マニラの台風と停電・洪水被害
フィリピンでよく聞く自然災害といえば、台風です。
日本もそうですが、毎年大きな被害が出ており、特にインフラが整っていない地域では洪水も深刻な問題となっています。
ただ、フィリピンと言っても台風を集中的に受けるのは首都のマニラで、特に6〜10月の雨季や9〜10月は要注意です。
雨季には午後にスコールが降ります。
台風の時にまず最初に停まるのは電気です。
数十分停電することもあれば、長い時だと2日ほど電気なしで生活するようなことも起こります。
ただし、日本人が泊まっているようなある程度のグレードの高いホテルや、マカティなどの高級住宅街にあるコンドミニアムにおいては、自家発電装置があるため心配ありません。
郊外のモーテルなどの安宿では停電することがあるので、ろうそくやマッチなどは持っていたほうが安心だと思います。
マカティやBGCの外は、道路もすぐに冠水してしまうため、外出は難しくなるでしょう。
タクシーはつかまりませんし、トライシクルなども走れなくなることが多いです。
外出ができないとなると、その間はレストランにもスーパーにも行けないことになります。
そのため、台風の時期はあらかじめ保存できるタイプの食料を少しストックしておくことをおすすめします。
旅行ならば、できれば台風の時期は避けたほうが無難です。
旅費は安くなりますが、全然楽しめずに終わってしまうこともあります。
11〜2月の「クールドライ」と呼ばれるシーズンは、雨もなく暑すぎずとても快適ですよ。