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日本のフィリピンパブで働く女性たちの実情とは?


フィリピンは出稼ぎが盛んな国です。
 
特に女性が働き頭となって、アメリカやアジア、中東地域など、さまざまな国で出かけています。
 
彼女らはOFW(Oversea Filipino Workers)と呼ばれており、フィリピン経済の10%を支えているとも言われています。
 
国内には稼げる仕事がないため、フィリピン政府も出稼ぎを推奨しているくらいです。
 
日本に来ているフィリピン人も大勢います。
 
家事代行サービスのスタッフにはフィリピン人がよく雇われていますし、街中でもフィリピン人らしき労働者をよく見かけます。
 
ただ、一昔前までは、「日本への出稼ぎ=フィリピンパブ嬢」でした。
 
 

■興行ビザで働いていたフィリピーナたち

日本でフィリピンパブが全盛期を迎えていたのは、1980年代の後半だと言われています。
 
当時フィリピンパブに派遣されていたフィリピン人女性は、「興行ビザ」で日本に来ていました。
 
興行ビザとは、ダンスや歌などのパフォーマンスをする、いわゆる”芸能人”に与えられるビザ。
 
日本は興行ビザを持つフィリピン人女性たちと大勢受け入れていたため、彼女たちは日本へ来るため渡航前から歌やダンスを猛練習していたそう。
 
しかし、いざ日本へ来てみると、仕事の内容はフィリピンパブ嬢。
 
ダンスや歌を披露する華やかなパフォーマーではなく、男性客の隣に座って一緒にお酒を飲んだり、おしゃべりするような仕事だったのです。
 
話が違う!と思っても、フィリピーナたちはフィリピンへ帰る術はありません。
 
なぜなら母国に残してきた家族を支えるため、稼がなければならなかったからです。
 
貧富の差が激しいフィリピンでは、学校にも通えず、食べるものにも困るような生活をしていた女性たちは、何としてでも家族に良い生活を提供するため、過酷な日本での労働に耐えていたようです。
 
その数は毎年数万人規模で、2004年には82,741人ものフィリピン人が興行ビザで入国しています。
 
当時は日本全国にフィリピンパブができ、大盛況でした。
 
 

■現在はピーク時の10分の1に

しかし、ピークを迎えた2004年、アメリカの国務省が「興行ビザが人身取引の原因になっている」と指摘しました。
 
日本政府はこれを受けて、2005年に興行ビザ発給を制限。
 
フィリピン人女性が簡単に日本に入ってこれなくなり、フィリピンパブの多くは人手不足となり、廃業し始めました。
 
そして現在、フィリピンパブの数は当時の10分の1にまで減少。
 
繁華街でもあまり見かけなくなりました。
 
現在残っているフィリピンパブで働いているのは、当時興行ビザで入国し、そのまま日本人男性と結婚したフィリピン人女性がほとんどです。
 
なので、今フィリピンパブへ行っても、在籍しているのはおばちゃんが多く、若くて可愛いフィリピーナはほとんどいないようです。
 
 

■日本人のパブ離れ

さらに、日本人が夜のお店に通う回数も格段に減っています。
 
フィリピンパブだけでなく、キャバクラやバー、風俗などに行く男性が少なくなっているのです。
 
理由には日本の経済も関連していると思いますが、インターネットの発達が大きな部分を占めているのではないでしょうか。
 
可愛い女の子とおしゃべりしたければチャットがありますし、風俗に通わなくてもエッチな動画や画像がたくさんありますから、わざわざ高いお金を払ってお店へ行く必要がなくなってきたのです。
 
こういった背景もあって、フィリピンパブや風俗店はどんどん姿を消しています。
 
 

■日本はもう出稼ぎ国として人気がない?

また、昔は「日本で出稼ぎしたい!」と思うフィリピン人が多かったようですが、現在はあまり人気がなくなっています。
 
理由はやはり稼ぎにくくなっているからで、日本よりもアメリカや香港などが人気のようです。
 
特に、ある程度の学歴を持つフィリピン人は、日本でパブ嬢やメイドをやるよりも、別の国の方が稼げるのだと言います。
 
 

■現在もある、偽装結婚

しかし、日本のフィリピンパブで働く若い女性がゼロになっているわけでは決してありません。
 
興行ビザが規制されているため渡航してくる人数は減っているものの、実は「偽装結婚」という形で日本に滞在しているフィリピーナが大勢いるようです。
 
彼女たちはブローカーを通して日本へ入国し、まったく知らない日本人男性と婚姻関係を結ぶことで、日本に在留する資格を得ます。
 
そして、フィリピンパブで働き、母国の家族に送金しているのです。
 
しかし、この形態で働いていると、ブローカーに搾取される金額が多いばかりか、指名されなかっただけで罰金を取られたり、偽装結婚の夫にも報酬が支払われたりするため、実は稼げていないのだそう。
 
月6万円程度の固定給にはなっているものの、罰金が重なって借金を返済しているような嬢も大勢いるようです。
 
さらに、彼女たちは偽装結婚させられた日本人夫との同居も強制されており、労働条件としては最悪と言われています。
 
それでも、偽装結婚という条件を飲んで入国している以上、自分も犯罪者になりうるため、誰にも助けを求めることができません。
 
契約が終わるまでは過酷な労働を続けなければならないのです。
 
 

■日本が抱える課題

こういった状況を日本では取り締まるのが難しいらしく、野放しなっています。
 
もちろん、就労ビザなしで違法に働いているのが見つかれば摘発されますが、表向きはあくまでも日本人との結婚で日本に滞在しているので、警察も動きにくいようです。
 
また、フィリピンでは決して叶わなかった金額が日本では稼げるため、この条件でも我慢して働きたいと考えているフィリピーナが大勢います。
 
日本で素晴らしいパートナーに出会って結婚し、幸せに暮らしている例もあります。
 
何が正しいのかを問うのは、非常に難しい問題と言えるでしょう。
 
ただ、一定のフィリピン人女性たちが日本で不当な扱いを受けているという事実に関しては、向き合っていかなかければならない課題になると思います。
 
 

        
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