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フィリピンのSkype英会話業界はまだチャンスある?


インターネットさえあればいつでもどこでも好きな時間にレッスンが受けられ、しかも料金が安いことで人気を博しているオンライン英会話。

スカイプ英会話とも呼ばれている、テレビ電話を利用したマンツーマンの英会話レッスンで、1レッスン25分あたり100円以下と破格。

忙しい社会人でも、仕事から帰宅後や早朝などに自宅で英語が練習できるのが最大の魅力です。

そんなオンライン英会話市場の要となっているのが、フィリピン人講師たちです。

スカイプ英会話が安い理由は、人件費の安いフィリピン人講師たちを起用しているからです。

フィリピン人は英語ネイティブではありませんが、小学校から英語で授業を受けており、ほとんどの国民がバイリンガルです。

そんな彼らにとって「講師」という仕事は、他の職業よりも給料が高く、憧れの仕事の1つ。

日本の会社に雇われ、英語を教える仕事に就けるのは非常に幸運なことなのです。

 

そんなフィリピンのオンライン英会話市場。

日本の多くの起業家たちが、この業界に参入しようと試みてきています。

多忙な日本人がスキマ時間に英語力をつけたいと考えているのは間違いありませんし、需要は十分にあります。

 

しかし、実際にオンライン英会話市場に参入し、大手と並んで競争に勝つのは簡単なことではありません。

スカイプ英会話が流行したばかりの頃に、実に100社以上がこの業界へ足を踏み入れましたが、その8割以上はもう現在は廃業になっています。

理由はさまざまですが、要するにオンライン英会話市場で勝つには、絶対的に必要な条件がいくつかあるのです。

 

■優秀な講師の確保

これが一番重要かつ難しいところです。
多数の企業が市場へ参入してくれば、当然ながら講師の需要も高まります。
そして、優秀な講師ほど、先に他社に取られていきます。
英語がネイティブランゲージではないフィリピンでは、残念ながら英語力が低い講師も存在しているのです。
日本人は英語コミュニケーション能力こそ平均より低いものの、文法的な知識は豊富に持っている人が多いです。
そんな中で、フィリピン人講師の文法間違いに気づくことも、実は多々あるのです。
そういうことが一切なく、本当に英語力が高い優秀な講師というのは、なかなか確保できないのが現実です。
また、能力だけでなく、集客のためには外見の良い講師が有利です。
見た目と中身が両方とも優秀な講師となると、やはり採用にもかなりの時間とお金をかけることになります。

 

■広告費の予算確保

ぶっちゃけ受講する側としては、質と価格が見合っていればどこの会社のレッスンを取ろうがあまり気にしないと思います。
だからこそ、ネット検索して一番上に出てくるもの、電車や街中で聞いたことのある名前の会社、もしくは知っている芸能人のモデルを起用しているような会社を選びがちです。
要するに、莫大な広告宣伝費をかけている会社が勝つということ。
個人で細々とオンライン英会話事業を始めようとしても、まず消費者に見つけてもらえないんですね。
生徒が集まらなければ英会話事業は成り立ちません。

 

■諸経費の予算確保

フィリピンは確かに人件費は安いです。
しかし、いざ事業をやるとなると、その他の経費が案外高い。
特に、フィリピンは電気代が日本と比較して大差がありません。
経費が高すぎるゆえに、利益がなかなか出ないという問題で事業を諦める人も多いです。

 

■安定したインターネット回線の確保

フィリピンは現在、経済成長の真っ只中で、インフラもどんどん整備されてきてはいますが、ネット環境に関してはまだまだ世界的にみて最低ランクです。
速度が遅く、安定せず、すぐ停電になって途切れる、などの問題を抱えています。
そのため、多くの企業が2つ以上のプロバイダーと契約して、片方が切れても大丈夫なように対処しています。
つまり、ネット代もそれなりに経費がかかるということ。
また、単純にネットが使いにくい環境では勉強も仕事もスムーズに進みません。

 

上記のような条件をクリアし、十分な時間、そして問題解決方法を用意した上で臨まなければ、フィリピンのSkype英会話事業で成功するのはかなり難しいでしょう。

また、単純に、高品質で安い!というだけでも勝負するのが難しくなってきています。

業界は飽和状態だからです。

これから新たにオンライン英会話業界に入っていって成功したいのであれば、これまでにないアイディアや、差別化できる武器を持つことが不可欠だと思います。

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