フィリピンの世界遺産ビガンを二輪馬車「カレッサ」で優雅に散策!
16世紀のスペイン統治時代に建設された古都ビガンでは、一画が世界遺産に登録されており、石畳の通りを「カレッサ」が優雅に走る姿を見ることができます。現在は観光用がほとんどですが、一昔前までは人々の交通手段として日常的に利用されていました。情緒あふれる石畳のビガンの街を、カレッサに乗って散策してみましょう!
カレッサってどんな乗り物?料金は?
「カレッサ(馬車)」はビガンをはじめ、マニラ地区イントラムロス、リサール公園周辺などフィリピン各地でも多く見かけます。座高が高く、見晴らしが良いので風にあたりながら優雅に街を散策することができるのが魅力。信号で止まることのないよう、御者は速度を調節して走らせており、止まったり進んだりといったストレスもかかりません。料金に関しては移動距離などにもよりますが、一区間の目安は350ペソほど。多くのカレッサ観光ツアーは約4〜5時間ほどで、料金は交渉次第ですが目安は1時間150ペソ〜となっています。もちろんツアーではなく個人でも気軽に乗ることができます。
フィリピンへ訪れたら一度は乗ってみたいカレッサ
歩いていける距離でもカレッサに乗るだけでいつもとは違う角度から景色が見られて、ちょっぴりリッチな気分になります。街並みをカレッサから眺めるという体験は、フィリピンへ訪れたらぜひ一度は体験してみてください。注意点としては、なかには外国人観光客に対してぼったくりをする人もいるということ。最初に交渉して高額な料金を求めてくる場合はやめておきましょう。観光客を見つけてはあちらから近寄って話しかけてくるケースもありますが、はじめにしっかりと話をして確認することが大切です。