バスコ灯台から大海原を眺める!フィリピン最北端のバタネス州「バタン島」
バタネス州はフィリピン最北の州で、州本島の「バタン島」はルソン島と台湾のちょうど中間に位置し、マニラから飛行機で約1時間ほどの場所にあります。広大な自然が広がるバタン島は、フィリピンの中でも一度は訪れておきたい人気観光スポットです。
異国情緒あふれる美しい島、フィリピン・バタン島
ルソン海峡に浮かぶバタン島はフィリピンの海に波が高く、台風の通り道でもあることから雄大な自然が生まれ、その自然環境ゆえにルソン島との交流が少なく、台湾の文化が混ざった独自文化が発達しています。最北ということもあり、フィリピン本土より少し肌寒いこの地は異国情緒漂う美しい景色が広がっています。かつてイヴァタンと呼ばれる民族が漁業で暮らす静かでのんびりとした島で、現地語は台湾の原住民の言語であるイバタン語ですが、タガログ語、英語でも通じます。バタネスは物資のほとんどがマニラから貨物船で送られてくるため、物価はやや高め。現在はフィリピンの人気観光スポットとして国内外から多くの観光客が訪れます。
バタン島のバスコ灯台は絶対に訪れておきたいスポット
バタン島・バスコのナイディヒルには、バスコ灯台が建っています。このあたりは昔アメリカ軍の電信施設として使われていましたが、第二次世界大戦時日本軍によって破壊されました。現在の6階建ての円錐形の灯台は2002年に再建されたもので、バスコの大海原を一望することができます。バタネスにあるバスコに立ち寄った際には、ぜひバスコ灯台を訪れてみてください。