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フィリピン、ドゥテルテ大統領の支持率が高い理由とは?


フィリピンのドゥテルテ大統領といえば、かなり大胆かつ個性的、そして「フィリピンのトランプ」と言われるほど破天荒であることで知られています。

しかしながら、彼の国民からの支持率は依然として高いようです。

2018年12月にフィリピンの民間調査会社ソーシャル・ウェザー・ステーションが行なった調査によれば、フィリピン国民の74%がドゥテルテ大統領に肯定的であることがわかりました。

また、2018年6月にパルス・アジアという調査会社が行なった調査では、ドゥテルテ大統領を「支持する」と答えた人は88%、「信頼している」と答えた人は87%の割合でした。

半年前に行われた同様の調査で、それぞれ80%、82%だったことから、大統領への信頼度はますます上がっていることが分かります。

 

<ドゥテルテ大統領の軌跡と人気ぶり>

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はもともと政治一家の出身で、父親をはじめ従兄弟や娘も政治家です。

大統領に就任する前はミンダナオ島のダバオ市長を務めており、役人の汚職撲滅やゴミの分別制度、公共の場での禁煙、防犯体制の強化、夜間のアルコール販売禁止など、さまざまな大改革を行いました。

その結果、もともと「フィリピンで最も危険な街」であったダバオを「東南アジアで最も平和な街」へと変貌させた実績を持ちます。

数々の暴言や女性スキャンダルなども絶えない人物ですが、その強いリーダーシップからファンも非常に多く、他の国では見られないような正義のヒーロー的人気を誇る大統領となっているのです。

 

<ドゥテルテ大統領が支持される理由とは?>

麻薬撲滅戦争で数多くの批判を浴びているにも関わらず、国民からは安定して支持され続ける理由とは何なのでしょうか?

 

■高い経済成長率

まず最初に挙げられるのは、フィリピンの高い経済成長率でしょう。

フィリピンの一人当たりのGDP(国内総生産)は、2017年に過去最高の2,891ドル(約31万円)を記録しました。

一般的に、一人当たりのGDPが3,000ドルを超えると、人々が生活に最低限度必要な衣食住が足りるようになり、自動車や家電製品、家具などの耐久消費財の売れ行きが加速され、便利さや快適さを追求した日用品が売れ始めると言われています。

そして、一人当たりのGDP3,000ドルを超えたあとは消費が爆発的に拡大し、10,000ドルに達するまで経済が成長し続ける、といった傾向があります。

また、フィリピンでは一人当たりの購買力平価GDPも2017年には過去最高の7,599ドルとなりました。

深刻化していた失業率も現在は5%ほどまで低下し、確実にフィリピンの経済が潤い始めていることが分かります。

2017年にアメリカの調査会社ギャラップが行なった調査によると、フィリピン人の28%が「自国の経済は好調」と答えており、前年の26%を2ポイント上回る結果となりました。

 

■好調な不動産事業

今後の経済成長を見越してフィリピン不動産に投資する外国人が急増したことも、フィリピン経済が順調な理由であり、それによってドゥテルテ大統領の支持率も維持されています。

特に現在フィリピンには中国人が急増しており、都市部の不動産をどんどん買い付けています。

そのため、特にマニラ首都圏などの都市部の経済は潤っており、そのエリアでの支持率も高くなっています。

 

■麻薬戦争を支持する人々も

麻薬取締という名目ですでにフィリピンでは5,000人以上が殺され、人権侵害、超法規的措置、殺人犯だ・・と、ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅政策は世界中から批判されています。

しかし、そんな状況の中でも、実はフィリピン国内では彼の強権的な政策を支持する声も多いです。

麻薬が蔓延することで犯罪が増え、まともに働ける人々が減り、真っ当な教育が受けられれない子供たちが増え、街の治安が悪化することは間違いありません。

麻薬ビジネスによってフィリピン社会全体の腐敗を招いていることに、国民はいい加減嫌気が刺しています。

ドゥテルテ大統領を支持している人たちの中には、「麻薬売人がいなくなればフィリピンは平和で安全になる」と考える人々が相当数いるようです。

フィリピン政府は、2018年9月までに覚醒剤1,480キロを押収したほか、麻薬常習犯の集まる場所を242ヶ所解体し、さらに麻薬犯罪に関わったとされる政府職員582人を逮捕したとのこと。

ダバオ市長を務めていた時代に強権的な政治で街の治安を大幅に改善した実績のあるドゥテルテ大統領は、同様の政策で国全体の治安を向上させたい考えです。

 

■少数民族を大事にする精神

ドゥテルテ大統領が支持されているのは、その政策によってある程度の結果が出ているからだけではありません。

彼の人物像もまた、愛されている理由となっています。

その1つに、ドゥテルテ大統領は少数民族を大事にする精神を持っている、という点が挙げられます。

彼はダバオ市長時代に、初めて少数民族の議員枠を作りました。

もともと彼は、レイテ島マアシンという田舎町の出身で、母親はミンダナオ島の先住民マラナオ人(イスラム教徒が多い民族)でした。

決して裕福とは言えない子供時代を過ごし、さまざまな民族との混血でもあるドゥテルテ大統領は、自然と少数民族の権利や彼らの宗教を尊重するようになったのでしょう。

一部の富裕層や役人たちだけが権力を行使して裏金で贅沢に暮らす、といったことは、彼の正義に反するのですね。

こういった、弱い立場の人たちを守ろうという姿勢も、ドゥテルテ大統領の高い支持率に繋がっていると思われます。

 

■命がけの政治

ドゥテルテ大統領は、麻薬戦争のほか、「アメリカと決別する」と発言したり、一見暴力的とも思える言動をしているように見えますが、それもまた高い支持率に繋がっていると思われます。

みんなが思っていることや、本当は言いたいのに言えないことをはっきりと言う人物というのは、批判と同じくらい人気も得られるものです。

私たち日本人から見ても、アメリカに対し煮え切らない態度を続ける日本の首相と比べたら、よっぽど清々しいのではないでしょうか。

ドゥテルテ大統領はあちこちから飛んでくる批判に対し、「私が失脚するならそれも運命だ。私が死ぬなら、それも運命だ。大統領とは暗殺されるものだ。」と述べています。

これまでの大統領と比べても、彼ほど正直で問題と体当たりしていく人はいません。

まさに体当たりの政策ですね。

こういった大胆なやり方が、フィリピンを根っこから改革してくれると国民は信じているのです。

 

<今後のドゥテルテ大統領とフィリピンはどうなる?>

インフラ整備の遅れや貧富の差、南シナ海問題など、まだまだフィリピンには対峙しなければならない問題が山積みではあります。

しかし、ドゥテルテ大統領が就任してから確実にフィリピンに活気が出ていることは間違いありません。

個人消費が拡大し、外国からの投資が増え、新しい雇用も生まれています。

また最近では、「国名をフィリピンからマハルリカに変えたい」といった新しい発言も飛び出しています。

もはや彼はフィリピン国内のみならず、世界中から注目される人物となっているのです。

任期が終了する2022年まであと4年ですが、この間にドゥテルテ大統領はどのような動きを見せるのか?そしてフィリピンがどう進化・発展していくのか?注目していきたいですね。


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