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褒めちぎって甘やかす?フィリピン流の子育て


フィリピンで暮らしてみると、ほとんど全ての日本人がフィリピン人に対して感じることがあります。
 
それは、「なぜこんなにみんなワガママなの?どうやって育てられたんだ?!」ということ・・・。
 
 
自分の思い通りにならないことがあると、怒るか、もしくは泣く。
 
自分に非があることは認めないし、もちろん謝らない。
 
時間にも仕事にもルーズで、平気で嘘もつく・・・。
 
 
いったい全体、どうしたらこのような人格になるのか?と本気で頭を悩ます人も少なくないのです。
 
事実、フィリピンの子供達はまったくと言って良いほど、しつけなんてされていません。
 
好き勝手に振る舞っていますが、親は誰も怒っている様子はありません。
 
これはもはや、フィリピンの文化なのです。
 
 

■モール内でも走り回る、叫ぶ

フィリピンは今人口が爆発的に増加しているため、どこもかしこも子供だらけです。
 
道端でも、公園でも、コンビニでも、レストランでも、ショッピングモールでも、子供を見かけない日はありません。
 
そしてその子供達はみんな、どこであろうと思い思いに遊んで、叫んで、走り回っています。
 
しかし、親は「大人しくしてなさい」だとか「大声を出すんじゃない」だとか「静かにしなさい」というようなことは、一切言いません。
 
潔いくらい、完全に放置です。
 
子供は騒ぐものとして割り切っているのか、特に誰も気にしていないのです。
 
人にぶつかろうが、商品に触ろうが、おかまいなしです。
 
もし日本で同じシチュエーションになったら、マナー違反だと言われるのは親の方なので、絶対に叱っているでしょう。
 
 

■そもそも親が子育てしていない

フィリピンではメイドやナニーを頼むのは普通のことなので、そもそも子育てを親がやっていないパターンも多々あります。
 
母親は子供を産んだら1〜2ヶ月で仕事に復帰して、子守をベビーシッターに任せるのです。
 
フィリピン人の多くはナニーに育てられており、母親にはオムツを替えてもらったこともない、なんて人も珍しくありません。
 
食事の世話も、お風呂も、着替えも、お迎えも、全部ナニーがやってくれます。
 
日本では「子供は親が育てるもの」という社会的な常識が根強いですが、フィリピンではもうずっと昔からメイド文化があるので、産んだからといって子育てしなきゃいけないことは全然ないのです。
 
これは日本の忙しいママたちから見れば、相当に羨ましいシステムかと思います。
 
働きたくても子供がいて無理・・という母親たちが多い日本も、見習った方が良いかもしれません。
 
 

■褒めまくる

フィリピンの子供たちは、叱られないどころか、褒められまくって育ちます。
 
「可愛い」「良い子」「優秀だ」「自慢の子供だ」と、日々称賛されているので、自己肯定感がものすごく高くなっています。
 
フィリピン人のプライドが半端なく高いのも、この褒めまくりのスタイルが起因していると思われます。
 
自分はいつだって素晴らしいし、何も悪いことはないし、常に最高なんだ、と思って生きているのです。
 
そうじゃなければ、スマホの待ち受け画面を自分の顔写真にはしないでしょう(笑)
 
これに対し、日本はどちらかというと真逆の傾向がありますよね。
 
「もっと頑張れ」「そんなんじゃ立派な大人になれない」「親として恥ずかしい」・・そんな言葉を受けて育つ日本人は、やっぱりどこか自信がない人が多いのではないでしょうか。
 
日本人がデフォルトで我慢・忍耐・努力をするのは、こういった教育方針がバックグラウンドにあるからでしょう。
 
だからこそ、フィリピン人の自信満々でナルシストで自分勝手な部分を見ると、腹が立ってしまうのです。
 
日本とフィリピンを比べると両極端な気もしますので、できれば間くらいの教育がちょうど良いのかもしれません・・。
 
 

■寛容で子供好きのフィリピン社会

良い意味でも悪い意味でも、フィリピン社会は子供に対してものすごく寛容です。
 
注意もしないし、叱らないし、甘やかして、褒めまくって・・一見すると、そんなんじゃんダメだろ!とツッコミたくなるかもしれません。
 
だけど、フィリピン人は子供が大好きなのです。
 
小さな子供を連れて歩けば、知らないフィリピン人が寄ってきて可愛い可愛いと言ってくれますし、地域の住民がみんな世話を手伝ってくれます。
 
日本では子供が騒ぐのが怖くて、電車にも乗りたくないしレストランにも行けない・・なんて親がすごく多いと思いますが、フィリピンではそんな心配も一切無用。
 
子供が騒いで怒られる、ということがまず無いので、どこへでも連れて行けます。
 
高級フレンチレストランで泣きじゃくろうと、他のお客はみんな微笑ましく見ているだけです。
 
それどころか、お店の従業員が面倒をみてくれることさえ珍しくありません。
 
この光景は、日本人の目には本当に新鮮に映るでしょう。
 
そして、気兼ねなくどこへでも子供を連れて行けるフィリピン社会が素晴らしいと感じるかもしれません。
 
 

■180度違う日本とフィリピンの子育て

いかがでしょうか?
 
フィリピン人と日本人では、子育てに対する考え方は180度違います。
 
確かに、彼らのワガママっぷりにはイライラすることもありますが・・
 
それはあくまでも日本の常識なのです。
 
日本の社会が窮屈すぎて、フィリピンで子育てしたいと考える親たちもたくさんいるようです。
 
肩の力を抜いて、もっと自由に大らかな気持ちで子供に接することが出来ると思うと、その価値は十分にあると思います。