思わずびっくり!フィリピンでの飲食店あるある
国が違えば文化や慣習も違うものですが、とりわけフィリピンは同じアジアであるにも関わらず日本とかなり異なる部分があり、大変興味深いです。
初めて目にすると、思わず「え?!」「なんで?!」と目を丸くしてしまうことも多々あるでしょう。
これからフィリピンへ渡航する予定の人は、ぜひ彼らのユニークな文化を知っておいてください。
今回は、フィリピンの飲食店で遭遇するおもしろい習慣をご紹介します。
■ビールに氷を入れる
フィリピン人は飲むのも食べるのも大好き。
仲良くなれば、一緒にバーや屋台へ行って飲むこともあるでしょう。
その時にびっくりするのが、彼らがビールに氷を入れて飲むということ。
日本だと考えられないことですが、フィリピンは暑いからなのか、ビールを頼めば缶と一緒に氷の入ったグラスも提供されます。
何に使うの??と一瞬戸惑ってしまうかもしれません。
ビールに氷なんて入れたら薄くなっちゃうんじゃ・・・と思うかもしれませんが、もともとフィリピンのビール(ほとんどサンミゲル)は薄味なので、あまり問題じゃありません。
むしろ、ちょっと時間が経ってもキンキンに冷えていて、なかなか美味しいんです。
ぜひお試しください。
余談ですが、フィリピン人はお酒を飲みながら食事することはなく、先に食べてからお酒を飲みに行くというのが普通です。
■フードコート、カフェでは食器を下げない
日本のフードコートやセルフのカフェでは、食べ終わった食器を下げるコーナーがあり、帰りに下げていくのがマナーですよね。
しかしフィリピンにはこの習慣がありません。
食べ終わったら、食器はそのままテーブルに残して帰ります。
なぜならフィリピンのフードコートやカフェには、食器を下げるためのスタッフというのが存在しているからです。
人件費の安いフィリピンだからこそ出来ることですね。
逆に片付けてしまうと、彼らのやることがなくなってしまうみたい・・。
最初は「良いのかな??」という罪悪感にも似た変な気持ちになりますが、気にせず置いて帰りましょう!
■どこのレストランもお持ち帰りOK
日本では普通の飲食店で食べきれなかったものを持って帰る習慣ってあまりないですよね。
お店側も衛生的な理由から拒否することが多いと思います。
しかしフィリピンでは、だいたいどこのレストランでも持ち帰りOK。
「持ち帰りたい」と店員さんに頼むだけで、快くパックしてくれます。
しかしながら、飲食店によってパッケージのクオリティが全然違うという一面もあります。
そこそこ良いレストランであれば、綺麗なトレイにちゃんと詰めてくれるのですが、たいていの安いお店だとビニール袋にそのままポイっと入れられるんです。
まるで生ゴミみたい・・。
持ち帰ったらちゃんと皿に入れて食べたいですね。
いずれにしても、残したものを捨てないで済むというのは良い習慣です。
フィリピン人は最初から持って帰ることを想定しているのか、食べきれないくらいの量を頼むこともよくあります。
■品切れが当たり前
フィリピンのレストランやファストフードでは、品切れが本当によくあります。
期間限定品ならまだ分かりますが、普通のメニューも品切れしているものが多く、特に夜になるとほとんど食べるものがない・・なんてことも。
日本では「売れるものは切らさない」という方針で経営している飲食店が多いと思いますが(ファストフードなどのチェーンなら尚更)、フィリピンではそういう計算も特にしていないようで、あっさり品切れになっちゃうんですね。
もしどうしても食べたいものがあるなら、午前中〜午後3時くらいまでに行くようにしましょう。
■食べ放題が大好き
1日に5回以上食事するのも普通、というフィリピン人は、本当によく食べます。
胃袋どうなってるの?と思ってしまうくらい、常に食べ続けてるんです。
とにかく質より量!!なので、食べ放題のお店がとても多いのもフィリピンの特徴です。
焼肉でも、ライスでも、チキンBBQでも、「Unlimited」の看板がそこらじゅうにあります。
確かにお金のことを気にせずに好きなだけ食べられるのって幸せですよね。
フィリピン人と食事をすれば、少なくとも一度は食べ放題に行くことになるでしょう。
おすすめは、野菜も摂りやすい韓国料理の食べ放題です。
フィリピン人はフライドチキンと米さえあればハッピーみたいですが、同じ食生活を続けていると栄養バランスが偏って体調がおかしくなります・・。
■フィリピンの飲食スタイルを楽しもう!
いかがですか?
どれも日本にはないものばかりですが、フィリピンでは至極当たり前のこと。
フィリピンを訪れた際には、ぜひ彼らのスタイルを真似てフィリピンらしさを体験してみてください。
異なった文化や習慣は積極的に受け入れて面白がるのが、旅を楽しむコツではないかと思います。