フィリピン人は自分が大好き
フィリピンに行くと、スマホで自撮りしている人をよく見かけます。
それも、友人などと一緒ではなく、自分一人で撮るスタイルが主流です。
フィリピン人は一般的に自分が大好きです。
男でも女でも、自分の容姿に自信を持っているので、いろいろな場面で自撮りをしてはFacebookなどのSNSに投稿するのです。
2014年に行われた調査によると、マニラのマカティは、”世界一「自分撮り」好きな都市”で堂々の１位となっています。
この国民性は、「GGSS」というフィリピンスピリットから来ていると言われています。
「GGSS」とは、セブアノ語の「グアパ・グアパ・サ・サリリ（Gwapa Gwapa Sa Sarili）」の頭文字で、「私はとても美しい」という意味。
「自分の写真を投稿するなんて恥ずかしい、ナルシストだ」などと考える日本人とは、全く違ったマインドを持っているのです。
この国民性に加え、フィリピン人は陽気で楽しむことが大好きな人種です。
「今を楽しみたい」というそのポジティブな生き方は、私たち日本人も少し見習いたいものです。
ただ、その楽観さは、時間や期限を守らない、仕事が手抜き、などのちょっとした問題にもつながっています。
日本人が一緒に働くとなると、イライラすることもあるかもしれません。
彼らの慣習や文化をよく理解しつつ、上手に人間関係を築きたいですね。
