでも家にいてほしいし、就職すれば子供は親や兄弟のためにお金を稼ぐのが一般的なのです。
 
ただ、今でこそ信じられないと思ってしまうようなスタイルですが、昭和の日本ってこんな感じだったのではないでしょうか。
 
少なくともおじいちゃん、おばあちゃんと孫の代まで一緒に暮らしているのは普通でしたよね。
 
フィリピンももっと発展が進んだ暁には、日本のように核家族が増えるのでしょうか・・?
 
 

■パートナーは親の許可が必要

親を何よりも大事にしているフィリピン人は、大人になっても自分の意見よりも親の意見を優先します。
 
たとえば年頃になって彼氏や彼女ができたとしても、自分の親に気に入ってもらえなかったら交際しない、ということもあります。
 
ですのでフィリピン人の恋人を作ろうと思ったら、その相手だけでなく相手の親にも好かれるよう努力しないといけないのです。
 
ちょっと日本では考えられないような風習ですが、フィリピンでは恋人よりも家族が上です。
 
 

■大学生でも門限!

家庭によってはかなり過保護なところも多く、大学生になっても親から「門限は9時」なんて言われているフィリピン人も少なくありません。
 
そして彼らは律儀にそれを守っており、どんなに友達や恋人ともっと遊びたいと思っても、門限までに帰ろうとします。
 
フィリピン社会では、親の圧力というのは私たちの想像を超える大きさなのです。
 
 

■海外出稼ぎで家族を支える

フィリピン人が家族を大事にしていることを最も顕著に表しているのが、海外出稼ぎ労働者たちの存在です。
 
フィリピンには賃金の高い仕事がなく大家族を支えていくのは困難。
 
そのため多くの若いフィリピン人は、欧米や中東、アジア諸国へ出稼ぎに行き、母国にいる家族へ毎月送金しています。
 
その送金によってフィリピン経済の10%が支えられていると言われているくらい出稼ぎは盛んです。
 
大好きな家族と離れ、異国で働くというのは簡単なことではないでしょう。
 
しかしそれでも、両親にもっと良い暮らしをさせてあげるため、妹や弟を学校に行かせるために、必死でお金を稼ぐのです。
 
 

■家族のために会社を休む

フィリピン人にとって、仕事というのは人生においてあまり優先順位が高くありません。
 
プライベートや家族のほうがよっぽど大事なので、たとえば家族が風邪をひいたという理由で会社を休むことも珍しくないのです。
 
まだ小さな子供が体調を崩して・・というのならまだしも、兄弟や親がちょっと病気になったくらいで、日本なら会社を休む理由にはなりませんよね。
 
しかしフィリピンでは十分に通用します。
 
仕事を何よりも優先して考える日本人からすれば、理解不能な考え方でしょう(笑)
 
事実、フィリピンで会社を経営しフィリピン人を雇っている日本人の多くは、本当にしょっちゅう従業員が休むので、困ることが多いようです。
 
 

■何よりも家族が一番のフィリピン人

フィリピン人の家族との結びつきは、半端じゃありません。
 
恋人よりも、仕事よりも、何よりも家族が一番です。
 
長い間継承され続けている慣習となっており、ちょっとやそっとのことでは覆らないでしょう。
 
フィリピンで生活にするにあたっては、この独自の文化を受け入れて、理解しようとする姿勢が必要だと思います。