フィリピン留学で知っておきたいデメリット
フィリピン留学は、
・リゾート地で英語が学べる!
・日本から近いので行きやすい!
・物価が安い!
・学費が安い!
・マンツーマン授業で効果が高い!
・キレイな海、ビーチを満喫できる!
などなどのメリットが多く、日本人に大変人気ですが、当然ながらデメリットもあります。
今回は、実際にフィリピン留学、セブ留学をしたことがある人たちの声をもとに、フィリピン留学のデメリットについて聞いてみましょう。
<治安が悪い>
日本は世界で最も治安の良い国なので、外国ならどこへ行っても多少は日本より危険ですが、フィリピンは世界的に見てもそれほど安全な国ではありません。
ミンダナオ島で去年テロがあったことは記憶に新しいと思います。
もちろん、留学エリアとなっているメトロマニラやセブに関してはテロなどは起こっていませんが、スリや窃盗はよくあることです。
派手な格好や露出の多い服などは避け、財布やスマホは安易に見えない場所で管理しましょう。
日本人は特にお金持ちだと思われているので、言葉巧みに近づいてくる見知らぬ人に話しかけられても無視してくださいね。
<不衛生なところがある>
神経質なタイプの人にはちょっと厳しいかもしれません。
道路にはゴミも結構落ちていますし、ローカルな食堂は日本のように清潔ではありません。
東南アジアではよく見かける屋台フードも、衛生管理がずさんなところもあり、免疫のない日本人が食べるとお腹を壊すこともあります。
また、生水も飲めません。
常に口に入れるものには気をつけなければならない環境です。
<交通渋滞がひどい>
マニラやセブはとにかく交通量が多いです。
それなのにインフラがちゃんと整備されていないので、渋滞がひどいんです。
通常なら15分しかかからないところが、混雑時は1時間以上かかることもあります。
留学中は寮で暮らすことが多いので、留学生にとってはそれほど問題ではないかもしれませんが、外出時には予定よりも大幅に遅れて目的地に着くこともあるでしょう。
また、運転マナーも悪く信号も少ないので、車にひかれないように注意して歩かなければなりません。
<空気が汚い>
上述したようにマニラやセブでは交通量が多いため、排気ガスによる空気の汚染がすごいです。
住み始めると喉をやられてしまう人もいます。
そのため、留学生のほとんどはタクシーで移動します。
タクシー代は安いのでお金の面はそこまで気にならないでしょう。
外出したら手洗いだけでなくうがいも忘れずに。
<虫が多い>
南国ですのである程度は仕方ないですが、蚊、アリ、ハエ、ゴキブリなどの虫は圧倒的に日本より多いです。
特に蚊は、刺されるとデング熱などに感染する危険もあります。
食べ残したお菓子などを部屋に置いておくとアリがたかってきます。
市場で売られている野菜や果物にはハエがとまっています。
日本より大きめサイズのゴキブリが至るところにいます。
虫が特に苦手という人にとっては、フィリピン留学はちょっと苦痛になってしまうかもしれません。
日本からは、虫除けスプレーやアリの巣コロリなどの殺虫・防虫剤を持参することをおすすめします。
<英語に訛りがある>
フィリピンの母国語は英語ではないため、講師の英語が訛っていることがあります。
ひどいと感じたら先生を変えてもらうことも可能です。
また、アメリカ英語がベースではあるものの、フィリピン人はスラングなどは知りません。
とはいえ、もちろんキレイな発音で話す講師もいますので、そこまで心配はいりません。
どうしてもネイティブ発音でなきゃ嫌だ!という方には、フィリピン留学は向かないでしょう。
<日本人が多い>
フィリピンに来ている留学生のほとんどは、日本人、韓国人、台湾人などです。
どこの学校へ行っても、日本人はある程度いると思って良いでしょう。
「日本人のいない環境で勉強したい」「英語漬け生活がしたい」という方もたまにいますが、フィリピン留学では難しいと思ってください。
ただ、日本人が少なめの学校というのはあるので、エージェントに確認してみましょう。
<フィリピン人と日本人の違いに戸惑う>
どこの国へ行っても文化の違いに驚かされることはありますが、それはフィリピンでも同様で、まず一番驚くのは時間に平気で遅刻してくることでしょう。
「フィリピーノ・タイム」という言葉が存在しているほど、彼らは平気で30分くらい約束の時間に遅れてきます。
日本のようにきっちり5分前には到着しているべき!と考えるタイプの方には、フィリピン人とは合わないかもしれません。
単に文化の違いと思って諦めるか、自分も遅れていくのがベストでしょう。
ちなみに、まだ家にいるのに「もう向かっているよ!」などと悪意のない嘘をつくのもフィリピン文化の1つだそうです(笑)
寛容になることが大事ですね〜。
ただ、学校の授業などはしっかり時間通りに始まりますのでご安心を。
語学学校を経営しているのはほとんどが韓国人か日本人です。
■デメリットも踏まえて留学しよう!
渡航前にしっかり現地のことを知って「このくらいのことなら大丈夫!」と思えるなら、フィリピン留学をぜひおすすめします。
上記のようなことは、気にならない人は全く気にならないでしょう。
そして、どこの国に留学してもデメリットはあります。
自分に合った留学スタイルを見つけて、効果的に英語を身につけてくださいね!