フィリピンの税金
海外で生活するにあたって気になる税率。
フィリピンでは事柄によって細かく税率が設定されています。
<付加価値税>
日本で言うところの消費税と同じで、税率は12%です。
物を買った際に徴収されるもの。
ただし、基本的には内税で日本人にとっては物価が安いのでそこまで大きな負担とは思わないかもしれません。
貧困層が多い現地人にとっては非常に重い税率となっています。
<物品税>
また、いわゆる贅沢品と呼ばれるものに関しては、上記の付加価値税のほかに「物品税」というものが課されます。
物品税が課されるのは、自動車や宝石、香水、タバコや葉巻、ワインなどです。
基本的には一律ですが、タバコ:6%、お酒:8%など税率が異なるものもあります。
<個人所得税>
現地人でなくても、フィリピン滞在期間が180日間を超えていて収入がある場合、外国人でも個人所得税が徴収されます。
これは、フィリピンのみならず全世界所得の金額が対象になりますので、フィリピン以外の企業などから収入を得ている場合も併せて計算されます。
最大で32%です。
その他、水道・ガス:2%、海外通信:10%、競馬:4%など、日常生活に関わるものの税金はさまざまです。