セブ留学で英語力を効果的に上げる方法
格安の費用で質の高いレッスンが受けられるとあって、人気のセブ留学。
日本から近く短期間でも気軽にチャレンジできるのも魅力です。
高校生、大学生などの若い層はもちろん、社会人や親子留学、シニア留学など、幅広い層がセブに渡って英語を学んでいます。
ただ、実際に留学で英語力アップを体感できるかどうかは、人それぞれ。
1ヶ月でも大きな変化を感じる人もいれば、半年居てもたいして変わらない・・という人もいます。
彼らの違いは一体何なのでしょうか?
せっかくセブ留学するなら、しっかり英語力を上げて帰りたいですよね。
今回は、セブ留学で上手に英語力をアップさせる方法をご紹介します。
自分に合っていると感じたものは、ぜひ積極的に試してみてくださいね。
■日本人の少ない語学学校を選ぶ
セブ留学に来ている学生で最も多い国籍は、韓国、そして日本です。
セブでは大体どこの語学学校に行っても多かれ少なかれ日本人はいると思って良いでしょう。
ただ、日本人の割合が少ない学校というのは存在します。
もしも英語力をできるだけ早くアップさせたいと思ったら、日本人割合の少ない語学学校を選び、強制的に日本語が話せない環境を作ってしまいましょう。
周りに外国人しかいなければ、頑張って英語で話さないとコミュニケーションが取れません。
最初は、「聞き取れない」「言いたいことが言えない」という壁にぶち当たって苦しいこともあるかもしれませんが、その代わり効果は抜群です。
放課後も外国人と食事やカフェに出かけて仲良くなることができます。
一緒に勉強しても良いですよね。
実は留学に「失敗した」と感じている人の多くは、留学中に日本人とばかり一緒にいたという例が多いです。
セブは南国リゾート地でもあるので、遊び半分で留学しに来ている学生も実は多いんです。
でも、この記事を読んでいるアナタはきっと本気で英語力を伸ばしたいと思っているはず。
せっかく留学しているのに遊びに夢中になって日本語を話していたら意味がありません。
自分から積極的に外国人と話し、どんどん仲良くなってたくさん会話をするのがポイントです。
■空き時間もリスニング
英語には「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能というのがあります。
この中で最も先に伸びるのは「聞く」力、リスニングです。
最初に耳が慣れ、それから徐々に話せるようになります。
赤ちゃんが成長過程で言葉を学ぶのと同じですね。
ですので、まずは出来るだけ多くの時間をリスニングに費やしましょう。
セブ留学では自習の時間もたくさんあるはずなので、そこでリスニング教材を聞いても良いですし、移動中に英語のラジオを聞くのも良いでしょう。
また、最近はYou Tubeにも英語学習用のチャンネルがたくさんありますので、その中からお気に入りを見つけてひたすら聞くのもオススメです。
■ポイントは、繰り返すこと
ここで知っておいてほしいのが、ただ聞き流すのではなく、「同じ教材を何度も繰り返し聞く」ということ。
3〜5分程度で構わないので、気に入ったスピーチやトークがあれば、それを何度も何度もしつこいくらいに聞いてみてください。
ただ聞くだけで、回数を重ねるごとに聞き取れる部分が絶対に増えているのが分かるはずです。
4〜5回聞いても分からない部分は、あとで字幕を見るなどしてちゃんと答え合わせをしましょう。
そして答えを知っている状態でもう一度聞いてみてください。
もう聞き取れない部分はなくなり、全体がとてもクリアになっているはずです。
こうやって、地味にコツコツ努力することが、実は英語力アップの最短ルートです。
そして実はこのリスニングトレーニングは、セブに渡航する前からやっておくのが効果的です。
ラジオやYou Tubeを利用した勉強なら日本にいても出来ますから、ぜひ渡航前に耳を鳴らしておいてください。
基礎がある状態とない状態では、留学で得られる効果も全然違ってきます。
■スピーキングは「真似」でレベルアップする
赤ちゃんが最初に話す言葉は、たいていの場合ママやパパが教えた言葉ですよね。
子供は親が言ったことを真似することで言語を習得していきます。
大人になってからの英語学習も実は同じ。
英語話者が話しているフレーズや単語、発音、スピードに至るまで、できるだけ真似をしてそのまま自分の口から出せるように練習しましょう。
特に講師が言ったことやリスニング教材で聞いたことの中で、「このフレーズは使ってみたい」と思うものがあったら、そっくりそのまま口に出してみるのです。
独り言を言うみたいで滑稽かもしれませんが、そんなこと気にしてはいけません。
頭の中で繰り返すのと、実際に口を動かすのとでは大違いです。
これもまた地味な作業ですが、何度も繰り返していくことで、だんだん使えるフレーズが増えてきて、会話力が着実に上がります。
■中級者以上は「シャドウイング」
また、中級者以上におすすめなのが、シャドウイングという練習法です。
流れている英語のすぐあとに、まったく同じことを繰り返して言うというもの。
まるで影のように後を追っていくため「shadow(ing)」と呼ばれていますが、このトレーニングはかなりスピーキング力アップにかなり効果があります。
ネイティブと同じスピードでついていくのは簡単ではないので、途中で詰まってしまうこともあるでしょう。
しかし、そこでも諦めずにまたついていく、というのがコツです。
発音や抑揚、スピード、強弱まで真似することで、気づけば非常にナチュラルな英語が話せるようになるのです。
いきなりネイティブが話すスピードについていくのは難しいと思ったら、ゆっくり話している教材でも構いません。
■とにかく人と話す!
パーティやイベント、アクティビティには自分からどんどん積極的に参加し、できるだけ英語話者と話す機会を逃さないようにしましょう。
寮で自習する時間ももちろん大事ですが、やっぱり語学は人と話すための道具なので、実際に会話をしなければ運用できているとは言えません。
上記の方法でインプットしたら、実践でアウトプットしていくことが大事です。
勉強したはずのことが上手く口から出てこなくてガッカリすることもあるかもしれません。
しかし、やはり場数をこなしていくうちに自然と出るようになります。
セブにはマリンスポーツやアイランドホッピングなどのアクティビティのほか、歴史的建造物が見られる観光スポット、映画、カラオケなどなどの遊びがたくさんあります。
ぜひ外国人の友達を誘って、一緒にいろんな場所に出かけてみてください。
さまざまな交流を通して英語を頑張って使っているうちに、レベルアップを実感できると思います。
■英語で日本語を教えてみる
海外には、日本語を勉強しているという人も意外に多いです。
特にセブでよく遭遇する韓国人や台湾人は、日本文化に興味のある人も多く、機会があれば日本語も学びたいと考えていることが多いようです。
そんな人たちに、英語を使って日本語を教えてみるのも、実はとても良い方法。
「日本語でこれは何て言うの?」なんて質問されることも珍しくありません。
もしも日本語を学びたい外国人がいたら、最初は挨拶や数字など、簡単なことで良いので教えてみましょう。
一度英語を介すので、お互いにとって良い練習になるはず。
また逆に、相手の言語を教えてもらうというのも面白いと思います。
英語だけでなく多言語が話せるようになると思ったらワクワクしますよね。
■基本中の基本!復習・予習
さて最後に、英語力アップのために最も重要なことをお伝えしましょう。
それは、復習と予習を怠らない、ということです。
せっかく授業で新しい単語やフレーズを学んでも、忘れてしまったら意味がありません。
その日のうちに必ず見直し、自分のものにしていきましょう。
できれば習ったことは出来るだけ早く実践で使うことも意識してみてください。
また、分からない部分があったら次回の授業で質問できるようにしておくことも大事です。
セブ留学ではマンツーマン授業もたくさん受けられるので、ぜひ上手に活用して、聞きたいことは納得がいくまで聞いてください。
■努力次第で絶対に英語力は上がる
いかがでしょうか。
個人差はあるものの、英語力というのは努力次第で絶対に上がるものです。
ただ、積極的に行動しなければセブにいても日本にいても同じ。
せっかくお金と時間をかけてフィリピンに行くのであれば、最大限の効果を得たいですよね。
上記で紹介したことを実践し、ぜひ有意義な留学にしてください。