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ビットコインは危険?マウントゴックス事件とは?


「マウントゴックス事件」をご存知でしょうか?
これは2014年の3月7日から3日間の間に、東京に拠点を置く取引所「マウントゴックス」から、75万BTC(当時で約115億円相当)が不正アクセスによって何者かに勝手に引き出されたという事件です。
(ちなみにこれはあくまで当時のレートであり、現在はこの5倍以上の金額に相当することもあります。)
 
マウントゴックスは、2013年には全世界の取引の7割を取り扱っていた、世界最大の取引所でした。
しかし、同年11月には、払い戻しの遅延が報じられていたのです。
そして2014年、事件は起こりました。
 
ビットコインは、ユーザー同士がコンピューターで管理しているものですが、その不具合を利用してサイバー攻撃を受けたというのです。
 
これは、紙幣やコインが存在しない仮想通貨を持つことはやはり怖いものなのだというイメージを、日本中の人に植え付けることになりました。
芸能人も数名からんでおり、メディアでも報道されていたので、覚えている人も多いと思います。
今まで投資してきた人たちのお金はどうなるのか?と、大問題になりましたが、結局はマウントゴックスが破綻することになりました。
しかしこの後、警察の調べで、ビットコインが内部関係者に抜き取られていることがわかったのです。
しかし、誰がどのようにそれを行なったのか、そして消えたビットコインは誰の手に渡ったのか、究明するのは難しいとされていました。
警察にはそこまで操作する能力がなかったのです。
この事件に際し、そもそもビットコインは通過なのか?という議論が起こりました。
そして日本の財務省は「ビットコインは通過ではなくゲームコイン」だという判断をしました。
つまり、お金として扱われないため、国は被害者を保護しない立場をとったのです。
ゲームであれば、架空のキャラクターやデータがもし消失しても、国の保証の対象外になりますよね。
債務超過に陥っていたマウントゴックスは、顧客が持っていた75万BTCのみならず、購入用の預かり金も最大で28億円消失していました。
これに対し、マウントゴックスの社長であるマルク・カルプレスは申し訳ないと謝罪しました。
顧客の75万BTC、そして自分が保有していた10万BTCも失ったと言ったのです。
しかし、事件の捜査を進めるうちに、結末は意外な方向へ向かいました。
実はサイバー攻撃は嘘であることがわかったのです。
購入された記録がないのに、残高が増えている不審な口座も見つかりました。
これにより、犯行は内部の人間によって行われたことが、明らかになったわけです。
そして、その容疑者の候補として、社長であるマルク・カルプレスが浮上しました。
蓋を開けてみると、彼が自分名義の口座のデータを改ざん、水増しし、不正操作を行なっていたのでした。
その後逮捕され、事件は終結。
ビットコインのイメージは格段に下がったかと思われましたが、実はこのあと、ユーザーが減ることはありませんでした。
この事件を目の当たりにしても、ビットコインには投資の価値があると踏んでいる投資家たちがたくさんいたのです。
現在もビットコインをめぐっては、賛否両論あります。
しかし、時代を読んで資産運用をする人々は、まだまだビットコインのポテンシャルに期待しているようです。