セブのマクタン島を満喫する遊びスポット
フィリピンで最も人気の観光地といえばセブですが、実はセブには「セブ島」と「マクタン島」があるのをご存知でしょうか?
綺麗な海やビーチを求めて訪れる観光客のほとんどは、「マクタン島」に宿泊して過ごしています。
2つの島は橋で繋がっており滞在中に行き来も可能ですが、それぞれの島はかなり違っているので、自分の好みの旅行内容に合わせエリアを選ぶと良いです。
2つの島の特徴はそれぞれ、ざっくりですがこんな感じです↓
■マクタン島
絵に描いたような南国リゾートが楽しめるエリア。
美しいビーチもあり、ダイビングやシュノーケリング、アイランドホッピングなど海のアクティビティを中心に満喫したい方向け。
■セブ島
大型ショッピングモールで買い物したり、歴史的建造物などの観光スポットを見て回りたい、シティ派向けのエリア。
セブと名はついていてもビーチはなく、街歩きやカフェで過ごすのが好きな方向け。
セブ島ははっきり言って、日本の旅行代理店のパンフレットに載っているような南の島のイメージはあまりないです。
建物も多く人もたくさんいて、ごみごみしていると感じる人も多いかもしれません。
マクタン島はセブシティのような都会感はあまりないものの、典型的なリゾートが味わえる場所なのです。
今回はセブの中でも「マクタン島」に焦点を当て、マクタン島で出来る遊びを一挙ご紹介したいと思います。
次の旅行はフィリピンに行ってみようかな?と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
<1. アイランドホッピング>
セブのマクタンに来たら、まず体験して欲しいのが「アイランドホッピング」です。
アイランドホッピングとは、ボートで小さな離島を回りながらシュノーケリングが楽しめる、マクタンでは最も人気のアクティビティです。
文字通り、アイランドをホップして行くという意味ですね。
アイランドピクニックとも呼ばれています。
アイランドホッピングに出かける際は、ツアー会社に申し込みます。
ツアー会社によって料金は異なりますが、相場は大体2,000〜3,500ペソ(約4,200〜7,300円)ほどです。
船を貸し出すシステムなので、人数が多いほど1人あたりの料金は安くなります。
また、どこの離島を回るかによっても若干料金は変動します。
当日は朝からマクタンの港を出航し、美しい海をボートに揺られながら進んでいきます。
マクタンの海には色とりどりの魚たちやサンゴ礁が生息しており、シュノーケリングでは子供から大人まで大いに楽しめます。
お昼はたいていBBQのようなランチが付いていますので、そこで美味しいフィリピン料理も堪能できますよ!
思いっきり遊んで、食べて、また遊んで・・・とセブの海を最大限に楽しめるのがアイランドホッピングの魅力です。
小さな子供でも参加できるので、家族連れにも人気のアクティビティとなっています。
<2. スキューバダイビング>
フィリピンの海は、初心者から上級者まで、ダイビングに適したスポットが多数あります。
マクタン島では特に、あまり経験のない初心者向けのダイビングが人気です。
一度も潜ったことのない方でも、スーツの装着・脱着、ボンベなどのセッティングまですべてスタッフがお世話してくれるので安心です。
マクタンの海は、深くまで潜ってみると本当に美しく、幻想的な世界が広がっています。
シュノーケリングでは物足りない!もっと深くまで見てみたい!という方は、ぜひダイビングにも挑戦してみてください。
日本語ですべて案内してくれるツアー会社もたくさんあります。
マクタンの体験ダイビングの料金相場は、2,000〜5,000ペソ(約4,200円〜12,000円)ほどです。
10,000〜15,000ペソ(約23,000〜32,000円)ほどで、昼食付きの1日トリップツアーに参加することもできます。
また、マクタンでは日本よりも格段に安くダイビングライセンスを取ることも可能なので、プロダイバーを目指す人も多く訪れています。
<3. 高級ホテルのデイユース>
マクタン島には、「シャングリ・ラ」や「クリムゾン・リゾート」、「モーベンピック」「アバカ」などなどの高級ホテルが並んでいます。
もちろん高級ホテルに泊まって贅沢な旅を楽しむのも良いですが、当然ながら料金も高額。
あまり予算がない方は、宿泊費は抑えたいと思っているかもしれません。
そんな方におすすめなのが、デイユースです!
実は泊まらなくてもこれらのホテルのサービスを楽しむことができるんです。
高級ホテルには、広々としたプールはもちろんのこと、プライベートビーチを持つところがほとんど。
これらのプライベートビーチは本来宿泊者専用ですが、デイユース料金を払うことで、泊まらなくてもここで泳げます。
時間は大体10:00〜17:00くらいのところが多いです。
公共のビーチよりも綺麗に整備されており、人も少なく快適で泳ぎやすいのが特徴です。
デイユースの料金はだいたい1,000〜4,000ペソ(約2,200〜8,400円)くらいです。
ランチビュッフェが付いているところも多いので、かなりお得ですよ!
<4. 極上マッサージ、スパ>
思いっきり泳いで遊んで疲れたら、次はマッサージで癒されましょう♪
フィリピンには安くて腕の良いマッサージ屋さんが非常に多いです。
マクタン島には特に多くのマッサージやスパが集中しており、その数は50以上あります。
格安店で破格のマッサージを受けるのも良いですが、おすすめはちょっと高級な極上スパ!
せっかく物価の安いフィリピンにいるんですから、日本ではなかなか行けない高級マッサージを受けてみましょう!
おすすめは、以下のマッサージ店です。
■シャングリ・ラ・マクタン・リゾート&ラグジュアリースパ
言わずと知れた5つ星ホテルにあるスパ「CHI(氣)」は、フィリピン伝統のヒロットマッサージやソルトストーンクリスタルを使ったマッサージ、そして「氣」の流れを整えるマッサージなどが用意されています。
また、一人ずつ個室に案内され、フラワーバスに浸かれるなど、至れり尽くせりの極上サービスを受けることができます。
料金は2時間半ほどで8,500〜9,000ペソ(約18,000〜20,000円)ほど。
額面だけ聞くと高いと感じるかもしれませんが、内容や施設のクオリティにはそれ以上の価値がありますよ!
日本で同じレベルのサービスを受けようと思ったら、最低でも3万円はかかるでしょう。
■アルニカスパ(旧プラナスパ)
大自然に囲まれた、巨大なヴィラタイプのスパ。
インドの「アーユルベーダ」やフィリピンのヒロットマッサージ、ボディスクラブなどを含めた、多くのマッサージメニューを用意しています。
日本語のメニューもあるほか、日本語を話せるスタッフもいるので安心です。
近くにあるショッピングモールやリゾートホテルからは、無料送迎も行なっています。
料金は9,000円程度と「CHI(氣)」スパよりはかなりリーズナブルであるものの、専用の個室ヴィラでのマッサージやフローラルバスなどの施設も付いており、サービス内容には妥協していません!
そのためいつも大人気で、一度に入れるのもたった7組なので、予約をしないと入れないです。
■ツリーシェイドスパ
上記の2つと比べると、かなりお値段が安くなる中級スパ。
中級スパは場所によって清潔感やクオリティに差が出やすいのですが、こちらのツリーシェイドスパは、清潔感もセラピストの腕もばっちりで、しかも料金が安いというお得なスパです。
マクタン島のほか、セブシティ内にも店舗があります。
どちらも料金は同じくらいで、ボディマッサージ、フットマッサージを併せて2時間の施術で1,200ペソ(約2,600円)ほど。
日本ではまずありえないくらいの破格です。
マッサージ後にはちゃんお茶も出してくれます。
これらの極上スパのほか、マクタンには1時間700円程度の超格安マッサージ店も存在します。
とにかく安く疲れを取りたい!という方や、個室でなくても構わない方は格安店を利用してみても良いでしょう。
<5. 射撃>
いきなり超アクティブな感じですが、マクタンは射撃が格安で楽しめることでも有名です。
セブには昔から実弾が打てる射撃場があり、本格的なガンシューティングが体験できます。
これは日本では出来ない遊びなので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
標的にはなんと・・・生きたニワトリやクジャクも用意されています。
ちょっと抵抗ありますね・・。
料金は30発で4,500ペソ(約10,000円)ほどで、生きた動物は別料金。
ニワトリ1羽500ペソ(約1,200円)、クジャク1羽7,000ペソ(約15,000円)だそうです。
どうやら中国の富裕層の観光客がよく楽しんでいるみたいです。
初めての射撃は緊張する人も多いですが、慣れてくると楽しく、上手に的に当てられるようになってきます。
銃弾の補充や、射ち方などは全部スタッフが教えてくれるので心配いりません。
衝撃が弱いタイプの銃もあり、女性でも問題なく楽しめます!
場所は、「Wonderland Shooter Club」というところです。
住所:M.L. Quezon National Highway, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu
<治安に気をつけてリゾートを満喫しよう!>
いかがでしたか?
マクタン島で出来る海のアクティビティや極上スパ体験、射撃などのちょっと変わった遊びをご紹介しました!
この他にもマクタン島には、セブシティほどではありませんが、ショッピングモールもありますしレストランもたくさんあるので、食べる場所にも困りません。
せっかくのリゾート地なので、むしろ何もせずビーチでぼーっと過ごすというのも、贅沢で良いかもしれませんね。
なお、マクタン島には治安が悪いエリアも結構あるので、人通りの少ない場所や暗い道などには決して入らないように注意してください。
スリや置き引きなどにも十分気をつけて、フィリピン屈指のリゾート、セブのマクタン島を満喫してくださいね!