レオパレス21がフィリピンにオフィス事業の新拠点
急速な経済成長に伴い、フィリピンには世界各国から様々な企業が進出し、オフィスを構えています。
それゆえに、フィリピンでは個人の住居のみならずオフィス用の不動産市場も動いています。
この動きを受け、日本の大手不動産会社であるレオパレス21が、2019年2月にフィリピンにオフィスを提供する新たな拠点を開業するそうです。
レオパレス21はすでにマニラにサービスオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングオフィスなど日本語対応のオフィス事業を展開してきています。
これらの既存拠点49箇所をフル稼働させ、さらに多くの企業が利用できるよう対応していくとのこと。
バーチャルオフィスやシェアオフィスなどを使えば、普通に賃貸でオフィスを借りるよりもローコストで起業することができるため、今後フィリピンで新たにビジネスを展開していきたい人々のニーズに応えることができます。
また、オフィス内には椅子、テーブル、インターネット回線、複合機、会議室、共有のミーティングスペースはもちろんのこと、フリードリンクやカフェテリアなども完備。
すでに多くの企業や個人事業主などが、スタートアップや少人数で利用し始めているとのことです。
今回新しく開業する拠点はマニラのマカティ市。
現在フィリピン経済の中核となっている大都市で、世界中から金融業界やIT関連など各ジャンルの企業が集まっています。
また、マカティにはフィリピン人の持つ高い英語力を生かしたBPO(Business Process Outsourcing=業務委託)のオフィスも数多く存在します。
人口が増えるとともに労働者が大勢生まれているフィリピンでは、今後もオフィス需要が高まっていくことでしょう。
そんな中でこういったオフィス不動産市場も拡大していくことは間違いありません。
日本人のフィリピンでのビジネス進出も、より容易になっていきそうですね。