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セブ留学、スパルタ式のメリット&デメリット


南国リゾート地で英語が学べるとあって人気のフィリピン、セブ留学。
 
費用が安い、日本から近くアクセスしやすい、マンツーマンレッスンが受けられるなどメリットがたくさんあり、学生はもちろん社会人やシニア、親子留学など様々な層がセブに留学しています。
 
しかし、綺麗なビーチやマリンスポーツ、ショッピングモールにカフェ、クラブやバーで楽しい夜・・などなど、セブには誘惑が多いのも事実。
 
勉強そっちのけで遊びまくってしまう人もいます。
 
しかも日本人留学生が多いため、日本人とばかり一緒にいて全然英語を話さずに過ごしてしまった・・なんていう失敗例も珍しくありません。
 
 
そんな遊びの誘惑に負けそう・・という方にオススメなのが、スパルタ式の語学学校です。
 
セブには大きく分けて韓国系と日系の語学学校があり、韓国系にはスパルタ式の学校が多くなっています。
 
韓国の受験生の壮絶な闘いをメディアで見たことがある人も多いかもしれませんが、彼らの勉強に対する熱意は本当に並並ならぬものがあります・・。
 
韓国系の語学学校では、そんな勉強熱心な留学生とともに、脇目も振らず勉強できる環境が揃っています。
 
今回は、セブ留学で「絶対に結果を出したい!」という方のために、スパルタ式語学学校のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
 
 

■スパルタ式ってどんな感じ?

まずスパルタ式の語学学校ってどんな感じか想像できますでしょうか?
 
日本で普通の教育を受けているだけだとあまり経験したことはないかもしれませんが、具体的にはスパルタ式語学学校には以下のようなルールが設けられています。
 
■起床してから寝るまでのスケジュールがきっちり管理されている
■平日の外出禁止
■週末も門限あり
■自習の義務がある
■単語や文法のテストを毎日受験
■母国語の使用禁止
 
学校によっては1日8〜10時間以上の学習を強制されています。
 
朝も6時には起こされ、7時には小テストを受けるという過酷さです。
 
基本的には朝から晩まで授業があり、食事とシャワーの時間以外は全部勉強で、1日のほとんどを机に向かって過ごすことになります。
 
 

■スパルタ式のメリット

かなり厳しい環境に身を置くことになるスパルタ式語学学校ですが、留学最大の目的である「英語力アップ」は確実に達成できます。
 
どのくらいアップするかは個人差はありますが、しっかりと与えられたスケジュールをこなし、自習を怠らなければ、効果は必ず現れます。
 
どこにも外出できず誘惑もないので、勉強するしかない環境なのです。
 
また周りの留学生もみんなモチベーションが高いので、自分も頑張ろうという気持ちになります。
 
TOEICのスコアアップを保証している学校もありますので、受験を考えている方にもぴったりです。
 
はっきりと数字で効果が現れると達成感がありますよね。
 
 

■スパルタ式のデメリット

しかし、スパルタ式にはデメリットもありますし、合わない人もいます。
 
以下のような人にはスパルタ式語学学校はおすすめしません。
 
■時間通りに行動できない、朝起きれない
■強制されるとやる気を削がれる
■寮の外(カフェなど)で勉強したい
■体力がない
 
スパルタ式語学学校は時間に厳しいので、ちょっと授業に遅刻するだけでもペナルティや警告の対象になります。
 
勉強の合間にちょっと外の空気を吸いたいな〜と思っても、敷地外へ出ることもできません。
 
こういった環境を窮屈に感じてしまったり、息が詰まるという方は、スパルタ式語学学校はやめておいた方が良いでしょう。
 
また、1日中勉強づくしで休憩時間はほんの僅かしかありませんので、体力があまりない方や疲れやすい方、ストレスを感じやすい方にも向きません。
 
たまにはスマホで友達や恋人にLINEしたいな〜という時や、You Tubeで動画でも観てリフレッシュしようかな〜なんて時もあるかもしれませんが、そんな暇もありません。
 
自分に合っていないのにスパルタ式を選んでしまうと、結局は心身ともに疲れ果てて勉強に身が入らず、結果も出にくくなってしまいます。
 
 

■スパルタ式語学学校で失敗しないために

スパルタ式語学学校は強制的に勉強させられるため、行けば絶対に英語ができるようになるのだと期待しすぎる人がいます。
 
しかし、当然ながら行くだけで英語力が上がるわけではなく、予習・復習が非常に重要になります。
 
予習・復習なしで授業に臨んでも何も定着しないため、ちんぷんかんのままレッスン時間が過ぎてしまうことになるのです。
 
レッスン数が多いためあまり時間が取れない中、自習時間もしっかり設けるというのは、思っているほど楽じゃありません。
 
スパルタ式語学学校への留学で失敗しないためには、予習・復習を毎日必ずやる、ということと、「留学すればどうにかなる」という他力本願な気持ちを捨てることです。
 
逆に何が何でも自分の力でやり遂げよう!という強い意志と、英語を上達させたいという情熱があれば、スパルタ式を楽しんで勉強できるかもしれません。
 
 

■「セミスパルタ」というのもある

スパルタ式語学学校へ行くのはちょっと自信はない、だけどやっぱりある程度は管理されないと怠けてしまいそう・・・という方には、「セミスパルタ」がおすすめです。
 
セミスパルタは、平日や起床時間などの面においてスパルタ式より緩く、授業数も少ないですが、そこそこ厳しいスケジュールになっているという感じです。
 
しっかり勉強時間を確保しながらも、マイペースに過ごす時間が多くなるのが特徴です。
 
 

■評判の良いスパルタ式語学学校

セブにはたくさんの語学学校があり、スパルタ式のところも数多く存在します。
 
以下はその中でも英語漬け環境を求める人にぴったりな学校です。
 
■IMS バニラッドキャンパス
バニラッドというセブシティからは少し離れた立地ですが、治安もよく勉強に集中できる環境が揃っています。
日本人が少なく多国籍な留学生が多いのも特徴。
 
■EV Academy
セブでは珍しいフランス資本の語学学校。
スパルタ式語学学校としては老舗で、24時間英語漬けになれる環境です。
短期間で効果の出る教育を行なっています。
 
■SMEAG スパルタキャンパス
日系のスパルタ式語学学校。
セブ市内に4つのキャンパスを持つ大規模な学校で、SMEAGのキャンパスは寮内も英語以外使用禁止となっています。
 
■CIA
セブシティの中心地に近く、便利な立地のセミスパルタ式語学学校。
韓国資本で1日10時間のレッスンを取ることも可能です。
英語以外を話すと罰金を取るというシステムもあり、どっぷり英語環境に浸かることができます。
 
 

■自分に合った語学学校を選ぼう!

いかがでしょうか。
 
セブのスパルタ式語学学校のメリット&デメリットをご紹介しました。
 
大事なのは、自分に合った学校を選ぶことです。
 
思い切ってスパルタ式を選び、死ぬ気で英語を勉強するのも良いですし、緩い環境でリゾートを楽しみながら英語もやる・・といった留学も全然アリなのです。
 
正解はありません。
 
ただ、いずれにしても自分から積極的に英語を話す、予習・復習をするというのは、どこの語学学校に行っても必要なこと。
 
せっかくお金も時間もかけて留学するのであれば、多少なりとも結果が出た方が楽しいと思います。
 
ぜひあなたに合った学校を選んで、セブ留学を成功させてくださいね。