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マニラ鉄道の延伸を丸紅がDMCIと共同で受注


急速な経済発展に伴い、インフラ整備も着々と進むフィリピン。

以前から整備が急がれているマニラの鉄道の延伸を、日本の総合商社である丸紅が受注したとのことで話題となっています。

 

丸紅が受注したのは、マニラを走るLRT2号線という鉄道の東延伸案件です。

LRT2号線は、マニラ首都圏を東西に走る13.8km、11駅の高架鉄道で、その東側を丸紅が担当することになります。

フィリピン運輸省から依頼され、2駅、4km分を引き受けました。

フィリピンの建設大手である「D.M.Consunji Inc.(DMCI)」との共同プロジェクトとなっており、その受注額は69億円です。

丸紅は、今回の案件全体の履行管理のほか、信号や通信などの鉄道システム一式の納入を担当することになっています。

マニラLRT2号線東延伸区間の高架橋や駅舎の建設はすでにDMCIによって進められており、完工までまもなくということです。

 

今回のプロジェクトは「首都圏大量旅客輸送システム拡張事業」の一環となっており、マニラ首都圏で問題となっている交通渋滞やCo2による大気汚染の解消に貢献する計画です。

工事は2020年の夏に完了する見込みとなっています。

完了すれば、LRT2号線は現在の11駅に2駅加わり13駅となります。

 

また、丸紅は2000年にもフィリピンの鉄道システムパッケージを受注しており、2004年に車両と軌道の工事を完了させています。

 

 

<マニラの電車>

日本人がマニラに滞在する際には、電車よりもタクシーの移動がメジャーです。

理由としては、電車や駅の治安があまり良くないことや、混雑しすぎていることなどがあります。

しかし、使い方によっては車よりも早く移動できることもあります。

マニラの鉄道には、LRT1号線(20駅)、LRT2号線(11駅)、MRT3号線(13駅)、PNRの4つがあります。

LRTとMRTはメトロマニラ内を走っており、PNRはメトロマニラから地方都市へ行く際に利用できます。

料金は初乗り15ペソ(約30円)ほどで、最大でも30ペソ(約60円)とかなり安いです。

さらに、LRTではICカードも使えて、割引も適用になるそうです。

ただ、マニラではあらゆる交通機関の料金がしょっちゅう変わりますので、もし利用する場合にはその都度調べたほうが良いと思います。

 

<日本の電車との違い>

駅や電車の感じは日本のものとさほど違いはありませんが、フィリピンではチケットは窓口で購入します。

目的地の駅の名前を言えば買えるのでそれほど難しいことはありません。

また、改札に入る前にセキュリティチェックがあります。

飛行機のように、持ち込み禁止のものがないか荷物を確認されます。

しかし、実際は形式だけで、たいして見ていないようです。

そのへんは、フィリピンらしいですね。

電車内のアナウンスは日本のように明瞭ではなくあまり聞こえないので、停まった駅の数を数えながら乗る必要があります。

治安の面を考えても、あまり居眠りはおすすめできません。
(現地人は寝ている人もいますが・・)

そして、知っておきたいのは、フィリピンの電車では「降りる人が先」といったマナーが無いこと。

日本の電車に乗り慣れていると、なんだか全員マナーの悪い人に見えるかもしれませんが、それが現地の習慣なので仕方ありません。

乗る時も降りる時も「我先に!」とちょっと頑張らないと、乗れない、降りれないといった事態になります。

 

<進歩しているマニラの鉄道>

最近は、フィリピンの電車もBeep Cardという日本のSUICAのようなICカードを導入しており、改札では機械にかざすだけなので便利になってきています。

電車だけでなくバスでも使えるため、現地で生活する際には一枚持っておくと良いでしょう。

コンビニやスマホアプリでチャージして使います。

また、電車も女性や子供、お年寄り、障害者向けの車両があったりと、快適になってきているようです。

女性や子連れの場合はこういった車両を選んで乗りましょう。

フィリピン人は基本的に、女性や子供には親切にしてくれます。

 

<注意点>

だんだん安全で快適になってきているマニラの鉄道ですが、やはり日本の電車と同じ感覚で乗るのは危険です。

いきなり刺されたりするようなことはないにしても、スリなどの軽犯罪は今も横行しています。

ポケットに財布やスマホを入れておくのは「盗ってください」と言っているようなものです。

また、リュックなどの荷物も必ず前に抱えるようにしましょう。

派手な格好やアクセサリーなど目立つ格好も避けてください。

近くに怪しい人がいたら離れましょう。

お金や貴重品を車内で出し入れしないこと。

こういった基本的な事項は、フィリピンの街中でも電車内でも駅構内でも同じです。