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フィリピン人も「コロナ鬱」に?予防法は?


今やネット上のどこを探しても、新型コロナウイルスに関するニュースばかり。
 
新たな感染者の情報や政府や社会への批判など、ネガティブな発信がとても多くなっていますね。
 
毎日暗い話題ばかりで、「コロナ鬱」になる人も多いのだとか。
 
 

■コロナ鬱とは・・

新型コロナウイルスが流行し始めてからは、身体だけではなく心が病んで病院を受診する人が増えていると言います。
 
忙しいのは内科だけではなく、精神科や心療内科にも大勢の患者が詰めかけているようです。
 
愛知県のとある精神科では、患者の8割がコロナ関連の強い不安を抱えていると語ったそう。
 
メディアで連日報道される暗いニュースは、私たちの未来を暗雲で覆い隠していきます。
 
たとえ自分や自分の身内が感染していないとしても、そういった情報に触れるだけで気分が落ち込み、「コロナ鬱」とも呼べる症状に苦しんでいる人が大勢いるのです。
 
また、一般的なうつ病は気分が落ち込むのが主な症状ですが、「コロナ鬱」では、不安と焦りも加わります。
 
先行きがわからず、不安で夜眠れなかったり、呼吸が苦しくなったりするのです。
 
 

■リストラで自殺願望も・・

自分や家族がコロナウイルスに感染するかもしれない・・という不安はもちろんのこと、中には会社からリストラされて、自殺願望を抱く人もいるそうです。
 
確かに仕事を失って収入源が絶たれれば、これからどう生きていけば良いのかわからず絶望感を抱くのも当然でしょう。
 
家族がいたりローンを抱えている人なら尚更です。
 
新型コロナウイルスにかかる前に、精神がやられてしまいます。
 
 

■フィリピン人もコロナ鬱に

楽天的、陽気、明るいといった国民性で知られるフィリピン人。
 
どんなに貧しくても笑顔を絶やさず、いつもジョークを言って笑い飛ばすようなイメージがあります。
 
しかし、彼らの内面にもデリケートな部分はあり、やはり今回の騒動では精神的ダメージを受けている人がたくさんいるようです。
 
また、以前は外に出て友人と飲みに行ったりすることで嫌なことも忘れられたのが、今はロックダウンの影響で家から出られません。
 
人によってはずっと一人で過ごしているので、孤独感も襲ってきます。
 
さらに、フィリピンでは日雇いで働いている人が多く、外出禁止により仕事を失ってしまった人たちは生きていく術がありません。
 
もともと貯金をしない彼らにとって、仕事がないことは深刻な死活問題になります。
 
家族がいれば尚更で、家にお金を持って帰れない一家の大黒柱は、罪悪感に苦しむことも多々あるそうです。
 
一見うつ病とは無縁に見えるフィリピン人ですが、彼らにも「コロナ鬱」の症状が出てきているのかもしれません。
 
 

■コロナ鬱の防ぎ方

どんなに手洗いや消毒で物理的に新型コロナウイルス感染を防いでいたとしても、心が病んでしまってはどうしようもありません。
 
感染と同様、鬱も上手に防ぐ必要があります。
 
専門家によれば、「コロナ鬱」にならないためには、以下のようなことが推奨されています。
 
■「コロナのせい」だと知る
気分が落ち込んでいると気づいた時には、それが自分の心の弱さのせいなどではなく、「コロナのせい」だと思うようにしましょう。
 
事実そうですし、落ち込んだとしてもそれは仕方のないことだと俯瞰するようにするのです。
 
「自分は今コロナのせいで不安になってるんだ」と自覚するだけでも、冷静になれて余計に落ち込むのを防ぐことができます。
 
逆に絶対やってはいけないのは、自分を責めることです。
 
今はみんな不安になって当たり前なのだ、私は何も悪くない、状況が良くなるまで待つしかないのだ・・と、一旦深呼吸して落ち着きましょう。
 
■情報に触れないようにする
次に大事なことは、暗いニュースをわざわざ見ないということです。
 
今はテレビをつければコロナウイルスに関するネガティブな報道しか流れていないことは分かっています。
 
だけど、暗い報道について知ったところで、実は自分の生活には何のメリットもありません。
 
むしろ、「また感染した人が増えたのか・・次は自分だったらどうしよう」などの余計な不安を煽るだけです。
 
特にネガティブになりやすい人は、意識してテレビをつけないようにするなど、暗いニュースから離れるようにしましょう。
 
重要な情報はネットや友人などから勝手に入ってくるものですので、いつもチェックしておく必要はないのです。
 
■気分が良くなることをする
ネガティブな情報からは気をそらし、代わりに気分が良くなることをしましょう。
 
好きな音楽を聴くでも良いですし、好物を料理して食べることや、映画や読書で現実から離れることもできます。
 
自分の気分を良くするものは何なのかを見つけて、それを意識して実践してみましょう。
 
コロナのことなど考えずに済むような、ポジティブで楽しいことをするのです。
 
■健康的な生活をする
外出ができない、職場に出勤しないとなると、どうしても生活リズムが崩れがちになります。
 
つい夜更かしして次の日昼まで寝てしまったり、食事の時間がバラバラになったり、栄養が偏ったり・・
 
そして、外に出れないため圧倒的な運動不足にもなります。
 
これらの生活習慣の乱れは、免疫を下げて病気にかかりやすくするだけでなく、精神にも悪影響を及ぼし、うつ病にかかりやすくなるそうです。
 
できれば体操やストレッチなど簡単なものでも良いので運動の時間を設け、健康的な食事をし、早寝早起きを心がけましょう。
 
昼間活動し、夜はちゃんと寝ることが大事です。
 
身体が健康になれば、自ずと心も健康になっていくものです。
 
 

■外出禁止・自粛を楽しもう

今は日本やフィリピンだけでなく、世界中でコロナ鬱の症状に悩む人が出てきているようです。
 
また、日々新型コロナウイルス患者の対応に追われる医療従事者の中にも、心を病む人が増えているのだとか。
 
しかし、自分の心を守れるのは自分しかいません。
 
外出ができないからと言って、人生が楽しめないわけでもありません。
 
家で出来ることを最大限に楽しみ、なおかつ暗い話題からは意識的に目をそらすことで、毎日明るい気持ちで過ごすことは可能です。
 
一人でいると気分が滅入るという人は、たまには家族や友人へ電話しても良いでしょう。
 
今はZoom飲み会なども流行っているので、そういったデジタルで出来るコミュニケーションを楽しむのも良いと思います。
 
みんなが一緒に苦難を体験している今だからこそ、自分ができること、そして周囲の人と一緒にできることを楽しみながら、乗り越えていきたいですね。