フィリピン人の平均年収と格差社会 2023年
■フィリピンの方の収入が増えている
コロナ後の現在は、リモートワークが増えて複数の仕事をこなす人が増えている。フィリピンの現状の最低賃金は560peso しかし、最低賃金を貰っている人はメイドやガードマンやドアマンなど単純な仕事だけです。そのような低賃金は少ない。そうなると、今のフィリピンの方の収入はどれだけ上がっているのか?ここに格差の問題があります。
フィリピンは、中流層や富裕層が存在する一方で、貧困層が非常に多い国です。特に農村地帯では、多くの人々が貧困に苦しんでいます。
フィリピンには、首都圏や観光地などの都市部と、農村地帯などの地方部があります。都市部では、就職や教育の機会がより多く、生活水準も高い一方で、地方部ではこれらの機会が限られており、貧困層が多くなっています。
フィリピンは、教育の質やアクセスが格差化しています。都市部や富裕層の子女は、高品質の私立学校に通うことができる一方で、地方部や貧困層の子供たちは公立学校の教育しか受けることができません。
フィリピンは、男女格差が問題となっています。女性の就業率は男性よりも低く、女性の賃金は男性よりも低い傾向があります。また、女性の教育の機会も男性よりも限られているため、女性が貧困に陥りやすい状況にあります。
これらの格差は、社会や経済の発展を妨げる要因となっています。フィリピン政府は、これらの問題に対して積極的に取り組んでいますが、解決には時間がかかると考えられます。
■若い世代で複数の掛け持ちで仕事をする
フィリピンにおいても、COVID-19パンデミックの影響により、多くの人々がリモートワークをするようになりました。また、リモートワークにより、地域や時間に縛られない柔軟な働き方が可能になったことから、複数の仕事をする人も増えています。そして、大きく変わったのが学生の収入だろう。コロナ前は学生はアルバイトもなかった。しかし、NFTゲームやライブ配信などインフルエンサーも相当な人数増えました。
■バイリンガルが多いフィリピン
フィリピンは、英語とフィリピノ語が公用語として使用されており、多くの人々がバイリンガルであると言われています。また、英語教育が盛んであり、多くの人々が英語力を持っています。これは、海外企業の進出やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業の発展に貢献しているとされています。
一部の産業では、英語力を有する人材が必要とされるため、バイリンガルであることが給料の高さにつながることがあります。例えば、BPO産業では、英語でのカスタマーサポートやデータ入力などが求められるため、英語力を有する人材が重宝されます。
ただし、給料が高くなるかどうかは、産業や職種によって異なります。また、バイリンガルであることが給料に直結するわけではありません。他の能力やスキル、経験、求人市場の需要と供給のバランスなども重要な要素となります。
例えば、日本語と英語が可能なスタッフの雇用は、昔ならN3レベル 3万ペソでしたが現在では5万ペソ N2レベルだと7万ペソ N1なら10万ペソ以上はかかると思います。
■毎年、収入は上がると予想されるフィリピン
平均年齢23歳のフィリピンは経済成長は確実だ。しかも、開発が2028年まで全土であります。2026年には地下鉄が開通する。色々なインフラが整い新しいビジネスも増えて雇用も増えるでしょ。特にフィリピンでは英語が話せる方は人口の90%以上です。そんなフィリピンの方が今後、日本の収入よりも遥かに超えると想定できます。
■日本の1960年代から現在
日本の1960年代の平均年齢が24歳でした。その後、日本は経済成長をして日本は世界でも有数な経済大国となりましたが・・・少子高齢化などで先を考えればフィリピンには負ける。今こそ、日本の若い方は世界に羽ばたいて欲しいです。フィリピンの20年前は、本当に少なく貧困な方が多かった。しかし、富裕層も増え若い方がお金を稼ぐ時代になっています。今後のフィリピンはまだまだ伸び代があります。