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マニラ空港で「大量の亀」が見つかる!


マニラ空港で、フィリピンに「大量の亀」を持ち込もうとしたフィリピン人がいたことで、ニュースとなっています。

今月3日に香港からフィリピンへ到着したフィリピン人の荷物から、1,500匹以上にもなる希少な亀が見つかったとのこと。

亀は「インドホシガメ」などを含む、どれも絶滅の危機に瀕した「危急種」に指定されているものばかり。

逃げないように粘着テープで巻かれたものもいて、荷物の中の服や靴の中に隠されていたそうです。

これらの希少な亀は、フィリピン国内および第三国に密売されるところだったそうで、金額にして約450万ペソ(約970万円)になります。

肝心の運び屋だった旅客は逃げてしまい、まだ見つかっていません。

 

フィリピンに持ち込めないものは多数ありますが、生きた動物は言わずもがな禁止です。

私たちが普段渡航する際に飛行機に生き物を乗せることはほとんどないと思いますし、銃器などの危険物を持ち込めないことはご存知かと思います。

しかし、フィリピンは意外にも持ち込みできるものの規制が厳しいので、渡航前に必ず確認しましょう。

 

マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)に持ち込めないものも、実はかなりあります。

たとえば意外にダメなものとして、以下のようなものがあります。

 

<マニラ空港への持ち込み禁止のもの>

コメ、スパイス、缶詰類、醤油、塩、アルコール入り飲料、塩漬けの魚・肉・野菜

デジタル記録媒体、バイクや自動車の部品、金属の箸、爪切り、毛抜き、化粧水、コルク抜き、ガムテープ、マスキングテープ、安全ピン、編み棒、ガラス瓶に入ったもの全て、ゴルフボール

 

これらは一部で、他にもいろいろあります。

 

爪切りや毛抜きなんて、旅行の荷物に普通に入れてしまう気がしますよね。

マスキングテープが危険とは全く思えませんので、ちょっと謎です。

 

しかし実際のところ、これらの物品を持っていたからと言っていちいち捕まるわけではなさそうです。

止められる例もほとんどありません。

 

ただ、フィリピンでは空港や航空関連の規制がしょっちゅう変わったり、従業員が気まぐれで突然「禁止だ」と言ってきたりする場合があるので、要注意です。

いちゃもんをつけて来て、見逃す代わりにと金銭を要求してくる例も後を絶ちません。

また、知らない間に荷物に銃弾を入れられて逮捕され、拘束されたなんて事件もあります。

はっきり言ってこういったトラブルを確実に避ける方法というのはありませんが、出来るだけ引っかかりそうなものは持っていかないことが一番ですね。

そして、荷物はしっかりと口を閉じて変なものを入れられないように気をつけましょう!