フィリピン留学のスパルタな語学学校ってどうなの?
フィリピン留学がブームになっている理由の1つとして、英語習得の効果が高いことが挙げられます。
毎日長時間勉強することになるため、嫌でも英語が身についてしまうのかもしれません。
また、マンツーマン授業であることも大きな要因でしょう。
中でも、いわゆる”スパルタ”な語学学校は効果が高いのだとか。
フィリピン留学では、日系の語学学校と韓国系の語学学校が選べるようになっています。
”スパルタ”な語学学校は、主に韓国系です。
では実際、スパルタな語学学校とはどのようなものなのでしょうか?
そして、どういったメリットや効果が期待できるのでしょうか?
あなたがこれからフィリピン英語留学を考えているなら、日系と韓国系どちらの学校を選ぶか決める必要があります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
<スパルタ校のルール>
スパルタの語学学校には、守らなければならないルールがあります。
これらのルールを守ってこそ、効率的に英語が身につくと考えられています。
■平日の外出禁止
語学学校は通常夕方までで授業が終わり、そのあとは自由時間です。
外にご飯を食べに行っても良いし、友達と飲みに出かけるのもありです。
しかし、スパルタ校ではそれができません。
平日は授業が終わっても学校に缶詰めで、課題や自習をすることになっています。
食事は寮で提供されるため、外食する必要がありません。
また、土日であっても勝手に出かけることは許されず外出は申告制となっていて、帰宅しなければならない門限も決まっています。
■出席、授業態度のチェック
語学学校は義務教育ではないので通常は自分の都合で休んでも何も問題ありません。
ただその日のレッスンが受けられなくなるだけです。
しかし、スパルタの語学学校では出席もチェックされます。
そして、授業態度についても真面目に取り組んでいるかを監視されるので、緊張感があります。
■母国語禁止
English Only Policyと呼ばれているもので、日本語など母国語を校内で話すことを禁じているスパルタ校が多いです。
授業中だけでなくそれ以外の時間も英語で全て話すので、強制的に英語漬けの生活が送れます。
■課題が厳しい
学校によっては、「1日50単語覚えなければならない」などのハードな課題がある場合もあります。
<スパルタ校が向いている人>
なんだか聞いてるだけでも「大変そう!」と思ってしまいますよね。
しかしそれでもスパルタ校が人気なのは、ちゃんと結果を出しているという実績があるからに他なりません。
厳しいだけではなく、通うメリットが大きいのです。
では、スパルタの語学学校はどんなタイプの人に向いているのでしょうか?
■怠けグセのある人
誰かに強制されなければ勉強しない、ついついサボってしまいがち・・・という怠けグセのある人にはスパルタ校はピッタリです。
何しろ、怠けられる環境がないのですから。
テスト前に徹夜で詰め込むタイプの人や、夏休みの宿題を最後まで溜め込んじゃうタイプの人なんかにもおすすめです。
■オンオフの切り替えが苦手な人
フィリピン留学ではレッスン時間以外でも自習や復習が必須になります。
その時間は一人でも集中して勉強しなければなりません。
しかし、誰にも注意されないとついスマホばっかりいじって過ごしてしまったり、友達とのおしゃべりに夢中になって、オンオフの切り替えができない人もいます。
そういう、欲をコントロールできないタイプの人にも、スパルタ校の強制的なシステムは功を奏するでしょう。
■短期間で集中して英語を習得したい人
フィリピン留学の期間は、通常長くても2、3ヶ月です。
短いと1週間程度からでも留学できます。
こういった短い期間の中でも、どう過ごすかによってまったく結果が違ってきます。
スパルタ校の母国語禁止のところなら、英語以外を話す時間がそもそもほとんどありませんので、短期間でも英語に触れている時間が長くなります。
逆に授業時間以外は全部日本語を話し遊んでばかりいれば、総合的に英語を話す時間は短くなりますので、せっかくフィリピンまで行ってもあまり身になりません。
「とにかくこの1ヶ月は集中して少しでもレベルを上げるぞ!」という気持ちで臨むことが大事です。
■TOEICスコアなど明確な目標がある人
TOEICスコア○○点以上や英検○級などの明確な目標があると、その数字へ向かって努力するので、多少厳しい環境であっても頑張れます。
フィリピン留学では、TOEIC対策に特化した語学学校も多数あります。
特に韓国系の学校は資格対策に強いです。
会社の昇進や学校進学のために特定のテストスコアが必要な人もいるでしょう。
限られた期間で目標に達するためには、やはり集中力が必要です。
スパルタ校ではその環境作りもバッチリできています。
<こんな人はスパルタ校はやめておこう!>
「フィリピン留学」は「フィリピン遊学」とも言われるほど、遊び半分の人が多いのも確かです。
南国リゾートを楽しみつつ、英語をついでにちょっと勉強したいなぁ〜というカジュアルな動機の場合は、スパルタ校に行っても苦痛なだけです。
日系の語学学校では、ゆったりコンドミニアムに滞在しながらマイペースで学べるところもあります。
授業も午前中だけ、など自分でカリキュラムを組むこともできます。
旅行気分も楽しみたいなら、1日みっちり勉強しなければいけないスパルタ校ではなく、そういった緩い学校を選ぶと良いでしょう。
いかがですか?
短期間で結果を出したい人には、スパルタ校は大変おすすめです!
しかも同じ学校に通う生徒さんたちも同じように真剣に英語習得に取り組んでいるので、刺激もあり、ライバルもいて、モチベーションが上がりやすい環境となっています。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
フィリピン、セブに留学するなら、まず自分の学習したいスタイルを考えてみてくださいね!