フィリピーナと結婚する前に知っておきたいこと
美人フィリピーナと恋愛、結婚することに憧れる日本人男性も多いかもしれません。
日本人の女の子にはない純粋さや一途さ、そしてちょっとした束縛や嫉妬が可愛く、心地よいのでしょう。
また、明るくていつも笑顔なので、一緒にいるだけでハッピーになれる天然モノの魅力を持っているのがフィリピン人の女の子です。
しかし、そんな可愛いフィリピーナでも、いざ結婚するとなればいろいろと懸念材料があるもの。
今回は、その中でも特に絶対知っておくべき重要な”フィリピン人との結婚”に伴うリスクをご紹介します。
<離婚できない>
まず第一に、宗教上の理由からフィリピンでは離婚が認められていません。
フィリピン人の80%はカトリックで、なんと離婚は法律で禁止されているんです。
そのため、一度結婚すれば死ぬまで連れそう必要があります。
というか、実際はかなり面倒で時間のかかる手続きを踏めば離婚は不可能ではないのですが、本当にお金も労力も使うため、実際には別れたいカップルは別居などで我慢しているのです。
相手が日本人であってもこの法律は例外ではありません。
日本では結婚したカップルの35%が離婚しているというデータがあり、現代は比較的簡単に別れる夫婦が多いですが、フィリピン人が相手の場合はそうはいきません。
ですので、本当にその彼女と一生一緒にいたいのか?
最後まで面倒をみる覚悟はあるのか?
などなど、一旦冷静になって考えてみるべきでしょう。
勢いで結婚して人生を棒に振るようなことは避けたいものです。
<妻の家族を養い続けることになる>
フィリピンでは女性が一家の大黒柱となって家族を支えるのが典型的ですが、ほとんどの家庭は金銭的な余裕がありません。
ましてやフィリピンパブやKTVのような水商売をしている女の子の家庭は、往往にして貧乏です。
妹や弟の学費を稼ぎ、フィリピンに残してきた家族を支えるために、日本に出稼ぎしに来ています。
だからこそ、出来るならお金を持っている日本人男性と結婚して養ってもらいたいと思っているのです。
もしフィリピンパブで知り合った女の子と結婚すれば、まず間違いなく彼女と彼女の家族をあなたが養っていくことになります。
フィリピン人妻と一緒に日本に住んだとしても、フィリピンにいる妻の家族へ毎月送金するのが条件です。
あるいは、あなたがフィリピンに住んだとしても、生活費は家族の分も渡すように言われるでしょう。
ひどい場合だと、年々要求する金額が上がってくることもあります。
また、もしあなたがフィリピンでコンドミニアムのような富裕層の住居に住んでいた場合、妻だけでなく妻の家族や親戚兄弟までみんなが押しかけてきて、最終的に居座るようになる、なんて例もよくあります。
とにかく、フィリピーナとの結婚=フィリピーナの家族も経済的に支えるという責任が生まれることを知っておきましょう。
また、生活費のみならず家や電化製品などが壊れた際の修繕費や、家族が病気や怪我をした際の医療費まで要求してきます。
軽く月に10万円以上は持っていかれるでしょう。
お金に余裕がないのなら結婚しないほうが良いです。
相手が最初からお金目当てで愛情もない場合、財産を全部持って行かれてしまう可能性もあります。
<家族が多い>
フィリピン人と結婚すると妻の家族まで面倒をみることになりますが、その家族というのも往往にして人数が多いです。
フィリピンは子供を授かったら中絶することも禁じられているため、大家族が多いのです。
兄弟、姉妹の数が多いのはもちろんのこと、従兄弟や姪っ子甥っ子まで、みんな一緒に住んでいる家はよくあります。
そしてそのメンバーたちはみんな、「家族が日本人と結婚した!これで経済的に安定するぞ!」と期待しているんです。
また、フィリピンでは女性が稼ぎ、男性は家にいて何もしないパターンも多々あります。
しかし結婚相手が日本人なら話は別。
男性に頼る気満々です。
妻はたいてい働き続けますが、男兄弟や父親などは、何もせず遊んでいるかゴロゴロしている、なんていう光景も珍しくありません。
<意思疎通が難しいことがある>
フィリピンでは英語教育が発達しており、中間層以上のフィリピン人は標準的に英語を話すことができます。
しかし、フィリピンパブで働いているような女の子はたいてい貧しく、まともに学校に行っていません。
そのため、英語はもちろん一般的な教養さえも身についていない子が大勢います。
当然ながら日本語もほとんど分かりません。
そんな女の子としっかり意思疎通を図り、密なコミュニケーションを取るのは簡単ではないでしょう。
あなたがタガログ語をマスターしていれば話は別ですが・・。
特にお金の使い方やルールに関しては、紙に書くなどして明確に残しておくと良いかもしれません。
また、学歴がほとんどないほど貧しい家庭で育っているということは、豊かに暮らしている日本人とは習慣や文化や考え方などがまったく異なります。
そもそも国際結婚自体が、異文化の受け入れです。
さまざまな場面で、言葉の壁を感じるだけでなく、相手の性格に疑問が生まれたり、ぶつかり合うこともあるでしょう。
それに加えて経済的・金銭的な感覚の差があると、共同生活していくのもそれなりに努力が必要になります。
<独身じゃないかも>
日本では近年晩婚化の傾向が強いですが、フィリピンでは20代のうちに結婚する女の子が多いです。
ですので、フィリピンパブやKTVで知り合う女の子も結婚している可能性は十分あります。
しかし彼女たちは日本人と結婚するために、独身だと嘘をつくことも多々あります。
しっかり調べればわかることですが、ついそれを鵜呑みにしてしまい、あとから重婚が発覚した!なんてケースも珍しくありません。
しかも、夫のみならず子供もいるケースもよくあります。
日本人に知られないように、親戚の子供だと言ってみたり、ひどい場合だと夫を従兄弟だと言って紹介し、一緒に面倒を見てもらおうとするなんて話も。
フィリピン人同士でグルになれば簡単ですし、できれば日本人側も「彼女を信じたい」という気持ちがあるため、そのまま騙されてしまうようですね。
ちなみに重婚も違法なので、もし発覚すれば法的なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
<フィリピーナとの結婚は慎重に!>
いかがですか?
フィリピン人女性との結婚について、このような実情を知ると少し二の足を踏んでしまうかもしれません。
あなたにとって本当に幸せな結末になるのかどうか、もう一度よく考えてみてください。
また、結婚に踏み切る前に、お付き合いしている彼女のことをちゃんと調べてください。
独身かどうか?子供はいないか?家族構成は何人なのか?
結婚してから、知らなかった!と言っても、離婚ができないフィリピンではどうにもなりません。
しかし、もちろんフィリピン人女性全員がお金だけが目当てで結婚するわけではないですし、純粋に愛し合って結婚し、うまくいっている家庭もたくさんあります。
そればっかりは、自分で見極めるしかありません。
可愛いフィリピーナと幸せな結婚ができると良いですね!