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フィリピンでの喫煙、吸える場所や日本への持ち込みについて


どこもかしこも禁煙ブームで、喫煙者にとっては生きづらい世の中になってきました。フィリピンでも喫煙規制が進んできており、タバコを吸える場所がかなり少なくなってきています。

今回は、喫煙に関するルール、フィリピンのタバコの種類、吸える場所、価格などなど、気になるフィリピンのタバコ事情をお伝えします!

 

1.喫煙規制が進むフィリピン

実はフィリピンも今はかなり喫煙規制が進んできており、吸える場所はかなり少なくなってきています。

日本のように”条例”ではなく、法律で規制されているため、もし見つかれば罰金もしくは懲役最大4ヶ月の刑が科せられます。空港、ホテル、レストラン、居酒屋、カジノ、どこへ行っても禁煙のエリアがほとんどなので、気軽に吸わないように気をつけましょう。

もちろん道端でも禁止です。

実際には ”見つからないように” 吸っている人もいますが、外国人である私たちは絶対に真似してはいけません・・。ちなみに現在のところ、電子タバコに関しては規制されていません。ただ、見た目はやっぱりタバコなので、出来るだけ喫煙場所で吸ったほうがトラブル回避のためにも賢明でしょう。

実際、電子タバコを吸っていた日本人が言いがかりをつけられて6万円も取られるという恐喝事件も発生しています。

 

2.どこで吸えるの?

上記のように規制が厳しくほとんど吸える場所がないフィリピンですが、ごく一部ですが、喫煙可能なエリアがあります。

■マニラ空港

【Terminal.1】:出発ゲートにあるコンビニのレジの先に喫煙所がありますが、何か買わないと入れないようになっています。

【Terminal.2】:到着ゲートの建物外にいくつかあります。

【Terminal.3】:出発ゲートのコーヒーショップで喫煙可能ですが、何か購入する必要があります。

【Terminal.4】:フィリピン国内線用のターミナルで、なんと喫煙できる場所はなし!全面禁煙です。

■ショッピングモール

大きなショッピングモールでも1箇所のみだったりして見つけにくいですが、喫煙できるスポットがあるので、店内の案内図などで確認してみてください。

■ホテル

ほとんどのホテルでは客室でも禁煙になっていますが、喫煙可能な部屋があるホテルもまだ残っています。
あるいは、部屋ではないところに喫煙スペースがある場合があります。

 

3.タバコは人気のお土産品?

しかし、そんなフィリピンでもタバコは隠れた人気のお土産だったりします。喫煙者の友人へ買っていくにも、かさばらないしお手軽です。まず何よりも値段がすごく安く、1箱60〜90ペソ(約130円〜190円)程度なのです。日本の半額以下です。

また、海外のタバコってどんな味なのかいろいろ試してみたいものだと思うので、値段が安いのは嬉しいですよね。

 

4.フィリピンでは1本からバラ売りしている

面白いことに、フィリピンではタバコが1本から買えます。

「サリサリストア」というコンビニのような商店のようなものがたくさんあるのですが、ここではタバコだけでなく、お菓子やシャンプーなどの日用品も小さく小分けして売られているんです。

フィリピンの貧困層は大きなパッケージを買う金銭的余裕がないため、まとめ買いをすることはなく、たとえ割高でも1回分の日用品を購入しています。

観光客としても、味のわからないタバコを1本から試せるってちょっとイイですよね!

値段はストアによってまちまちですが、1本3〜5ペソ(約6円〜12円)くらいです。
サリサリストアはフィリピンの至るところに点在しており、全部で100万店もあるので、適当に歩いていれば必ず見つかります(笑)

ちなみに、サリサリストア以外でもスーパーやコンビニでタバコは売っています。
バラ売りはしておらず、1箱あたりの値段も高くなります。

 

5.フィリピンの喫煙率

規制が進んでいるとはいえ、フィリピン人はどのくらいタバコを吸っているのか気になりますよね。2015年にWHOが調査した結果によれば、人口の25%程度が喫煙者だそうです。

男女比は男性43%、女性8.5%となっています。

しかも、そのうち11%は未成年だそうで、確かに子供がタバコを吸っている姿をたまに見かけます。

フィリピンでは18歳以下の喫煙は禁止で、もちろん売るのも買うのも違法ですし、何より健康被害が心配です。ですが、1本から安価で買えることや相手が子供でも構わずに売る大人がいることから歯止めがきかず、子供の喫煙はフィリピンの社会問題にもなっています。

フィリピンでは喫煙が最大の死因とも言われており、未成年の喫煙は早急に対処すべき課題と言えるでしょう。

ドゥテルテ大統領が今後どのように規制を強化し、未成年の喫煙と公共の場での喫煙を撲滅していくのか、注目されます。

 

6.厳しい広告規制と注意喚起

フィリピンでは喫煙も厳しく規制されていますが、タバコの広告に関しても取り締まりが日本よりも進んでいます。公共の場でのタバコ広告(ポスターなど)は禁止で、タバコの広告を貼って良いのはタバコ販売店のみです。これを違反すると罰金や懲役が科されるのみならず、営業停止にさせられることもあります。

また、フィリピンでタバコのパッケージを見ると、ちょっと引くぐらいグロい写真が使われています。
「タバコを吸ったらこんな健康被害が出ます」という注意喚起ですが、日本のように文字だけでなくビジュアルで見せるというのは、なかなか画期的ではないでしょうか。

しかし、ここまでショッキングな写真で示されていても、吸う人は吸うのでしょうね・・。

 

7.フィリピンのタバコっておいしいの?>

フィリピンには日本で売っているものと同じブランドのタバコもありますが、味はちょっと違うようです。また、フィリピンのメーカーのものもあります。

■Winston:世界第2位のグローバルブランド
■マルボロ:フィリップモリス社が製造するベストセラー
■ラッキーストライク:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社が製造・販売するブランド
■メビウス:JTの最主力銘柄
■フォーチューン
■マイティーグリーン
■Marvels

「マイティー」や「フォーチューン」「マーベルズ」はフィリピンのブランドで、クセが強いです。日本で吸うのとは違ったフィリピン独自の味を試してみたい人におすすめ。日本ではなかなか手に入らないようですし、値段も海外ブランドより安く、1箱20ペソ(約40円)程度からとなっています。「マルボロ」などは日本でも愛好家が多いブランドの1つですが、フィリピンで売られているものはフィルターの作りや葉っぱの荒さなどが違うようで、味や風味が異なるそうです。お好みなので、いろいろ試してみると良いですね!

 

8.日本にはどのくらい持ち込める?

フィリピンから日本へ免税でタバコを持ち込める数は、以下となっています。
(※個人的に使用すると認められるものに限る)

■紙巻タバコのみの場合:日本製・外国製 各200本まで
■葉巻タバコのみの場合:50本まで
■その他の場合:250グラムまで

これ以上の数になると、1本あたり11.5円の税金を支払わなければなりません。
お土産に持ち帰りたい人は気をつけてくださいね。

 

9.愛煙家はくれぐれもフィリピンでは気をつけて!

フィリピンのタバコ事情がちょっとお分かりいただけたでしょうか?

タバコは1本から安価で購入できて喫煙者は決して少なくないけれど、とくかく吸う場所がない国、といった感じですね。ドゥテルテ大統領の政策により、これからもっと喫煙規制は厳しくなると思われます。愛煙家はくれぐれも気をつけて滞在してくださいね。

また、あの箱のデザインを見れば、もしかしたら吸う気が失せるかも・・?

フィリピンだけに限った話ではありませんが、喫煙者はだんだん肩身が狭くなってくると思いますので、極論辞められれば一番良いですよね。