フィリピンで家政婦を雇うメリット&デメリット
フィリピンの中流階級以上の家庭では、家政婦を雇うことは一般的です。
人件費が安いため、月に2万円ほどの給料を払えば住み込みのメイドさんに家事を代行してもらうことができます。
日本ではあまり想像できないことかもしれませんが、一度フィリピンで家政婦のいる生活を体験すると、もう日本には戻れない・・と感じてしまう人も多いようです。
ただもちろん、メイドを雇うことにはメリットもデメリットもあります。
どういう仕組みなのか?お金を払って家事をやってもらう価値はどのくらいあるのか?
はたまた安全性は大丈夫なのか?仕事はしっかりやってくれるのか?
などなど、興味はあってもなかなか雇うまでいかないという人もいるでしょう。
■家政婦を雇うメリット
家政婦を雇うメリットは、やはり家事をやらなくて良いので自分の時間が増えるということです。
日本では掃除に洗濯、買い出し、料理、後片付け、子供の世話、送り迎えなどなど、家庭の仕事は無限にあります。
それらをこなしながら仕事にも行くとなれば、趣味を楽しんだり旅行に行く暇もなかなか無い、という人が多いでしょう。
メイドがいる生活では、これらの家事・育児全般をすべて任せることができます。
掃除も洗濯も料理もしなくて良い生活を考えてみてください。
好きなことをする時間が増えるのはもちろん、仕事にも集中できます。
疲れていれば昼寝しても良いのです。
大きなストレスから解放されるため、仕事が捗ってもっと収入も上がるかもしれません。
子供がいる人は、子供の世話を任せて自分ひとりで外出しても良いですし、友達と素敵なお店にランチしに行ったって良いですし、夜飲みに行ったって良いのです。
とにかく日常山ほどあった「やらなくてはいけないこと」が大幅になくなり、体も心も楽になるのは間違いありません。
また、英語が堪能なメイドの場合、子供に英語を教えてくれるというメリットもあります。
自然とバイリンガルな環境を提供できるというのは、子育てにおいても助かりますよね。
■家政婦を雇うデメリット
一方で、家政婦を雇うにあたってはデメリットになることもあります。
まず、知らない人を家に住まわせて一緒に暮らす、というのは最初は気を使いますし、慣れるまではストレスになるかもしれません。
家の中のものを盗まれるトラブルも発生していますので、信頼できる家政婦かどうか確かめるために最初は1〜3ヶ月ほどの使用期間を設けた方が良いでしょう。
トラブルがないとしても、どうしても相性が合わない・・ということもあります。
その場合、合う人が見つかるまで何人かのメイドを試用しないといけないという手間もあります。
また、仕事を覚えるのが得意ではないメイドもいるので、最初は何をどうすれば良いのかしっかりと明確に教えなければなりません。
その際もちろん日本語は通じないので、英語でやりとりする必要があります。
給料の金額や勤務時間はもちろん、1日のスケジュールも決めてあげないといけません。
スマホを触って良い時間も決めておかないと、1日中SNSばかり見てサボるメイドもいます。
オーナーによっては勤務時間たいにはスマホを没収することもあるくらいです。
そして、住み込みで雇うということはメイドの部屋も用意しなければなりませんし、食材も家族の分の他にメイドの分も必要です。
その他、光熱費や通信費などもカバーしてあげないといけません。
■自分のために、家政婦に投資してみよう!
家政婦を雇うことにはメリットもデメリットもありますが、総じて居てくれたほうが絶対的に楽になるのではないかと思います。
大変なのは、慣れるまでの最初だけ。
また、住み込みだと抵抗があるという人は、週に数日など通いで来てもらうという方法もあります。
一度仕事を定着させ、上手な距離がとれるようになれば、本当に快適なフィリピンライフが送れます。
仕事も家事も子育ても全部やってヘトヘト・・・という人は、ぜひ家政婦を雇うという新しい投資をしてみてください。
きっとその価値の大きさがわかるはずです!