フィリピンでは変圧器、アダプターが必要?
海外旅行や留学に行く際に気になることの1つとして、コンセントと電圧があります。
フィリピンと日本ではどう違うのでしょうか?
変圧器は持っていく必要があるのでしょうか?
■変圧器はなくても大丈夫!
結論から言うと、変圧器はなくてもフィリピンではそこまで困ることはありません。
特に日本の家電で、そこまで古いものでなければ、だいたいはそのまま使えます。
■電圧を確認してから使おう
フィリピンでも日本の電化製品がそのまま使えることが多いですが、念のため、使う前に電圧を確認しましょう。
日本の電圧は100ボルト、フィリピンは220ボルトです。
そのため、日本の電圧にしか対応していない家電については、フィリピンで使うと壊れてしまいます。
電圧は、コンセントの内側もしくは本体のラベルなどに書かれていますので、見てみてください。
たいていは「100V〜240V」などと表示があります。
220V以上あるものは、フィリピンのコンセントに挿して問題ありません。
ただし、100Vのみなど、それ以上の電圧で使えないものもたまにあります。
この場合、フィリピンの220Vの電圧では負荷がかかってしまい、故障の原因になるので、変圧器があったほうがベターです。
なお、特に注意が必要なアイテムには以下のようなものがあります。
・ドライヤー
・ヘアアイロン
・炊飯器
ドライヤーなどは間違えて使ってしまうと瞬時に壊れることが多いです。
最悪の場合、オーバーヒートして火災の原因にもなり得ますので十分注意してください。
また、フィリピンでは現地で買っても安いので、特にお気に入りのものを使いたいなどのこだわりが無ければ、現地調達の方がラクかと思います。
■iPhoneやMACの充電は大丈夫!
スマホの中でも最もユーザーが多いと思われるiPhoneは、フィリピンでそのまま充電できます。
また、MACも同様です。
ただし、純正でないケーブルを使う場合はこの限りではないので、注意してください。
iPhone以外のスマホやMAC以外のパソコンも、それぞれ電圧の確認が必要です。
デジカメも同様に、ほとんどは大丈夫ですが、念のため取扱説明書などで電圧を確認しましょう。
■電圧確認が面倒なら変圧器があると良い
電圧を機器ごとに確認するのが面倒であれば、毎回変圧器を使用しても良いでしょう。
電気屋さんに行けば売っていますが、世界のどこでも使えるタイプもあれば、国が限定されているものもあるので、注意して購入してください。
値段は、世界共通のものだと大体4,000円前後です。
荷物になるので現地で買おうと思う人もいるようですが、フィリピンでは品質が落ちますし、すべて英語で表記されているので、どれを買えば良いか分からない、といった問題が出てくるかもしれません。
■コンセントのアダプター
海外ではコンセントの形状が違うことがよくあります。
日本のものはAタイプです。
差し込む部分が丸いBタイプやCタイプ、三つ穴があるB3タイプやBFタイプの国もあるので、そういった場合にはアダプターが必要です。
フィリピンのコンセントはほとんどの場所で日本のものと全く同じAタイプですので、アダプターは基本的に必要ありません。
ただし、稀にB3タイプやCタイプのコンセントしかない場所があるようですので、心配な方はアダプターを持っていくと良いでしょう。
小さくて軽いので特に荷物にもなりません。
値段は大体400〜500円ほどです。
■ほとんどの場所で、変圧器もアダプターも不要!
フィリピンではマニラやセブなどのメジャーな場所なら、ほとんどの場合変圧器もアダプターも使わずに生活できます。
渡航前に使いたい電子機器や家電をよく確認し、快適な旅行に備えてくださいね♪