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セブのシヌログ祭りを楽しむポイント


フィリピン人は、超お祭り好きです。

1年を通して、各地で毎月いろんなお祭りが開催されています。

しかも、どれも派手なものばかり。

セブ島で毎年1月の第3日曜日に行われる「シヌログ」もその1つです。

観光地でありリゾートアイランドとして知られるセブのお祭りには、毎回世界中から人々が集まり、国境を越えてみんなで楽しんでいます。

 

<セブの大事なお祭り「シヌログ」って?>

シヌログは、キリスト教に関連するお祭りです。

「サントニーニョ像(幼少期のキリスト)」を讃えるフィリピン最大お祭りとなっており、フィリピン国内はもちろん世界中から多くの人々が集まってお祝いします。

サントニーニョ像は、1521年にマゼランがセブ島で布教活動を行った際に当時のセブ島の女王に贈られた人形です。

その後、フィリピンとスペインでは戦争が勃発し、マゼランはフィリピンの英雄ラプラプと戦って戦死。

しかし、そんな戦火の中でも無傷で残ったのが「サントニーニョ像」だったのです。

それ以来サントニーニョ像は奇跡の象徴としてセブの人々に崇められることになりました。

今では各家庭やレストラン、タクシーなど至るところにサントニーニョ像が置いてあります。

シヌログではサントニーニョに感謝しながら、自分のサントニーニョ人形を持ち出し、シヌログダンスを踊ります。

また、各地域や学校などからダンサーが集い、ド派手な衣装を身につけて踊りながらパレードを繰り広げます。

2016年にはフィリピンの大手放送局ABS-CBNによって、「Best Festival in the Philippines(フィリピンで最高のお祭り)」に選ばれました。

 

<シヌログの開催場所>

シヌログ祭りが行われる場所は、セブの中心部です。

オスメニアサークル周辺の大通りでグランドパレードが開催されます。

また、セブで有名な繁華街「マンゴーストリート」も、シヌログで特に盛り上がるエリアの1つです。

夜は歩行者天国となり、「ピット・セニョール!(サントニーニョに栄光を!)」という掛け声で大盛り上がりします。

 

<シヌログの楽しみ方>

シヌログはそんな、フィリピン人にとっては非常に深い宗教的な意味合いを持つお祭りですが、もちろんキリスト教じゃなくたって参加できます。

日本人の観光客や留学生も、毎年大勢参加しています。

日本では体験できない、熱気あふれるお祭りを体験してみましょう!

■汚れてもいい服で参加しよう!

シヌログのメインパートはパレードなのですが、その他にビールシャワーや音楽に合わせて踊るパーティ、フェイスペイント、タトゥーができる屋台などなど、もはや混沌とも呼べるカーニバルが行われます。

これらを思いっきり楽しむためには、汚れてもいい服装で参加するのがおすすめです。

■ペイントパーティは全力で!

「ペイントパーティ」は、その名の通りインクをお互いにインクをかけ合うというもので、服はおろか髪や顔までぐちゃぐちゃになります。

さらに、夜になると瓶ビールを突然かけられるなんていうのも当たり前。

最初はびっくりしてしまうかもしれませんが、みんなでこんなカオスな状況になると、だんだんタガが外れて楽しくなってきます。

こうなったらもう、恥ずかしいとか汚いとか思わずに全力で弾けるのがポイントですね。

■ファッションもシヌログ仕様にしてみよう!

ちなみにペイントパーティが行われる前から、フェイスペイントを準備したり、シヌログTシャツを着てファッションもお祭り仕様にしておくとさらに盛り上がります!

インクやTシャツなどは、シヌログが始まる数日前からショッピングモールなどで売られています。

恋人や友人と一緒に着るのも楽しいですね!

お祭りは屋外で昼間はかなり暑いので、帽子があった方が良いですよ。

また、日本のハロウィンのように様々な衣装やコスプレのような人たちもいますので、個性あふれるファッションで臨むのもありですね。

フィリピン人たちはとっても気さくで目立ちたがりでもあるので、面白い衣装の人がいたら、ぜひ一緒に写真撮影をお願いしてみましょう。

快く応じてくれます。

■童心に帰って楽しんじゃおう!

服も顔も髪もインクやビールでめちゃくちゃ。

ド派手な衣装で踊り狂う人々・・

気づけば知らない人も混じって、言葉も通じないのにゲラゲラ笑いながらこのお祭りムードを楽しめちゃうんですね。

道ではクラブミュージックが大音量で流れ、朝までパーティが続きます。

日本人は大人になるとなかなかこういったカオスな状況を楽しむ機会が無いものですが、セブでシヌログに参加するなら、ぜひ童心に帰って盛り上がってみましょう。

 

<シヌログでの注意点>

■体調には気をつけて!

シヌログ祭りは子供のように楽しめる反面、毎年暑い中踊ったり歌ったりしているうちに、体調が悪くなる人も大勢います。

1月はセブでは猛暑の季節です。

特にパレードに参加するダンサーは、炎天下の下で激しいダンスを繰り広げるため、気絶してしまうことも珍しくありません。

昼間は天候も気にかけながら、時々休憩をとったり水分をとるなどして、体調管理をしっかり行なって参加してください。

■盗難・スリに気をつけて!

混沌の中には、スリもたくさんいますので注意してください。

貴重品は最小限にとどめ、必要以上の金銭を持たないこと、ポケットなど抜き取りやすいところにスマホ等を入れておかないことが大事です。

■宿泊予約は早めに!

シヌログ祭りには毎年大勢の観光客が訪れますので、お祭りの前後は周辺のホテルがすぐ予約でいっぱいになってしまいます。

早めに押さえておくのがおすすめです。

 

<サントニーニョ像がある教会も訪れてみよう>

シヌログで讃えられている「サントニーニョ像」は、フィリピン最古のカトリック教会と言われている「サントニーニョ教会」に祀られています。

戦火によって2度焼失しており、現在の建物は1740年に再建されたものですが、セブの人々にとってここはキリスト教発祥の地であり、フィリピンカトリックの「聖地」です。

荘厳で古めかしい雰囲気は、まるでヨーロッパにある教会のようです。

2013年に発生した地震によって教会のベルタワーが崩壊してしまいましたが、現在修復が進められているようです。

中には売店もあり、キリスト教信者たちはここで自分用のサントニーニョ像やマリア像などを購入し、信仰心の維持やお祈りのために自宅に飾っています。

きらびやかな衣装をまとった幼少期のキリスト像は、お土産に1つ購入してみても良いかもしれませんね!

シヌログ開催中のサントニーニョ教会は、人はたくさん集まっているものの、クレイジーな盛り上がりとはまた違う、厳かな雰囲気です。

敬虔なカトリック教徒たちが、ロウソクを燃やして祈りを捧げる姿があります。

ちなみにサントニーニョ教会にはショートパンツや肩が露出するような服では入れないので気をつけてください。

 

<フィリピン最大のお祭りを体験してみて!>

昼はパレード、夜はパーティと一日中盛り上がれるシヌログ祭り。

フィリピン人たちが思いっきり楽しんで歌ったり踊ったりインクをかけ合ったりしている姿を見ていると、だんだん楽しくなってきちゃいます。

やっぱりお祭りでは、恥ずかしがっていてはいけません。

全力で自分もめちゃくちゃになってみるのが、楽しむコツです!

チャンスがあるなら、ぜひ1月のシヌログ祭りを狙ってセブ旅行に来てみてください。

絶対に忘れられない経験になりますよ♪