フィリピンのビザと取得条件
フィリピンのビザで一番人気なものといえば「クウォータービザ」です。
いわゆる永住権が手に入り、いつでも好きな時に日本とフィリピンを行き来できます。
ですがその前に、フィリピンにはどのような種類のビザがあるのか見てみましょう。
<観光ビザ>
短期で旅行する際はこのビザになります。
空港到着時に発給され、30日間フィリピンに滞在できます。
就労はできませんが最長で3年まで延長可能です。
日本でもフィリピン大使館で59日間のビザ発給を受けることができます。
<学生ビザ>
主に留学生用のビザです。
学校の入学許可が出てから、フィリピン外務省に申請できます。
<フィリピン特別居住退職者ビザ>
リタイアメントビザと呼ばれるもので、35歳以上が申請できる永住権ビザです。
<労働ビザ>
申請には外国人労働登録証明書が必要です。
必要書類が多く、取得にはさまざまな条件があります。
<結婚仮永住ビザ・結婚永住ビザ>
フィリピン人と結婚した際に申請できます。
1年後に永住ビザへ切り替えになります。
<バリックバヤンビザ>
フィリピン人と結婚している外国人が、フィリピン人配偶者と一緒に入国することを条件に、1年間滞在できます。
取得は1回限り。
<投資委員会・特別経済区ビザ>
BOI・PEZAに登録している会社で働いている外国人とその家族が取得できます。
<投資家ビザ>
フィリピンで会社を設立し、持ち株が30万ペソ以上ある場合に、本人とその家族が申請できます。
<割当移住・永住ビザ(クォータビザ)>
年間50人に発行される永住ビザ。
日本、アメリカ、ドイツに対してのみ発給されます。
永住ビザの受給は簡単ではありませんが、正しいステップを踏めば可能です。
また、こういった条件は頻繁に更新されるため、大使館などのサイトで日頃から最新情報を得るようにしてください。