フィリピン、セブ留学で英語の資格を取ろう!
留学では英会話を上達させるのはもちろんですが、英語の資格を取得するにも有効な手段です。
特に、将来は英語を使う仕事がしたい人や、国際的な職に就きたい人にとっては、資格があると就職活動で大いに役立ちます。
フィリピン、セブ留学では、英会話スキルはもちろんのこと、資格を取得するためのプログラムもたくさん存在しています。
資格の勉強自体は日本でも可能ですが、やはり活きた英語に触れて生活することで、知識や受験テクニック上達のスピードも高まるはずです。
今回は、フィリピンで勉強できる資格と、その活用方法についてご紹介します。
■日本での就職・転職・昇給にはTOEIC!
今日本で最もメジャーな英語の資格といえばやはりTOEICです。
試験内容としては、ビジネス英語がメインになります。
資格といっても、合格・不合格ではなくスコアでスキルを測るので、自分の現在地を明確に知ることができ、何度でも気軽にチャレンジできます。
主にリスニングとリーディングの2つの能力を測ることができ、日本の企業や日本にある外資系企業では採用の際にTOEICスコアを英語力の指標として考えているところが多いです。
スコアは0〜990点となっており、650点以上になると履歴書に書くこともできると言われています。
外資系企業で働きたい人や海外勤務のある会社に入りたい人は、800点以上を目標にすると良いでしょう。
また、TOEICにはスピーキングとライティングの能力を測る「TOEIC SW」というのもありますが、こちらは現在のところ、日本ではあまり受験者は多くありません。
■セブ留学でTOEICスコアアップは可能?
フィリピン、セブ留学は、TOEICの勉強をするにも大変良い環境です。
なぜなら日本人や韓国人の留学生が多いセブでは、TOEIC対策の需要が高く、語学学校側もTOEICに特化したプログラムをしっかりと用意しているからです。
また、セブ留学は基本的にマンツーマンの授業のため、自分がつまずいている部分や苦手な部分だけを集中して学習することもできます。
周りの生徒を気にすることなく自分のペースで学べるのは、フィリピン留学の最大のメリットです。
TOEICは、単語や文法を身につけるのはもちろんのこと、2時間という限られた試験時間の中でどれだけ速く問題が解けるかが非常に重要になります。
マンツーマンレッスンであれば、そういった時間制限のある中で問題を解く練習も集中して行えるため、効果が表れやすいです。
■セブ留学中に受験することも可能!
頑張ってTOEICの勉強をしたなら、その熱が冷めないうちにすぐ受験もしたいところ。
日本に帰ってから受験しても良いですが、フィリピン留学ではセブ現地で受験することも可能です。
申し込み方法は、語学学校で直接行う方法と、ネットで行う方法があります。
もしも通っている学校で受験申し込みができそうであれば、そこで直接手続きするのが早いでしょう。
インターネットで行う場合は、専用のサイトで申し込み後、受験料を銀行で払い、顔写真とパスポートの画像を送る、という流れです。
案外簡単なので、どちらでも良いと思います。
受験料は、手数料を合わせて2600ペソ(約5,300円)です。
日本では現在5,725円なので、さほど変わりませんね。
(※2020年に値上げがあるそうです)
また、フィリピンで受験した場合、結果は1週間ほどで届きます。
日本では1ヶ月くらいかかるので、早くスコアが分かるのは嬉しいですね。
セブでTOEIC公式の受験会場になっているのは、「SMEAGキャピタル校」です。
もちろん、こちらの学校でもTOIEC対策コースがあります。
いわゆるスパルタ校で、スコアアップの保証プランがあり、98%の生徒が目標スコアを達成しています。
■欧米では知名度が低いTOEIC
日本や韓国、台湾などアジア圏を中心に受験者数の多い英語資格がTOEICですが、実はアメリカやイギリスなどの欧米諸国ではそこまでメジャーな試験ではありません。
というかむしろ、あまり知名度は高くないのです。
「TOEICを受けようと思ってる」言っても「何それ?」と言われてしまうことも珍しくなく、受験者数もほぼいません。
ですので、当然ながらTOEIC対策用のコースもほぼ見当たりません。
TOEIC受験やスコアアップを目標に留学を考えているなら、セブが最も良いと言えます。
■TOEFLは?TOEICとは違うの?
TOEICのほかに、TOEFLという試験も聞いたことがあるかもしれません。
字面が似ているので、混同している人や違いをよく知らない人も多いです。
TOEFLは、主にアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、フランスなどなどの欧米諸国で大学に通いたい人向けの、英語試験です。
現地で外国人が大学に入るにあたって、TOEFLのスコアが一定以上あると有利になります。
逆に、一定以上のスコアがないと受け入れてくれない大学も多いです。
内容もTOEICとは全然違い、英語で大学の授業についていくために必要な能力を測るものになります。
受験料は2〜3万円とTOEICと比べて高額となっており、試験時間も3時間半〜4時間とTOEICより長いです。
また、ペーパーテストとコンピュータで受けるタイプのテストがあり、多くの場合コンピュータで受ける「TOELF iBT」のスコアが求められています。
ですので、パソコンと4時間向き合うという耐久力も要求されます。
■セブ留学でTOEFL対策もできるの?
フィリピン、セブ留学ではTOEFLの受験対策も可能です。
専門のコースがある語学学校も10ヶ所以上あります。
TOEFLはリスニングとリーディングだけでなくスピーキングやライティングのセクションもあるため、独学だけではスコアアップが難しく、留学で勉強するのは非常におすすめです。
TOEICと同様、マンツーマンレッスンで苦手な部分を集中的に克服しながら勉強できるため、効率的に学習を進めることができます。
また、TOEICと同様に、SMEAGキャピタル校で受験も可能です。
受験申し込みはインターネット上で行えます。
支払いはクレジットカードのみになるので、もし持っていない場合は語学学校を通して申し込みましょう。
受験料はUS$200です(約22,000円。ペソで払う場合はその日のレートに換算されます)。
■IELTSは?セブでも勉強できる?
もう1つ、海外留学や研修などで使われる英語テストを紹介しておきましょう。
IELTS(アイエルツ)は、イギリス、オーストラリア、カナダの大学出願のほか、移住申請に必要なテストです。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能すべてを測ります。
フィリピンでは移住に関して語学力を問われることはありませんが、上記の欧米諸国では、一個人が永住権を取得しようと思うと、かなり高い英語力を求められます。
IELTSはその英語力を示すためのテストとなっており、難易度も高いです。
セブ留学では、IELTSの対策を行なっている語学学校もあります。
上述したようにセブ留学では1対1で指導してもらえるため、文法や単語などの知識はもちろんのこと、発音の矯正などもしてもらえるため、スピーキング能力が問われるIELTSでも有効と言えます。
ただ、ライティングに関しては現状としてそこまでハイレベルな指導ができる講師を見つけるのは難しいようです。
また、IELTSでは単純に英語力を測るだけでなく、表を見てデータ分析したり、数字を扱ったりするような問題もあり、これらをフィリピン人があまり得意としていません。
ですので、IELTS対策に関してはセブ留学は部分的に活用するのが賢いと言えるでしょう。
■セブ留学で欧米留学の準備ができる
TOEFLやIELTSの受験対策ができるセブ留学は、いずれはアメリカやイギリスで大学に通いたい、海外で就職したい、海外移住したい、という夢を持つ人にも人気です。
費用も安く、気軽に英語環境を体験でき、本格的に欧米へ留学する前の練習になります。
英語力ゼロの状態でいきなり欧米に行くと、日本人も少なくまったく英語が聞き取れない自分にがっかりしてしまい、精神的に苦しむ人も多いんです。
まずは1〜2週間、セブで英語と海外で過ごすことに慣れておくと心の準備もできますよ。
もちろん、英語力も基礎があるのとないのとでは、欧米諸国に渡った時の過ごしやすさが全然違います。
■目標スコアがあるとモチベーションアップ!
TOEICにしてもTOEFLにしてもIELTSにしても、明確な目標スコアがあると、勉強に対するモチベーションも高く保てるものです。
まだ何も受験したことがない、という人におすすめなのはやはりTOEICです。
TOEICであれば受験料もそこまで高くなく気軽にいつでも受けられるので、少しずつスコアアップしていくのを楽しむこともできると思います。
努力した分が数字に現れるのは嬉しいものです。
スコアアップを保証している語学学校もたくさんあります。
初めて受けると試験時間も案外長く非常に疲れますが、最もカジュアルに受けられるテストの1つなので、まずは一度チャレンジしてみましょう!
それで自分の現在地がわかったら、そこから目標スコアを設定して取り組んでいくと良いと思います。
セブ留学を上手に利用して、英語力を着実に身につけ、夢をかなえていきましょう!