フィリピンの一般家庭の食費と食事内容
貧富の差が激しいと言われるフィリピン。
極端に貧しい人たちはその日に食べるものも無いような状況ですし、富裕層は車で高級レストランへ出かける、そんな社会です。
平均的な一般家庭では、どのくらいの食費で何を食べているのでしょうか?
フィリピン人は、とにかくお米をたくさん食べます。
少ないおかずで、大量にご飯が食べられる人たちなんです。
また、お米以外のおかずはお店で買うことが多いです。
貧しいなら買うより自炊したほうが・・と思うかもしれませんが、フィリピンは光熱費がそれほど安くないため、買った方が良いと考えているようです。
フィリピンは家族が多い家庭が多いですが、たとえば5人家族の場合1ヶ月60kgほどの米を消費します。
価格は2100ペソほどです。
朝はパンディサルというパンとインスタントのコーヒーで月1,800ペソ。
おかずは魚の干物や缶詰をよく食べており、12〜25ペソ程度。
家族みんなで分けて食べます。
フィリピンの一般家庭では、ご飯に対しおかずは1品だけで、日本のように一汁三菜を揃えることはほぼありません。
駐在している日本人の多くは、レストランで外食したり、コンドミニアムのキッチンで自炊していることが多いようです。
それでも1食100〜200ペソで済ますこともできますし、月20,000ペソもあれば十分な食生活になります。
ちなみに日本食は割高なので、2倍くらいかかることもあります。
さすがにおかずが魚の缶詰だけだと寂しいと感じてしまいますが、幸いマカティやBGCなどに住むことのできる私たちは、もう少し高い水準の生活を送ることができると思います。