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フィリピン国民の足ジプニー、厳しい感染対策の条件で再開難航



フィリピンの重要な交通機関で国民の足として重宝されている「ジプニー」。フィリピン国民にとってとても身近な存在の移動手段ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、厳格な感染対策が求められ、運行にあたっての条件が厳しく事実上運行再開ができない状況が7月現在も続いている。


ジプニー運行再開一転、待ち受ける厳しい現実

 

3月中旬より新型コロナウイルス感染拡大のためジプニーの運行が全面的に禁止されていたが、通勤をはじめとした市民の移動に支障が出るなど経済再建への影響が出るとして、政府は7月3日、フィリピン首都マニラの一部路線において乗り合いバスジプニーの運行再開を認めた。運行再開にあたり、感染者が増加の一途を辿っているフィリピンでは感染対策として車内の区切りや乗車率を50%以下にするなど厳しい制限を義務付けている。これによりジプニー事業者団体は採算が取れず、運行を再開するのが難しい状況になっている。マニラ主要道路ではジプニーの姿は見られず、以前の活気が見られない。

首都マニラだけでもおよそ15万人もの運転手が仕事を与えられず、収入を絶たれているのも現状。その中には家庭を持つ人も多く、これから先の暮らしに不安な影を落としている。運転手のみならず通勤などで毎日利用していた市民からも不安の声が。経済を優先したが故に決定した運行再開だが、数ヶ月ジプニーの運行が始まらない問題に頭を悩ませている。コロナ以前に戻るのは非常に難しく、長期的に経営が成り立つように体制を改めて見直す必要がありそうだ。