フィリピン不動産投資のリスクが低い理由とは?
今アジアで最も投資先として注目されているフィリピン。
人口も順調に増加し、経済が安定的に成長していることから、日系企業も数多く進出しています。
また、個人投資家も不動産投資には積極的で、フィリピンのコンドミニアムの多くは日本人を含む外国人が購入しています。
世界中の投資家がフィリピン不動産を狙う理由は、やはりメリットが多くリスクが低いからです。
アメリカ誌「U.S News & World Report」では、「2018年最も投資に適した国ランキング」で1位に選ばれました。
今回は、なぜフィリピン不動産投資のリスクは低いと言われているのか?具体的に見てみたいと思います。
■価格が安い
まず、フィリピン不動産はシンプルに価格が安いです。
当然ですが、高い買い物をするよりはリスクが低いと言えます。
いわゆる高級コンドミニアムと言われる、日本のタワーマンションのような物件でも、東京の不動産の約25%ほどの価格で購入することができます。
まだまだ発展途上で全体的な物価も安いフィリピンだからこそです。
他の東南アジア諸国でも不動産価格が安いところはありますが、たとえばマレーシアの場合、外国人が不動産を購入する際には「最低購入金額」というのが決められています。
日本人には安く売らない、ということですね。
ですので、結局は高い買い物をすることになってしまうのです。
しかし、フィリピンには「最低購入金額」はありません。
安い物件でも買うことができるので、少ない資金で投資できるのです。
■高い経済成長率と将来性
海外不動産が将来的に資産運用に役立つかどうかは、その国がどれだけ成長・安定しているか?に依存します。
フィリピンはこの点において非常に有望で、将来性も高いとされています。
注目すべきはその経済成長率。
2012年以降、ASEAN主要4カ国(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン)の中でもトップクラスを維持しています。
1980年代にはアジアで初めて対外債務のデフォルト(債務不履行)に追い込まれ、「アジアの病人」という異名まで持っていたフィリピン。
しかし、その後経済は大きく好転し、現在は目を見張るスピードで成長を続けているのです。
そしてその経済成長を支えているのが、増加の一途を辿るフィリピンの人口です。
2014年には1億人を突破し、しかも平均年齢は23歳という若さを誇ります。
2028年には日本の人口を追い抜くと予想されており、2091年まで伸び続けると言われています。
若い人口が増えている=労働人口を豊富に抱えている、ということです。
国の発展に不可欠となる労働力が安定的に供給されることが分かっているため、将来も長きにわたって経済が伸びると予想されています。
■安定しているフィリピンペソ
海外不動産投資で不安要素となる、通貨の安定性。
フィリピンはこの点においても優秀で、フィリピンペソは外国の景気に左右されにくいと言われているのです。
その理由は、OFW(Oversea Filipino Workers)=海外出稼ぎ労働者からの送金です。
フィリピンは現在国内に十分な仕事がなく、多くの若者が海外へ出稼ぎに行っています。
その数は2013年の時点で220万人以上に上っており、40年ほど前と比べてなんと60倍にも増えています。
OFWはフィリピンよりも高い賃金を求めて外国へ行き、そこで得たお金を母国にいる家族へ送金します。
この金額が大きく、実にフィリピンのGDPの10%近くを占めているのです。
GDPの10%が外貨で賄われている国は、フィリピン以外にはないと言われています。
家族思いのフィリピン人は、簡単に出稼ぎをやめたりはしないでしょう。
OFWからの送金によって、フィリピンペソの価値は上ってきています。
実際、ASEAN主要4カ国の為替相場の動きを見ると、フィリピンペソが最も増加しています。
さらに、個人消費の大きいフィリピンでは、送金されてきたお金を惜しげも無くどんどん使います。
生活費に充てるだけでなく教育費にも使われており、結果、より社会で活躍できる人材が育ちます。
このようにOFWによって、フィリピンペソの価値は上がり、フィリピン人はより豊かな生活が送れるようになり、そしてフィリピンという国の経済も大きく回るという循環が起こっているのです。
■空室率が低い
不動産を運用するにあたって重要となる空室率。
せっかく物件を所有しても、借り手や買い手がいなければ資産運用になりません。
フィリピンのメトロマニラの場合、賃貸の利回りは年平均7.5%と言われており、アジア最高水準です。
上述したように人口が爆発的に増えていることから、住宅需要も高まっています。
また、近年フィリピンでは富裕層や中間層を中心に核家族が増えており、一人もしくは少人数で住むコンドミニアムは非常に人気です。
そのため、メトロマニラのコンドミニアムは空室率が10%程度とかなり低くなっています。
ちなみに東京の賃貸物件の空室率は30%以上。
この数字を見ると、マニラ首都圏がどれだけ低いかよく分かります。
特に注目されているエリアは、「フィリピンのウォール街」とも称される経済中心地マカティです。
マカティの高級コンドミニアムの空室率は、2015年に3.6%という極めて低い数字を記録しています。
日々発展を続け、人も企業も増えているこのエリアは、今後も不動産需要がますます高まっていくと思われます。
■キャピタルゲインも狙える
不動産投資には、安く買って転売することで大きな利益を得る「キャピタルゲイン」と、賃貸しするなどして小さい金額ながらも安定的に収益を得る「インカムゲイン」があります。
フィリピン不動産の場合、このどちらも可能です。
特にマカティの不動産に関しては年5%程度価格が上昇しているため、数年後に手放すことで、キャピタルゲインを得ることもできると言われています。
上手に運用すれば、貸す・得るの両方で資産を形成することが出来るのです。
■まずは専門エージェントに相談してみよう
フィリピン不動産投資のリスクが低い理由についてご紹介しました。
今後不動産価格が上がっていくことは明らかですので、投資のチャンスはまさに今です。
資産運用に興味はあるけど、何からやればいいのか分からない・・
海外不動産って知識がないから不安・・
英語ができないから踏み出す自信がない・・
そんな方は、信頼できる専門のエージェントに相談してみましょう。
BTWINは、フィリピン不動産の中でも特におすすめのエリアであるマカティやBGCを中心に、資産運用に役立つ物件を多数ご紹介しています。
フィリピンのことをもっと知りたい方、不動産投資で資産運用を考えている方、エリアの選定の仕方が分からない方など、どなたでもお気軽にお問い合わせください。
もちろん日本語でOKです。
日本語通訳ガイド付きの視察ツアーや、ドライバー付きレンタカーもご案内しています。
詳しくはこちら。