フィリピンへの航空券の上手な買い方と注意点
フィリピンが海外旅行先としてだけではなく英語留学先としても選ばれる理由の1つに、日本からの距離の近さがあります。
日本からフィリピンへのフライトは毎日日本全国各地から就航しており大変便利です。
マニラはもちろんのこと、セブへも直行便が出ています。
<日本 ⇔ フィリピンのフライト>
■日本→マニラ
日本→マニラへ直行のフライトが出ているのは、東京(羽田・成田)、大阪、愛知、福岡です。
最近ではLCCも利用できるようになり、チケット代をぐっと抑えることもできるようになりました。
マニラ、セブ以外の地方都市へ行くには一度マニラかセブを経由する必要はありますが、それでもその日のうちに到着できる距離です。
東京からマニラまでの飛行時間はわずか5時間弱。
海外へ行く際のあの長〜いフライト時間がなくても、あっという間に常夏の島へ到着するのは嬉しいですね。
長距離の飛行機は苦手だけど海外には行きたい、という方にはまさにぴったりの国です。
ちなみに時差も1時間しかありませんので、時差ボケの心配もありません。
■日本→セブ
日本からセブへも、直行便が出ています。
成田、大阪、愛知から1〜4便ほど就航しています。
また、他の都市からだとマニラを経由して行くこともできますが、マニラ空港は少し治安が悪いため、韓国の空港を経由する行き方が人気です。
<深夜便には注意>
マニラのニノイ・アキノ国際空港へ飛ぶ飛行機は、到着が深夜になる便もあります。
特に価格の安い便は、このような到着時間になっているものが多いです。
深夜に到着すると、当然ながらホテルまで深夜にマニラ市内を移動することになりますが、これがちょっと危険なので注意したいところ。
深夜に空港から市内へ向かうタクシーを狙う強盗が多くなっています。
犯人グループの乗った車が移動中のタクシーの走行を妨害し停めさせて、窓を叩き割って金品を奪うという手荒い方法で襲撃してくるケースが多く、日本人も被害に遭っています。
最悪の場合だと運転手が射殺されたり、車ごと拉致されたケースも報告されています。
添乗員付きのツアーや留学斡旋会社がサポートしている場合、このような時間に到着する便はあまり利用されませんが、ご自身でも必ず確認をしてください。
また、個人でフライトチケットを購入する場合は、出来るだけ昼間や朝に到着する便を選びましょう。
<フィリピン行きフライトのハイシーズンとローシーズン>
やはり夏休み(7〜9月)、冬休み(12月〜1月)、春休み(2〜4月)などの長期休暇がハイシーズンとなります。
また、GWも航空券は割高になります。
1年平均で見ると往復航空券の相場はフィリピン航空で4〜5万円、ANAで7〜10万円です。
これを基準に考えると、2万円を切っていればかなりお得と見て良いと思います。
<安い航空会社はどこ?>
フィリピン行きチケットが安く航空会社はやはりジェットスターなどのLCC。
セブまでならバニラエアも利用できますよ。
ちなみに出発する空港は成田よりも羽田の方が高くなります。
また、成田発のジェットスターは第3ターミナルからの就航になります。
LCCがメインのターミナルなので、フードコートなどのレストランもリーズナブルで過ごしやすいですよ。
<旅行代理店より自分で手配してみよう>
JTBやHISなど旅行代理店に頼んで航空券を購入することも可能ですが、手数料が加算されるため割高になります。
費用を気にするなら自分でネットで調べて購入するのが一番です。
方法としては、
・スカイスキャナー(航空券料金比較サイト)で探す
・ジェットスターなどの航空会社公式サイトで直接予約する
があります。
特に難しいことはありませんので、ぜひ日々値動きをチェックしてみてください。
<プロモーションを利用できることもある>
運が良ければ、セブパシフィックやジェットスターが格安プロモーションを行なった際にチケットを購入することができます。
その場合、最安で片道5,000円くらいになることもあります。
席数が非常に少ないためあっという間に売り切れてしまいますが、ゲットできればラッキーです。
航空会社のツイッターやフェイスブックなどSNSをフォローしておくと、プロモーション情報がいち早く手に入ることがあるようです。
費用も安く、距離も飛行時間も短く、時差ボケもなく、本当に気軽に遊びに行けるフィリピン。
日本が寒くなるこれからの季節を、常夏の国で過ごしてみるのも贅沢で良いかもしれませんね!
また、今はクリスマスシーズンに突入しているためカトリック国であるフィリピンはクリスマスムード満点です。
半袖で過ごすクリスマスも悪くないですよ♪
海で泳ぐもよし、歴史的建造物を巡るもよし、バーで夜遊びするもよし、英語を勉強するもよし。
実はさまざまな魅力が詰まったフィリピンに、ぜひ一度遊びに来てみてくださいね。