ミンダナオ島の紛争が終結
今年の5月に発生したミンダナオ島マラウイにおける、フィリピン国軍とイスラム過激派組織「マウテ・グループ」の紛争が、ついに終結したそうです。
フィリピンのロレンザーナ国防相が23日に、「すべての掃討作戦を終えた」と宣言しました。
今もなお市内では銃撃は続いているそうですが、軍部隊によって武装勢力は完全に鎮圧され、長い戦いに終止符が打たれたようです。
軍のスポークスマンは「テロリストはもういない」と述べています。
紛争発生から5ヶ月経ちましたが、その間に市民や戦闘員含め1,000人以上の死者が出ました。
現在は人質も全員解放されたとのことです。
とはいえ、街は紛争によって大きなダメージを受けており、解放された人質たちも、すぐに元の生活に戻ることはできないでしょう。
今後はマラウイ市をどう復興していくかが問題になりそうです。
このミンダナオ島での紛争により、マニラやセブにも危険が及ぶのではないかと不安に感じていた日本人も多いと思いますが、とりあえずは一安心できそうですね。