夏休みにフィリピン留学するならバギオがおすすめ!
日本もそろそろ初夏の陽気になってきました。
もうあと1ヶ月もすれば、本格的な夏が近づいてきますね。
日本の夏は蒸し暑く、ベタベタして不快なので苦手・・という方も多いかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、夏休みのフィリピン留学。
え?フィリピンって暑い国なんじゃないの?
って思いますよね?
実は、真夏の日本と比べれば涼しいんです!
また、フィリピンの中でも「バギオ」は、年間を通して涼しく確実に日本の夏よりも快適なんですよ!
ぜひ避暑も兼ねて検討してみてほしいと思います。
<夏でも超涼しい!バギオ>
バギオは、首都マニラのあるルソン島・北部にある中心都市です。
標高1,500メートルのところに位置しているため、年間平均気温は20度ほど。
”フィリピンの軽井沢”の異名を持ち、1年を通してほぼ気温が変動しないので、いつ行っても涼しいのが特徴です。
日本では真夏にあたる7月8月も、バギオはずっと快適な温度を保っています。
最高でも26度を超えることは滅多にありません。
フィリピンなのに日本より涼しいって意外かもしれませんが、寒い日は上着も必要なくらいの気温なのです。
バギオに来る際は、パーカーやカーディガンなどの上着は必須アイテムです!
<夏は官庁もバギオへ移動>
フィリピンでは毎年3〜6月の最も暑い時期になると、大統領府や各官庁をバギオへ移動させるという習慣があります。
これは「Summer Capital(夏の首都)」と呼ばれています。
<降水量は7〜8月多め>
日本の梅雨のようにしとしと毎日降るわけではありませんが、バギオでも6〜8月は雨が多くなります。
ただ、どちらかというと短時間に集中して降る雨が多く、1日中雨に悩まされることはあまりありません。
折りたたみ傘を持っていくと便利です。
<治安が良好!>
バギオが留学先におすすめの理由として、治安の良さが挙げられます。
マニラやセブはそれなりに危ない場所として知られていますが、バギオに関しては日本の東京と大差ないほど安全と言われているのです。
もともとアメリカ軍の避暑地として使われていたこの地は、今は政治家や有力者たちなどのいわゆる富裕層が多く住んでおり、貧困層が少ないため、犯罪率が低くなっています。
また、財政が安定しており、バギオで働く人々に経済的な不満が少ないことも、治安の良い理由の1つです。
バギオでは、タクシーのぼったくりもほぼいませんので、フィリピン初心者も安心して滞在できます。
マニラではまず考えられないくらいみんな親切で、細かいお釣りまでしっかり返してくれますよ!
女性が一人で出歩いても平気です(もちろんスリなどの軽犯罪はゼロではないので持ち物には気をつけましょう)。
ストリートチルドレンもほぼ見かけることはありません。
<勉強に集中できる環境>
バギオには、マニラやセブのような華やかなエンタメはありません。
どちらかというと田舎で、ちょっと退屈に感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、だからこそ静かに英語の勉強に集中できる環境があります。
実際、マニラやセブのようにごちゃごちゃと混沌とした雰囲気はなく、道路も綺麗に整備されており、全体的に落ち着いています。
また、セブほどではないものの、ショッピングモールや銀行などもちゃんと揃っており、決して不便というわけでもありません。
<山だけど、ビーチも行ける!>
バギオは山にある都市なので、セブのようにマリンスポーツを楽しむのは無理かな?と思うかもしれませんが、実は車で1時間ほどのところに「サンフェルナンド」という街があり、そこにビーチもあります。
またここは、サーフィンの聖地としても有名です。
せっかくフィリピンに行くのだから海でも遊びたい!という方は、ぜひここへアクセスしてみましょう。
<バギオの語学学校>
フィリピン留学といえばセブ!というイメージが先行し、バギオってあまり聞いたことがない・・と思うかもしれませんが、実はバギオには留学地としての伝統と歴史があります。
フィリピンの語学学校でよく採用されている「スパルタ形式」は、実はバギオの学校が発祥です。
平日夜は外出禁止、放課後の自習は強制、母国語禁止・・などなどの厳しいルールはあるものの、短期間で英語力を集中的にアップさせたい方には効果的な環境です。
また、バギオの語学留学は伝統があることから、講師の質も安定していると言われています。
<日本人が少ない>
バギオには、日本人留学生が少ないというのもポイントです。
セブには大量の日本人がいて、ついつい英語ではなく日本語でしゃべってしまうことも多くなります。
それがバギオでは、英語で話す機会がぐっと増えるため、上達も早まるというわけなのです。
<地方なので授業料も安価>
マニラやセブの語学学校と比べると、授業料も安価に設定されています。
期間が長くなればなるほど差が出てくるので、3ヶ月など長めの留学を考えている人は、バギオは非常におすすめです。
<バギオの観光スポット>
静かで涼しい郊外都市として知られるバギオですが、実は観光スポットもちゃんとあります。
バギオ留学するなら、ぜひ週末に観光地にも足を運んでみましょう。
歴史を知れるスポットもあります。
■バギオ大聖堂
バギオの繁華街から歩いて行けるキリスト教の大聖堂。
なかなか迫力があり、中のステンドグラスが美しいです。
■セッション・ロード
バギオの繁華街のメイン通りです。
おしゃれなカフェやレストランなどが並ぶ、歩いているだけで楽しいストリート。
■バギオ・シティマーケット
色鮮やかなフルーツや野菜などが買える、東南アジアらしい雰囲気たっぷりのマーケット。バギオの名産であるイチゴを買うのがおすすめです!
■マインズ・ビュー・パーク
バギオの市街と山々を一望できる展望スポットです。
山岳民族の衣装を着て写真を撮るのが定番。
■セントルイス博物館
セントルイス大学構内にある博物館。コルディリエラ地方の山岳民族の暮らしや民族衣装、伝統家屋などについて学べます。
■セント・トーマス山
標高2,000メートルほどの山で、ハイキングや登山が楽しめます。山頂にミッキーマウスの耳のようなアンテナが2つ付いているため、通称ミッキーマウンテンとも呼ばれています。
<山々に囲まれて静かに留学したい派におすすめ>
いかがですか?
日本人にはまだあまり名前が知られていないバギオですが、留学地としては大変魅力の多い都市だと思います。
なんといっても、日本の夏の蒸し暑さから解放されるのは最高ですよね♪
勉強に最適な環境もしっかり整っているので、静かに落ち着いて語学力を上げたいという方にぴったりです。
ぜひ夏休みは、バギオ滞在を検討してみてください。
1ヶ月ほどの留学はもちろん、1週間くらいの短期でも可能です。