フィリピンでスーパーの営業時間を延長
現在コロナウイルス対策で封鎖中のフィリピンでは、食料品や日用品の買い出しでのみ外出できます。
スーパーには肉や野菜など普通に商品が並んでおり、マスクや消毒用アルコール以外のものは大体手に入る状況ではあります。
しかし、出かけられるのは1世帯につき1人だけで、一度に入店できる人数も制限されているため、まず店に入るまでに長蛇の列に並ぶ必要があり、これがストレスに感じている人も多いようです。
店内では人と人との間に十分な距離が保てるよう配慮されていますが、スタッフの数も減らされているため、会計までにもかなり時間がかかります。
スーパーへ行って帰ってくるだけでも一苦労です。
そんな中、フィリピンの貿易産業省は、スーパーの営業時間を延長するよう提言したそうです。
これまでは短縮することで人との接触が回避しやすくなると考えられていましたが、短縮することで逆に混雑し、感染リスクが高まると考えたようです。
ロペス貿易産業相は「営業時間を延長して回避することが重要だ」と述べ、”Social Distancing”(社会的距離)を保ち、濃厚接触を避けるようにしたいとしています。
なお、具体的に何時から何時までになるのかはまだ明確になっていません。
ただ、フィリピン大統領府は「最大12時間営業」を強く促しているようです。
おそらく店によって異なると思いますので、お住いの地域のスーパー、食料品店についてはご自身でチェックしてください。