フィリピンでの子育てはラクでストレスフリー!
日本は少子化が大きな社会問題になっていますが、その理由の1つには、子育てするのが大変だから、というのがあるかもしれません。
産んでも助けてくれる人が周りにおらず、金銭的にも厳しく、自分の好きなことをやる時間なんて一切なくなり、子供が大人になるまで人生を子育てに捧げなければならない・・・
そんな厳しい状況で何とかやりくりしているママさんたちを見ていれば、子供が欲しいと思わなくなる女性も増えて当然ですよね。
しかし、これは日本での話であって、海外へ行けばもっと自由に楽しく暮らしているママたちもたくさんいるんです。
実は、フィリピンもそんな国の1つ。
今回は、日本とは比べ物にならないほどラクなフィリピン人の子育てについてご紹介します!
<子供に寛容なフィリピン社会>
まず日本では、外に子供を連れ出すことも億劫になりがちですよね。
なぜかって、子供が騒いだり泣いたりすれば、他の人に迷惑をかけると思っているから。
子供なんて泣くものだし騒ぐものなのに、公共の場でそうなれば、「しつけがなっていない」と責められるのは親の方です。
だけど、子供によって性格もバラバラだし、叱ったからと言って黙ってくれる子供ばっかりじゃありません。
親たちだって必死なのに、なぜ自分が責められなければならないのか・・そんなストレスに耐えられず外出を諦めているケースも多々あると思います。
しかし、フィリピンではそんなこと気にする必要は一切ありません!
ショッピングモールの中だろうが、レストランだろうが、公園だろうが、どこでも子供ははしゃぎ放題です。
フィリピンは非常に子供が多く、どこへ行っても子供だらけですが、騒いでいる子供に怒っている親は誰もいません。
走り回っても泣きじゃくっても、基本放置です(笑)
そしてそんな親を責める人も誰もいません。
子供ってそういうものだから、と諦めているような感じで、気にも留めていないんですね。
子供にも大人にも寛容なフィリピン社会では、子供はのびのびとはしゃげますし、大人も注意しなきゃ、というストレスを感じる必要がないのです。
もちろん、公共の場や電車内にベビーカーを持っていっても迷惑がられることは絶対にありません。
<”ヤヤ”が子守の大半をしてくれる!>
「ヤヤ」とは、タガログ語でベビーシッターのこと。
「ナニー」と呼ばれたりもしています。
人件費の安いフィリピンでは、中流階級以上の家庭では、ヤヤさんを雇うのが一般的です。
夫婦共働きでもヤヤさんがいれば子守を全部やってくれるので、自分は仕事に集中できますし、幼稚園にお迎えに行く手間もありません。
家庭によっては、両親は一切子守をしていないケースなんかもあります。
ご飯を食べさせる、お風呂(シャワー)に入れる、着替えさせる、寝かせる・・などなど、全部やっているとママは1日中子供の世話で終わってしまうものですが、フィリピンではヤヤさんが全部やってくれるので、かなり負担が減ります!
知らない人に自分の子供をあずけるなんて不安・・と思う人も多いかもしれませんが、フィリピンではもはや当たり前ですし、一度利用すれば便利すぎてやめられなくなっちゃいますよ!(笑)
ヤヤさんを探すには、専門のエージェントを利用するのが一般的です。
もちろん面接をして性格や経験を見てから決められますし、お給料などの条件もお互いに同意してから契約が成立します。
エージェント利用の場合、1日の料金は1,000ペソ(約2,000円)くらいが相場で、1ヶ月1万ペソ以上などの最低条件が決められている場合もあります。
また、1日単発で来てくれる人もいれば、住み込みしかやらないというヤヤさんもいます。
住み込みで雇う場合は、ヤヤさんが生活するための部屋も用意する必要があります。
逆に、通いで来てもらう場合は交通費の支給が必要になってきます。
もしもフィリピンに知り合いがいるなら、エージェントを通さずに、信頼できるヤヤさんを紹介してもらえることもあるかもしれません。
<家族みんなで子供を育てる>
日本は今核家族化が進んでおり、両親二人だけで子供を育てるのが主流になってきています。
しかし、それで共働きするには保育園に入れる必要があるし、でも保育園は常に待機児童がいっぱいで入れない・・こんな状況が社会問題にもなっていますよね。
一方でフィリピンでは、両親の他に祖父母がいるのはもちろんのこと、兄弟、姉妹、叔父や叔母、いとこ、はとこ・・などなどとにかく大家族が多く、子育てをみんなでやる文化が根付いています。
なので、何か子育てで手伝って欲しいことがあれば、家族の誰かに頼めば必ずやってくれる人がいるのです。
おじいちゃんやおばあちゃんにとって孫が可愛いのは当たり前だし、兄や姉も弟や妹の面倒をよく看ます。
フィリピン人は全体として子供好きな人が多いようです。
さらに、日本と比べてフィリピンでは旦那さんが家事や育児に積極的です。
家事や子守は母親の仕事だとは誰も思っていないし、むしろ逆に奥さんが家庭の大黒柱になっているパターンもあるので、夫も家庭のことをどんどんやります。
日本人の旦那さんたちも見習ってほしいものです(笑)
<どんどん増えるフィリピンの子供たち>
社会的、宗教的理由から子供がどんどん増えているフィリピン。
日本とは真逆に、人口は爆発的に増加しています。
しかし、子供ができたら育てるのが大変だ!という思考をそもそも持っておらず、実際に子育てをいろんな方面からサポートしてもらえる仕組みが出来上がっているのです。
フィリピンを訪れれば、子供たちの多さに最初はびっくりすることでしょう。
1家族で4〜5人の子供がいることも決して珍しくないですし、とにかく至るところで子供たちが遊んでいます。
<フィリピンでの子育ても検討してみて!>
日本は世界的に見て、決して子育てしやすい国とは言えません。
一歩海外へ出れば、ママやパパは育児に縛られることなく、もっと自由になれる世界があるのです。
フィリピンはそんな国の1つだと思います。
また、フィリピンにはインターナショナルスクールもあり、他の国よりも安価で通わせることが可能です。
育児もラクな上に、エリート教育を施すことも可能なフィリピンには、今日本からたくさんの家族が移住してきています。
日本よりも多様性の豊かな社会で、英語力も身につけながら、子供たちがのびのび育つ環境があるのです。
日本では決してできない体験をさせ、確実に広い視野を養わせることが出来ると思います。
そして何より親たちの負担が少ないのが嬉しい!
日本と同じ水準の給料があれば、物価の安いフィリピンではそこそこ優雅な暮らしも可能です。
今日本での子育てに疑問を抱いている方は、ぜひフィリピンへの移住を検討してみてはいかがでしょうか?