フィリピン、パラワン島不動産投資の可能性とは?
フィリピン不動産投資のメジャーなエリアといえば、やはり首都マニラやセブなどですよね。
しかし最近では、日本人にはまだあまり知られていない島も注目され始めています。
パラワン島もその1つです。
<パラワン島とは?>
パラワン島は、「フィリピン最後の秘境」とも呼ばれている、手付かずの自然が残る島です。
マニラ、セブからは飛行機で1時間ほどですが、日本からの直行便は現在のところありません。
世界で最も美しい島といわれるパラワン島には、息をのむほど美しいエメラルドグリーンの海、輝く白い砂浜、熱帯雨林と山岳で覆われた豊かな緑が溢れ、希少な動植物が多数生息しています。
まさに「楽園」と呼ぶにふさわしい神秘的な場所です。
<世界からはすでに認知度が高いパラワン島>
日本ではまだパラワン島と聞いても「どこそれ?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、ヨーロッパなどを中心に世界からの観光客は増え続けています。
島の認知度は年々高まっており、2010年には約41万人だった観光客は、2017年には190万人に達しました。
現在は200万人を超える観光客が、この神秘の島を訪れています。
2017年の「World’s Best Island」では、パラワン島は第1位に輝きました。
ちなみに2位にはアメリカのヒルトンヘッドアイランドが入り、3位ではまたもやフィリピンのボラカイ島がランクインしています。
<自然を満喫するアクティビティ>
パラワン島はマニラやセブなどと比較すると、まだまだ開発は進んでいません。
ですが、その美しい海や自然を活かしたアクティビティが豊富で、定番のアイランドホッピング、シュノーケリング、カヤックなどなどが楽しめます。
特に「ビッグラグーン」は絶対に外せないスポット。
エルニドエリアのミニロック島周辺にある、奇岩に囲まれたエメラルドグリーンの海です。
波もなく穏やかで、ここをボートで遊覧すると最高に気持ち良いです。
<最上級リゾートホテル>
パラワン島には、「ザ・リゾート」とも言えるような、非日常感を味わえるホテルがあります。
水上コテージやヴィラタイプなど、日本では体験できないラグジュアリーな施設が多くなっています。
また、エルニドからすぐ近くの離島にもホテルがあり、中には1つのホテルが島をまるごと所有している場合もあります。
■プリンセサ・ガーデン・アイランド・リゾート&スパ
パラワン島中心部にあるプエルト・プリンセサ国際空港から約2kmほどのところにあるリゾートホテル。
客室は全部で78室あり、周りは緑豊かな庭園と海に囲まれています。
リゾート内には、レストランが2つ、カフェ、屋外プール3つ、スパを揃えているほか、近くに観光スポットもあるので便利です。
■シェリダン・ビーチ・リソート&スパ
プエルト・プリンセサシティーから北へ40km、南シナ海側のサバンビーチに建つリゾートです。
全室にプラベートバルコニーがついており、落ち着いたトーンの内装となっています。
また、レストランではフィリピン料理やインターナショナル料理が楽しめるだけでなく、自家の有機菜園で採れた体に優しい素材の料理を提供しています。
■パングラシアン・アイランド・リゾート
パラワン島の北部の「パングラシアン島」にあるホテルで、ゲストルームはビーチに沿って建てられています。
部屋はヴィラタイプとなっており、プールヴィラのテラスからは直接プールにアクセスできます。
パングラシアン島はホワイトサンドの美しいビーチと小高い丘のコントラストが特徴で、どこを切り取っても絵になる風景。
ヴィラはプラベート感も満点なので、のんびりと贅沢な時間が過ごせます。
<パラワン島の世界遺産>
あまり知られていませんが、パラワン島には世界遺産もあります。
■プエルト・プリンセサ地底河川国立公園
セント・ポール山地の鍾乳洞内を流れる地下河川です。
8.2kmあり、航行可能地下河川としては世界最長となっています。
海につながる下流部分は、潮の干満の影響で独特の生態系が形成されています。
■トゥバタハ岩礁自然公園
公園といっても海の中にある保護区のようなもの。
多様な海洋生物が住む密度の高い岩礁とサンゴ礁があり、ダイバーなら一度は訪れたい憧れのスポットです。
1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。
<パラワン島の食事>
さすがは海に囲まれているリゾートアイランド、パラワン島でぜひ食べてもらいたいのは新鮮なシーフード料理です。
また、欧米人が経営する本格的なレストランや、おしゃれなカフェも案外たくさんあります。
その他、フィリピン料理レストランや屋台もあり、フィリピンらしいローカルなものも味わうことができます。
パラワンのおすすめレストランは以下のお店です。
■Kalui Restaurant
プエルト・プリンセサにあるフィリピン料理レストラン。
トリップアドバイザーでも1位になっているお店で、シーフードが大変美味しいです。
■Republica Sunset Bar
エルニドエリアの高台に位置するバーです。
とにかく景色が素晴らしいロケーションなので、夕方に行って夕日が沈むのを見ながらビールを飲むのがおすすめ。
■Art Cafe
エルニドタウンの中心地にあるカフェで、Wi-Fiもあるので、ちょっと休憩しながらSNSでパラワンの様子を配信しても良いかも。
メニューはサラダやパスタなどがあり、店内もおしゃれで、雑貨も売られています。
<パラワンの治安>
全体として治安の良くないフィリピンですが、パラワン島に関しても危険勧告が出ているエリアとなっています。
ただ、マニラやセブと比べれば犯罪件数は圧倒的に少なく、昼間にリゾート地で過ごしていて危険な目に遭うことは滅多にありません。
夜一人で出歩いたり、暗い場所にわざわざ近づたりしないなど、基本的なことを守っていれば大丈夫です。
渡航前に、海外安全ホームページで危険度をチェックしていくと良いでしょう。
<パラワン島の不動産投資は?>
不動産投資が盛んなフィリピンですが、パラワン島に関してはまだ情報が少なく日本人の進出は少しずつ、といったところです。
ただ、コンドミニアムも建設されていますし、日本人から見れば驚くほど不動産価格は安価です。
これから観光開発がさらに進むことで価格は上がるため、将来性も十分期待できます。
現在もすでにフランス人などの欧州系の人々がどんどん集まっており、ビジネスチャンスは大きいと言えるでしょう。
また、年間を通して温暖で過ごしやすい気候なので、リタイア後の移住先としてパラワン島を検討している人も多いようです。
情報の早い投資家たちは、すでにパラワン島がどのように発展していっているか、日頃からセミナーに参加するなどしてチェックしています。
まずはぜひ一度、この島を実際に訪れて、どんなポテンシャルを持っているか肌で感じてみてください。