フィリピンの朝ごはん
世界にはさまざまな朝ごはんがありますが、フィリピンではどんなものが食べられているかご存知でしょうか?
日本では朝ごはん自体を食べないという人も多いですが、フィリピンでは朝からしっかり食べます。
代表的なものをいくつかご紹介します。
◆タプシログ(Tapsilog)
醤油をつけて焼いた牛肉、ガーリックライス、そして目玉焼きがセットになった、フィリピンの定番朝ごはんです。
ビーフジャーキーを意味する「タパ」と、ガーリックライス「シナガグ」、卵「イトロッグ」を合わせて出来た名前です。
フィリピン料理のレストランであれば大体どこにでもあり、朝以外の時間帯でも注文できます。
ちなみに、タプシログのほかにも、ローセージがセットになった「ロンシログ」や、揚げた魚の「ダンシログ」、コーンビーフと玉ねぎを炒めた「コーンシログ」など、いろいろな”シログ”があります。
どれもガーリックライスと卵がついていて、メインの部分は様々なバリエーションがあるので、ぜひいろいろ試してみてください。
◆パン・デ・サル
フィリピンでも、朝はパン派!という人がたくさんいます。
パン・デ・サルはシンプルな塩パンで、朝焼きたてを買いに行きます。
また、通勤途中にパン屋さんへ寄って、パン・デ・サルとコーヒーを一緒に買う光景もよく見られます。
フィリピンのマクドナルドには、パン・デ・サルを使ったサンドイッチもあります。
◆タホ
タホは、温かい豆腐にブラウンシュガーシロップがかかった、フィリピンを代表するスイーツの1つです。
デザートとしてはもちろん、朝ごはんに温かい豆腐はとても食べやすいのでおすすめです。
道を歩いていると、バケツでタホを売っているおじさんをよく見かけますし、セブンイレブンなどのコンビニでも売っています。
フィリピンでは、地方では朝ごはんに米を食べ、都市部ではパンという家庭が多いようです。
栄養たっぷりでスタミナのつくフィリピン流朝ごはんを、ぜひあなたも体験してみてくださいね。