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フィリピンで子育て、どの学校に通わせる?


温暖な気候、多様性あふれる文化、英語環境・・フィリピンでの教育には、さまざまなメリットがあります。

世界的に見て日本の英語教育は圧倒的に遅れていると言われていますが、フィリピンでなら自然に英語に触れながら子育てすることが可能です。

 

しかし、一口にフィリピンでの教育といっても、いろいろな選択肢があります。

その主なものが、以下です。

■インターナショナルスクール

■日本人学校(ジャパニーズスクール)

■私立校(プライベートスクール)

■公立校(パブリックスクール)※フィリピン国籍を持つ場合のみ

 

 

<1. インターナショナルスクール>

インターナショナルスクールとは、外国人を対象にした教育を行なっている学校のこと。

アメリカ系、ブリティッシュ系、シンガポール系などさまざまなタイプがあります。

フィリピンだけでなく全世界各地にあり、日本にもあります。

最大の特徴は、欧米のカリキュラム&英語で授業が行われるということ。

フィリピンのインターナショナルスクールには、日本人をはじめ、さまざまな民族の生徒が在籍しており、英語だけでなく多種多様な文化も一緒に学ぶことができます。

教育水準が一律化されているため、田舎の学校であってもカリキュラムは同じです。

ただ、日本では中学の学齢までインターナショナルスクールを卒業したとしても、日本の義務教育を受けたことにはならず、小中学校を卒業したとは見なされません。

よって、インターナショナルスクール卒業だけでは、日本の公立高校を受験する資格も持ちません。

日本で高校受験をするつもりなら、インターナショナルスクールに通わせるのはちょっと考えた方が良いでしょう。

高校も大学もすべてフィリピンで・・と考えているなら、インターナショナルスクールに入れるメリットは十分あると思います。

また、通常インターナショナルスクールは年間300万円以上の高額な学費がかかりますが、フィリピンであれば30万円程度でも通学できるというメリットがあります。

安価でインターナショナルスクールに通わせられるのを理由に、わざわざフィリピンへ移住して子育てする親たちも少なくありません。

なお、マニラとセブには以下のようなインターナショナルスクールがあります。

■マニラ

・International School Manila

・Brent International School Manila

・The King’s School Manila Nord Anglia International School Manila

・British School Manila

・Mahatma Gandhi International School Manila

・Australian International School

・Singapore School Manila

・Reedley International School

・Colegio San Agusutin

・Ateneo Grade School

・La Salle Green Hills

ほか6校

■セブ

・Cebu International School

・Centre for International Education

・Singapore School Cebu

・Woodridge International Shcool

・B.R.I.G.H.T Academy

・The Abba’s Orchard School

 

 

<2. 日本人学校(ジャパニーズスクール)>

フィリピンにいながらにして、日本と同じ教育を受けられるのが日本人学校です。

入学するには、原則として日本国籍を持っていることが条件になります。

カリキュラムは日本と同じ内容となっており、主に、日本へ帰国する予定のある子供が帰国後すぐに日本の学校に馴染めることを目的としています。

日本の文部科学省が認定しているため、日本で小中学校を卒業したのと同じように、日本での上級学校への入学資格を持つことができます。

親の仕事などの事情で一時的にフィリピンに滞在する子供たちが対象ですね。

あるいは、日本に帰る予定でないにしても、子供が英語だと授業にまったくついていけない場合なども、日本人学校に通わせる選択肢があります。

フィリピンでは「マニラ日本人学校」が有名です。

年間でかかる学費は100万円〜150万円ほどとなっています。

 

 

<3. 私立校(プライベートスクール)>

学校によって教育メソッドや方針が大きく違ってくるプライベートスクール。

カリキュラムやプログラムがさまざまなので、自分の好みの方針のスクールを探すことになります。

学校によって特色が強く、スポーツに力を入れているところ、中国語を重点的にやっているところ、モンテッソーリ教育を導入しているところ、少人数制の授業を行なっているところなど、いろいろです。

どこも基本的に自由度が高く、授業は英語で行われるため、インターナショナルスクールにも近いものがあります。

また、校内の設備が綺麗で新しいものが多いのも特徴です。

学費はインターナショナルスクールよりも安いため、近年日本人にも人気です。

入学に際しては子供の学力検査のほか、親との面接が重視される傾向があります。

家庭の状況はもちろんのこと、学費を払い続けられるかどうかの経済的な面についての審査があるようです。

人気のある学校は、入学がだんだん難しくなってきています。

また、外国人だけでなく、フィリピン人の富裕層の子供たちもプライベートスクールへ通います。

 

 

<4. 公立校(パブリックスクール)>

公立校は、フィリピンの国籍がないと入れないため、通常日本人の子供の選択肢には入ってきません。

日本の小学校と同様、授業料は無料で、富裕層ではない一般のフィリピン人家庭の子供たちが通っています。

 

 

<フィリピンでの教育の特徴>

■英語での授業

フィリピンと日本の教育の最大の違いは、やはりほとんどの授業が英語で行われる、という点です。

国語(タガログ語)と社会以外の科目は英語で教えられており、レベルも高いです。

日本で言うところの中学卒業レベルの英語は、フィリピンの子供たちは小学2年くらいでマスターしています。

■親を大事にする文化は子供の頃に叩き込まれている

フィリピンの学校では、「親を大事にする」「年配者を敬う」といった道徳的な面をしっかり叩き込まれるほか、宗教に関する授業が多いのも特徴です。

国民の80%がキリスト教なので、キリスト教に関してはかなり重点的に教え込まれます。

しかしながら、日本で重要視されている「時間を守る」「整理整頓をする」といったマナー教育に関しては、フィリピンではあまり行われないようです。

その証拠に、フィリピンでは時間を守る人がほとんどいません。

一方で、家族のことは自分を犠牲にしてでも守ろうとします。

■体育の授業が少ない

フィリピンの学校では体育の授業が少ないです。

これは、一年中暑いという気候も要因になっていると思いますが、フィリピン人があまり運動を好まないという国民性だからだそうです。

日本では一通りのスポーツをやらせますが、フィリピンでは泳げない子供もたくさんいます。

 

 

<公立校にすら行けない子供たち>

フィリピンでは、無料の公立校にすら行けない子供たちがいます。

社会格差の大きいフィリピンでは、授業料はおろか、制服代やノートや鉛筆、教科書も買えない、お弁当も準備できないほど貧困の家庭もあるのです。

こういった貧しい家庭の子供たちは、学校に通うのを諦め、親の家業を手伝ったりしながら、教育を受けずに大人になっていきます。

 

 

<子供の適性・意見も吟味して決めよう!>

フィリピンで日本人の子供が通うのは、インターナショナルスクール、日本人学校、そしてプライベートスクールのいずれかになります。

英語教育を施したいならインターナショナルスクールかプライベートスクール、教育の途中で日本へ帰国する予定なら日本人学校、というのが一般的かと思います。

将来子供にどんな選択肢を与えてあげたいのか?子供にどんな適性があるのか?子供の意見はどうなのか?などを、しっかりと見極めて決めてあげたいですね。

いずれにしても、日本で普通の学校に通うよりは圧倒的に広い視野で物事を見ることができるようになるでしょうし、さまざまな人種の人々と関わることで多様性を学ぶこともできます。

フィリピンでの子育て・教育を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。